COLUMNコラム

「学んでおしまい」から卒業して、学びを最大限・現場に活かす3つの方法

カウンセラー・セラピストが独立後、
5年10年と長続きする開業・起業支援コンサルタント、川越恵です。

 

カウンセラー、セラピストが
「学んだこと」を最大限に活かす3つの方法

をご紹介します。

 

 

「学んだこと」を最大限に活かす方法その①

(ちなみに、右から4人目の黄色い?服が私です)

大阪・本町にあるドーンセンターの7階・400名が収容するホール・・・広かったです

このドリプラは、「夢のない子供が多いならば、まずは大人が、夢を持ち、夢を語る姿を見せよう」という趣旨のイベントです。

7・8年前くらいに、ドリプラを見たことはあったのですが、まさか自分が出場することになるとは、夢にも思いませんでした。

実は、今年の3月に開催したリピート・エッセンス講座の受講生さんから
「よかったらエントリーしませんか?」とお声がけ頂きまして。

あれよあれよという間にエントリーシートを書いて、出場が決まりました

プレゼンプレゼンテーションの時間は、一人10分間。
4月から準備をはじめ、想いのこもった夢を、たった10分に集約して伝えきる。
なかなかに大変なことでした。

WOMANドリプラ(略してウードリ)の代表・アンディさんは
「プレゼンに意味はな
い」と度々語ります。

 

 

(マイクを握っている方が、アンディさんです

それに対して、7名のプレゼンターは、一同「?」と首をかしげます。

「ドリームプラン”プレゼンテーション”なのに、プレゼンに意味がないって、どゆこと

と、少なくとも私は思いました。

しかし今は、その意味が分かります
ウードリを通して、この言葉が、一番の学びかもしれません。

この言葉には、いろんな意味が含まれていると、私は感じています。

一つには、
【プレゼンを上手く作りこむことが大事なのではない。
プレゼンを作る過程で、
「誰のために、何のために、どんな世界のために、どのような夢を描くのか。
それは本当の本当に、自分が目指していることなのか?
そして、なぜそれを目指すのか?」
といった根幹と、とことん向き合うことが大事】だということ。

それが、ビジネスをはじめる・加速させるために出てくる、ありとあらゆる障壁を、
諦めずに乗り越えていく覚悟に繋がるから。

そしてもう一つは、
【プレゼンを上手にしたり、多くの人を感動させたりすること以上に、
その夢の実現のために人事を尽くして、
その夢を実現していけるかどうかも大事】だということ。

ドリプラの趣旨は
「大人が夢を語る姿を、次の世代の子供たちへ≪見せて≫いくこと」ですが、
一方で、その実現のために全力を尽くす姿を≪見せて≫いくこと、
実現に向かい変化していく世界を≪見せて≫いくことも、
その趣旨に含まれていると感じています。

こうした気づきは、「プレゼンに意味はない」と言われた当時、
その言葉の意味が分からず、必死に考えて、考えて、たどり着きました

もし、「言葉の意味が分からない」と、
その言葉を受け取らずに、考えることを放棄していたら、
決し
て新たな気づきはなありませんでした

これまでの人生で築いてきた、自分の価値観や在り方がありますが、
もし私の学び方が
「自分の価値観に合っていそうかどうか」
「在り方に反していないか」
といった問いに「NO」とか少しでも「NOっぽい」と感じたら、
相手の言葉を「自分には合わない」「必要ない」とシャットアウトしていたら、
新たな学びはありません。

成長していくには、自分だけでは”知覚出来ない範囲”のことを知り・得ることが必須。

ちょっと聞いて「分かる」「分かりそう」なことは、

時間はかかっても、いずれ分かる。

だからこそ、意識する必要のあることは
「それってどういうこと?」
「自分には合わなそう」
と思うものの中に、大きな学びのヒントがあると、知ること。

これは、意識していないと、無意識に相手の言葉をシャットアウトしてしまうので、意識する必要があります。

多くを学ぶ以上に、まず大事なことは、その学び方。
学び方が間違っていると、学んでも学んでも、学びは手から零れ落ちていきます。

逆に、学び方を身に着けると、ひとつの機会・経験から、
何倍もの学びを得ていけます

最後に、↓は、ドリプラ当日に応援に来てくれたみんなとの一枚です

 

「学んだこと」を最大限に活かす方法その②



仕事柄、成果の作り方について質問をもらうことが多いですが、
そもそも「成果」を作りに行く上で、どのような土台が必要か、知っていますか?

