COLUMNコラム

カウンセラー・セラピストの９割が売上目標を達成した理由

カウンセラー・セラピストが独立後、

５年１０年と長続きする開業・起業支援コンサルタント、川越恵です。

カウンセラー・セラピストの９が売上目標を達成した理由

 

 

セミナー業界では驚かれる、参加者の９０%が売上目標を達成しました。
塾参加前の三ヶ月平均の倍以上の売上をあげたり、
これまで提案できなかった高額商品を次々とご購入いただくなど、たくさんのエピソードのあるひと月（塾ひと月目）でした。

とはいえ、そういった分かりやすい成果以上に、みんながこれまでチャレンジしたことのない目標へ、不安の中で挑んでいく姿に胸を打たれました。
次のひと月も、どうっていくのか更に楽しみです。

今回は、なぜ９割が売上目標を達成したのか、その他成果を上げていったのかを、お話させて頂きますね。

 

カウンセラー・セラピストの９が売上目標を達成した理由〜マインド編〜

 

一つは、自分が手を付ける必要のあることを、最後の最後、８／３１の２３：５９までやり抜いたから。

売上が上がるポイントというのは、一人ひとり全く違います。
だからこそ「隣の人は取り組んでいるけど、私が”今”取り組むことじゃない」という判断が出来るかどうか、というのを塾では重要にしています。

先月も今月も、その判断が出来るための材料や基準を、伝えさせて頂き、その「”今”取り組むこと」に時間と労力とコストを、最後まで投入されていました。

そしてもう一つの理由は、自分の心の声を「保留」にしたからです。

どういうことかご紹介しますね。

 

塾ひと月を終えて、塾生の皆さんは「このひと月、戸惑いや不安がとてもあった」と話されています。
塾に参加される方は、「これまでとは違う結果（未来）を手に入れたい」という目標で来られます。

違う結果を手に入れるには、違う行動をする必要がある。

 

だから往々にして、「今までしたことのない考え方や価値観、行動」に取り組むことになります。

しかし、思考では「違う未来を手に入れるために、考え方や価値観を変える必要がある」と分かっていても、基本的に、過去にやったことのないものに対して、人間は無意識に恐怖や不安を感じます。
今までと同じことをやっていけば、これまでそうして生命が維持されてきたのだから、少なくとも生命が維持される可能性は高い、と脳は考えるそうですね。

 

だから、「思考」で判断したものに対して、
「本当にこれでいいのか」
という問いが出てきやすくはなります。

そして、その「問いかけ」が出てきてしまう原因は、いつかお話した【前提】が原因です。

 

「前提」は、思考ではなく、その思考が発生した「前提条件」を指しています（なかなか意識化しにくいので、コントロールしにくいのです）。

ちょっとイメージしにくいと思いますので、例を出してみます

以前の記事で「集客は効率化・最適化が難しいから、効率的かどうかや、最適かどうかは無視して行動する」
というお話がありました。

 

そして、その行動をいざはじめたら「本当にそれでいいのか」という心の声が出てくる場合、

その前提にあるのは、「効率化、最適化するのがあらゆる面で重要である」ということ。

効率化・最適化がとにかく大事と思っているのに、
その真逆の行動＝効率化・最適化しないということを選んでいるから、矛盾が生じているわけです。

矛盾している以上「本当にその行動、間違ってないか」という問いかけが湧いてくるのは、無理ありません。

 

●その声（問いかけ）が出てきたら、どうしたらいいのか

「保留」を選び、且つ「あること」をすると、一旦はその問いかけを無視して、予定通りの行動を続けてみることが出来ます

その「あること」とは、「保留の期間を決める」ということ。

 

「いつまで続くのか」というのが不明確なままで進むのは、心に相当な負荷がかかりますが、
期間を設けると、その間は「この間だけだから」「あと２カ月だから」と理由が出来るので、負荷のかかり方が違います

そして、一定期間やめずに様子見をすると、更なるメリットがあります

それは、
「あれどんなことも、効率化・最適化するのが大事だと思っていたけど、試しに効率とかを無視して行動してみたら、案外結果が出たかも」
という「イレギュラー」なことが起こることがあります。

すると、徐々に「前提」が書き換わって、
そもそも「本当にそれでいいのか」という問い自体が、出にくくなります

この保留を上手く使って、成果に向かう行動量とスピードを落とさないようにすると、
驚くくらい、成果が早くに出てしまいます。

 

カウンセラー・セラピストの９が売上目標を達成した理由〜行動編〜

「細くとも長く行動を続けていたら、ゆくゆくは目標が達成できる」
ということお話では、ありませんでした。

そもそも、目標を達成していったポイントは、

「どんな行動をするか？（何をするか？）」

ではありません。

かといって、「なぜするか？」ということでも、ありませんし、
「誰とやるか？」でもありません。

 

私自身もそうでしたが、
「得たい結果が、今の現実とギャップはあるのに、やっている行動は変わらない」
ということが多々ありました

ちょっとキツい話ですが、
それは虫のいい話だな、と、今となっては感じます。

 

”今までと同じ行動を辞めずに続けていたら、いつかよい未来になる。だから、辞めないことが肝心なんだ”

という話をよく耳にしますが、それは、

”自分は変わりたくないけど、未来は変わってくれるに違いない”
という「願い」が強く入っています。

ｱｲﾀｰ………..（笑）

 

今までとは違う未来を作っていく際に、
「行動」に対して、どんな判断基準を持つかというと……

①今までやっていた行動の内、何を辞めて、
②新しく何をはじめたのか？

ということが、ハッキリと挙がってくるかどうかに、かかっています

ぜひ、①②について、自分と対話してみて下さいね。