COLUMNコラム

カウンセラー・セラピストにプランニングは必要ないって、本当？

カウンセラー・セラピストにプランニングは必要ない？

今日は経営塾の三日目でした。

 
塾では、事前学習という学習システムを採用しているのですが、
事前学習でも、塾当日も、いつも言っていることがあります。

それは、

目標を達成していくのならば、「目標設定」からはじめてはいけない。

ということ。

では、何からはじめるのか？
現状把握こそが、目標設定よりも先に、することです。

そして、集中すべき最重要課題の割り出し方は、
その記事では「事実をベースにした現状把握が出来れば導き出せることなので、ここでは割愛します」と書いていました。

…………….。

…………….。

…………….。

「事実をベースにした現状把握って何やねん！」

と、突っ込まれたことと思います（笑）

では、何の現状を、把握する必要があるのか、
ポイントを厳選して、ご紹介します

把握すべき、現状の数字とは？

①過去一年間の月別売上

②商品毎の売上比率

③集客経路

この３つです

普段のセミナーのとき、いつも

「【知る分かる】ではなく、
【現場に活かせる、現実が変わる】ことに重きを置いています。」

とお話させて頂いています＾＾
では、
知る・分かる　／　現場に活かせる・現実が変わる
これを「分かつもの」は何か？

というと、
「知識」を「体得」したかどうか、という違いです。
では、どのように体得するか？
というと、

アウトプットすることによって、体得します。

では、どのようにアウトプットするのがよいか？というと・・（連想ゲームみたいですね。笑）

「人は、人へ伝え、分かち合うとき」に、最も学びます。

こうしてセミナーをさせて頂くたびに、
いつも参加者さんから教えて頂くこと、しきりです。

そして今日もセミナーをさせて頂き、
多くの気づきがありました。
私の気づきは、参加者さんの様子や感想から頂くことが多いのですが、
今回、いちばん勉強になったのは、

「模範演技がとても参考になりました」

というお声が多かったことです。
今回、セミナーの中で、新規成約率・リピート率ＵＰのためのお話と、
実際に参加者さんに「クライアント役」「クロージング役」に分かれてもらい、
１０分間でクロージングをする体験をしてもらいました。

その上で、
クロージング役：川越、クライアント役：参加者さん
模範演技をさせて頂きました。

時間自体は短かったのですが、
その部分が学びになったというご意見が多かったです。

 

やはり、
話を聞いているとき（学んでいるとき）以上に、
実際に「クロージングを体験したり、クロージングを見たり」、という
シズル感で人は学んでいくのだと、痛感しました。

人間の行動には、

①考動（考えること）
②口動（話すこと）
③行動（身体を動かすこと）

の３つがあります。

今、世の中には多くの情報が飛び交い、
情報収集（勉強）をしてしまう人が多いです。

その結果①考動をしてしまいがちです。

スキルを勉強してから・・・
プランニング完璧にしてから・・・と。
でも、それでは上手くいきません。

プランニングをすること以上に、③行動をすること、

その方が確実に成果に結びつきます！

 

頑張ることを辞めたら、
不思議なことに、心も身体も、数字（売上とか）も、勝手に良くなってしまった(‘_’)
今、その原因を分析していますので、
このあたりのことは、近々ブログで書いていきますね。

今回は、「プランニングが必要ない！？」その理由について、お話させて頂きます。

「スキルを勉強してから・・・」
「プランニングを完璧にしてから・・・」
と、考動をしていると、なかなか結果（成果）に結びつきません。
プランニングをすること以上に、③行動をするが、成果に結びつきます。

と、そんなお話をさせて頂きました。

それは何故なのか？

プランニングをすることは、「考動」にあたります。
プランニングをする理由は、「なりたい未来」「得たい将来」にいくためですよね。
現状と理想のギャップを埋めるため、とも言えると思います。
つまり、現状・現実を変えるために、プランニングをしているということになります。

これでは現実は動いていきません。
（「想像」の段階なので、当然ではありますが）

よく「思考は現実化する」と言いますが、
実際には、思考＝現実になる訳ではありません。
思考（プランニング）―行動（アクション）―現実と続いています。

なので、現実を変えるには、行動が不可欠です。

カウンセラー、セラピストのプランニングのポイント

そして、机の上でプランニングをする以上に、
まず行動を起こして、結果を分析し、自分の傾向・特徴を見ていきます。

そうすると、何をすればいいか？
自ずと見えてくるので、それがプランになっていきます。