COLUMNコラム

独立するのに必要な資格と、 コンスタントに月商５０万円以上を稼ぐのに必要な資格の違い

起業の独立支援、カウンセリングをしています、川越恵です。

 

今回は、カウンセラーやセラピストが、
独立するのに必要な資格と、
コンスタントに月商５０万円以上を稼ぐのに必要な資格の違いをご紹介します。

ご存知の方が多いと思いますが、
独立するのには、スクールに半年〜数年通ってとった資格でも、通信教育でとった資格でも可能です。
また、資格がなくても独立することは出来ます。

「この○○の資格をとって、カウンセラー・セラピストとして最短○週間で独立しよう！」

というホームページや広告をよく見かけますが、
独立した「後」も５年１０年…と長続きする起業を目指す場合、必要な資格は限られてきます。

 

❶月商５０万以上を目指すのに、どのような資格が向くのか？
オススメの資格とは？

 

カウンセリング関連やセラピー関連の資格は非常に多く、また年々増えていますが、どのような基準で月商５０万以上を売り上げるのに向く資格を見極めるのかというと、そのカウンセリングやセラピーを受けたクライアントが「明確に変化しているかどうか」で見極めていきます。

基本的には、しっかり学んでとれる方がよいと思いますが、長く学んだ人＝優れたカウンセラー、セラピストかというと、残念ながらそうでもありませんし、経験の浅いカウンセラー、セラピスト＝腕がないかというと、決してそんなこともありません。
この職業は、研究熱心、勉強熱心な人が多いので、「それはそうかも知れないけど…」と思うかも知れませんが、簡単にとれるかどうかや学ぶ期間は一旦保留にして、クライアントに「どのような変化があるのか」を重視していきましょう。

 

❷具体的に、どのような方法で調べるのか？

資格提供側のHPはあまり参考になりにくいので、その資格を使っている人のHPやブログを探しましょう。
Googleなどの検索エンジンで「○○セラピー　ブログ」「○○カウンセリング　カウンセラー　ブログ」「○○セラピー　セラピスト」などですね。

何パターンかで検索しても、あまりヒットしなければ、その時点でその資格はやめておいた方がいいサインです。
開業・起業のポイントは「あまりに先取りし過ぎると、売れない」「ニッチ（マニアック）過ぎても、売れない」という２つです。

検索してもヒットしないということは、その資格が⑴新しすぎるか、⑵人気がないか、⑶売れていないのどれかです。

今、まさに売れ始めたものか、あるいは既に売れているものが、「売れるもの」＝習得すべきもの、開業・起業で活きるものなので、ヒットしないものはNGです。

そして、検索した結果、２０人以上のブログやHPが出てきたら、それは十分取得を検討できる資格です。

 

ただ、もしそのカウンセリングやセラピーを提供しているカウンセラーやセラピスト自身が、「しんどそう」「自身の問題が山積みそう」というのを記事やプロフィールの時点で感じる割合が多かったり、記事にあるクライアントの声（セラピー、カウンセリングを受けての感想）での変化が小さいと感じる割合が多かったら、注意です。
問題解決力が低い可能性の高い資格、ということでもあるからです。

逆に、そういった違和感を感じない場合は、
その２０人〜のカウンセラー、セラピストの内、完全に独立している人が見つかったら○、３割〜見つかったら◎です。
この辺りは、HPやブログだけでは完全に分からないケースも多いですが、月のセッション回数や、カウンセリングの募集枠数、単価を見ると、おおよその月売上を見分けられます。

 

❸まとめ

１、どの資格が、月商５０万を売り上げるのに向くかどうかの基準は、その資格の効果（クライアントの変化）で判別する
２、判別するために、Googleで「取得を検討している資格名＋ブログ（カウンセラー、セラピストなど）」で検索
３、２０人以上のカウンセラー、セラピストがいたら、検討
４、「３」でピックアップしたカウンセラー、セラピストや、クライアントの変化に違和感を感じないかどうかと、その仕事だけで独立している人（副業でない人）が見つかれば○、多いほど独立して、長続きする起業に向く資格である