だいぶ昔の話になりますが、学生時代、ドキュメンタリー番組を作ったことがありました。
当時ナレーションを担当して、顧問からよく注意されてました＾＾；

例えば、重要なシーンなのに

「読みが軽い」「サラッと読みすぎ」

とか。
当時、読み方に関する注意を何度もされて、直すのにかなり苦戦しました。
しかも、自分では軽く読んでいるつもりはない＝自覚がないものだから厄介です。
録音して聞いてみるけど、それでも何が「軽い」のか全然分からない（苦笑）

それからだんだん意味がわかってきて、
数十回、100回？何百回？もう数え切れないくらい録音→再生して、
やっと採用されるナレーションが録れました。

最近のノウハウは、ものによっては凄く分かりやすく手順化されています。
例えば「動画を見ながら、その通りにやればキャッチコピーが作れる。告知文も作れる」というものとか。

あくまで例ですが、同じ動画・ノウハウを見て作っても、
反応がとれるコピーや告知文を書ける人と書けない人がいます。
でもこれって、才能とかセンスではなくて、単純に【判断力】の違いだけなんですね。

才能やセンスは、上達したあと最後の最後の「紙一重」に出てきます。
例えば、習字、ピアノ、そろばん、バスケットなど、子供のときにしていた習い事の中で、
続いたものは「クラスで１番」ではなくとも、当時、ある程度まで出来るようになったことと思います。
起業経営や、独立関係のスキルも一緒で、
月商５０〜７５万に必要なスキルは、習い事と同じで誰でも身につきます。
ただ、年商２０００万〜以上を目指すようになるほど、だんだん才能やセンスが重要になってきます。

もし、
「告知文やセールストーク、事業計画を手順通りに立てたのに、結果が出ない…」

ということがあっても、それは才能やセンスではなくて、まだ「判断基準が正確でない」だけ。
私のナレーションの話ではありませんが、
自分では「これでOK」「問題ない….たぶん」と思っている基準が、違っただけなんです。

何がよくて、何が普通で、何は悪いのか。
まずその「判断基準」をインストールし、判断力を磨く。
それが分かれば、自分で自分を正確にチェックできるし、
苦手なことは外注してそれをチェックすればいいだけ、という状態になります。