逆に言えば、その土台がないと、成果は非常に出にくいということです。
これは、自身で成果を出す上でも、人に成果を出してもらう上でも、同様です。

私が小学生のころ、夏休みの課題で「ミニトマトを鉢植えで栽培する」というものがありました
「赤い完熟のトマトになるまで育てて、食べる」までが課題でした。


今思うと、毎日、少しずつ変化していくトマトを観察して、メモをしていくのですが、当時の自分にとって、水やりや肥料をあげるタイミングを考えながら、
しかも最終的に育て上げたら、大嫌いなトマトを食べなくてはいけないというのは、なかなか酷な課題でした
(ちなみに、今は好きです

最終的に赤い完熟のトマトが生り・・・家族に食べてもらいました(笑)

完熟のトマトを栽培するまでの道のりは、

「嫌いで食べたくもないけど、枯らしては可哀想」
「課題をやらないと親や先生に怒られる」

といった思考があり

「水をやる」
「日向に置く/天気が悪い日は室内に置く」
「肥料をやる」
「わき芽(葉や茎の付け根から出る枝みたいなもの)をとる」

といった行動があり

完熟になったら鳥に食べられたりしながら(笑)、
なんとか栽培に成功した、

という成果に繋がりました

これは、よくビジネスでも言われることですが、成果に至るまでには、そもそも行動が必須。
それ故に、「行動(量)が大事」と言われますよね。

しかし、その行動を作り出しているのは、思考(考え方)です。
思考(プラン)→行動(アクション)→成果(チェック)の重要性が説かれています。

ですが、その思考(プラン)の前にあるもの、これが重要です。

 

それは、【前提】です。

今回のトマトの話では

「嫌いで食べたくもないけど、枯らしては可哀想」
「課題をやらないと親や先生に怒られる」
という思考がありましたが、

もし、
「栽培しても上手く生るかどうか分からないし、
もし生っても、どうせ食べないんだし作っても意味がない」という
前提があったら、思考はどうなるでしょうか?

その場合、シンプルに

「”頑張って育てたけど枯れました”って先生に言ったらいいか」
「じゃあ、水やりとか、そもそもする必要もないか」

という思考になり、
栽培のために必要な行動をとらなくなります。

こんな小学生は嫌ですが・・・(笑)

前提とは、「その思考が発生する前提条件」のこと。

この図のように、成果は前提、思考、行動の上に乗った僅かなものです。
そして、成果に最も大きな影響を与えているのは、土台となる前提になります。

「学んだこと」を最大限に活かす方法その③


「売上が下がったきり、なかなか戻りません
「売上を上げる行動はとっているのに、ほんとに微増しかありません


という声を聴きます。

こういったケースの場合、原因は、明確です。

売上を立てるためのアクションは、そう多くはありません。
個人や小規模の企業であれば、必要なアクションはシンプルです

微増とか、なかなか売り上がらないという現実がある場合、
原因は
【意思決定の仕方】に課題のある可能性が半分です
(残り半分は、また改めてご紹介しますね^^)

ここをクリアしていけるかどうかが、
ラッキーパンチをはじめ、どんな形であれ一旦立てた成果を、
短期ではなく長期で立てていけるかどうかと、連動します。

具体的に言うと、意思決定が、
「自分が納得するかどうか」
「家族や周りの人間から見てどうか」
「自分が本当にやりたいことなのかどうか」
といった視点でなされている場合、
その視点がない場合に比べ、成果が出る速度はグッと遅くなります。

成果が出ない場合、成果以外のものを重視した意思決定がなさています。
それも、ほぼ無意識の領域で。
「反射や反応」でしている決定なので、本人は自覚をしにくいです。

無意識に決めたことで、現実が作られているとなると、
なかなか怖いことですね

ではどうすればいいか?
2ステップにまとめてみます

①「自分にとって、最も成果に結びつく行動(集中すべき最重要課題)は何か?」の答えを一言で出す(最大3つまで)
②その行動に割いている時間や労力は、全体を100とすると、何割か?の答えを出す

結果が出ない場合の多くは、
①の答えが間違っているか、
②の、それに対して割いている量が少ない場合がほとんどです。

逆に言えば、①答えが合っていて、②しっかり時間と労力を割けていれば、結果が出ない可能性はほぼほぼありません。

①の答えの出し方は、事実をベースにした現状把握が出来れば導き出せることなので、ここでは割愛します

どちらかというと、重要なのは②です。
最重要課題に集中していない場合は、
意思決定のポイントが「成果以外の何か」になっているということになります。

その場合、
「今の最優先は”成果”なのか”それ以外”なのか」を、改めて見つめます。

どちらが大事といったことはありません
【自身で決めた最優先事項に②時間と労力をどれだけ割けているか。
そのことを認識しているか】が、重要です。


振り返りの頻度は人それぞれですが、
振り返りの必須項目に、ぜひいれて下さいね。

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代表 川越恵

川越恵
  • ●カウンセラー・セラピスト・コーチ専門
    持続可能な起業コンサルタント。
  • ●受講後数年を経ても、毎月月商100万、
    毎年年商1000万を達成し続ける塾生多数
  • ●「煽らない、売り込まない、自分の心に嘘をつかない」を合言葉に、クライアントに感謝される「ロングセラー起業」を伝える
  • ●人、モノ、カネ、情報の全て0から起業し、約11年。
  • ●社会貢献事業を含め3つの事業を営む。
    「在宅ビジネス」の仕組みを構築し、自宅から全く出ずに会社を経営中。
  • ●指導実績は全国1000名を超える。
  • ●著書に『口コミ集客で「一生愛される起業家」になる方法』があり、ベストセラーに。
  • ●自分の人生をかけて、愛する家族との毎日の時間を大切にしながら、「持続可能な起業」、さらには「持続可能な社会・世界」の実現を天命と受け取り、使命としている。

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