COLUMNコラム

【2023年最新版】パーソナルトレーナーが今やるべき集客施策10選！リアル集客、Web集客のメリットについても解説

「パーソナルトレーニングジムを経営しているけど、最近集客がうまくいっていない」

「ジムを長続きさせたいし売上も伸ばしたいので、良さそうな集客施策があれば試したい」

「お客さんの体験→入会までの流れをスムーズにしたい。コツがあれば知りたい」

本記事はこのような方に向けて執筆しています。

今、この記事を読んでいる方は、すでにパーソナルトレーニングジムを経営していて、「この頃、集客がイマイチだなぁ・・・」と悩んでおられる方でしょうか。

私はこれまでトレーナーさんを含む多くの起業家の方をコンサルしてきましたが、やはり皆さん「集客の壁」にぶつかっています。

集客は経営者のほぼ全員が悩むことです（あなただけではありませんので、ご心配なく）。

本記事では、私がこれまで「ロングセラー起業塾」で行ってきたコンサル経験をもとに、下記についてお伝えします。

• パーソナルトレーナーが集客前に考えておくべきこと
• パーソナルトレーニングジムの集客施策10選
• 体験から入会へスムーズにつなげるセールスの極意

 

ちなみに大変余談ではありますが、わたし自身、食生活の乱れから体重が大幅に増えてしまった時期がありました。

「この食生活はまずい・・・」とわかってはいたものの、「まあいっか」と妥協し、今までと同じ食生活を続けていました。

しかしある時、久々に会った人から「太った？」と言われてしまい、、、それをきっかけにパーソナルトレーニングを開始することに。

結果、パーソナルトレーニングのコーチによるトレーニングと食事指導、それから生活習慣を見直したことで2ヶ月で体重3キロ減、ウエストも4センチ減らすことができたんです。

そしてある日、お世話になっている超ストイックな整体の先生から「引き締まってきましたね」と褒められてウキウキ。

旦那さんからも「明らかに顔がシュッとしてきた」と褒められてにんまり。笑

その後もリバウンドせず、キープしています＾＾

今後の目標は・・縦に一本線の入った腹筋にすること。これがまた難しいらしいのですが、程よい筋肉のついたスラッとした美しい30代を謳歌するために日々奮闘しております！

自分のボディが変わっていくのって楽しいですね。

ですがあの時、パーソナルトレーニングのコーチがいなければ確実に挫折していたと思います。先生には本当に感謝しかありません。

このようにパーソナルトレーニングには「誰かを幸せにする、目標達成のサポートをする」という本当に素晴らしい効果がありますよね＾＾

 

いま集客に悩んでいる方の多くは、「自分が提供するプログラムで、より多くの人を幸せにしたい」と思っているのではないでしょうか。

一方で、せっかく素晴らしい技術を持っているのに、集客が少しうまくいかないだけで諦めてしまうのももったいないです。

「長く愛されるロングセラーのパーソナルトレーニングの先生」が増えるということは、先生たちのトレーニングをより多くのお客さんが受けて、幸せになっているということ。

それほど素晴らしいことはありません。

そのような状態が現実になるように、「パーソナルトレーニングジムの集客方法」について全力で書いていきますね！

【関連記事】失敗したくない人必見！パーソナルトレーニングジムの開業完全マニュアル！開業後、安定経営の軌道に乗せる具体的な集客ステップも解説

 

ちょっと待って！パーソナルトレーナーが集客する前に考えておくべきこと

なかなかお客さんが増えないときほど、焦ってしまい、すぐに集客施策を試したくなりますよね。

たしかに色々な施策をやってみることは大切です。

しかし、以下でお伝えする3つのポイントを押さえておかなければ、施策を打っても残念ながらお客さんは増えないといえます。

裏を返せば、以下のポイントを押さえておけば、着実にお客さんが増えていきます。

それではさっそくご紹介します。

1. お客さんの頭の中を大解剖する
2. 競合をリサーチ
3. あなたが選ばれる理由を明確にしておく

1. お客さんの頭の中を大解剖する

1つ目は「お客さんの頭の中を大解剖する」ことです。

「お客さんの頭の中を大解剖・・・どういうこと？」と思われるかもしれませんね。

これはつまり、「お客さんが何を求めているのか？」を明確にするということです。

いきなり集客をしようと考えるのではなく、まずはお客さんが一体どんな悩みを抱えていて、何を求めているのかを考えてみてください。

なぜなら「お客さんが何を求めているのか？」が明確でなければ適切なアプローチができないからです。

サービスに満足してもらうためにも、まずは「お客さんは具体的にどのような悩みをもっているのか？」「その悩みを解決するために、どのような行動を取るのか？」を考えてみましょう。

お客さんの頭の中を大解剖することではじめて、満足していただけるサービスを提供できるのです。

2. 競合をリサーチ

2つ目は「競合をリサーチ」することです。

マーケティングの基本に「3C分析」という手法があります。これはCustomer（市場・顧客）、Company（自社）、Competitor（競合）の3つの「C」を分析する方法です。

まず、市場の大きさと顧客の属性を知ることで「自分の強み」を明確にします。そして次に「競合」を分析するのです。

競合の分析では、他店がどのくらい市場シェアを獲得しているのか、スタッフは何人いるのか、など他店の特徴を分析します。

パーソナルトレーニングも同様です。「他店の強みは何か？」「どこの部分なら他店に勝てるのか？」などを徹底的に考えることが大切です。

後の章でパーソナルトレーニングジムの競合もいくつかご紹介します。

3. あなたが選ばれる理由を明確にしておく

3つ目は「あなたが選ばれる理由を明確にしておく」ことです。

「自店のサービスの強み」や「他店に負けない部分」のことですね。競合分析をすると、自店と競合を比較できるようになります。

しっかり分析していくと、競合にはなく自店にだけある「強み」の存在が明確になります。その部分が「選ばれる理由」です。

たとえば、「リバウンド防止のアフターフォローを欠かさない」「食事指導やアメニティの充実などトレーニング以外のサービスにも力を入れる」など。

またスポーツやジムの経歴や資格、コンテストの受賞歴なども積極的にアピールしましょう。

そもそも「自店のサービスの強み」や「他店に負けない部分」がわかっていなければ、お客さんに適切なアプローチはができません（ここ、意外と見落としがちです・・・）。

お客さんから「この人のトレーニングを受けてみたい」と思ってもらえるような強みを持っておくことが大切です。

 

ジム独自のコンセプトを作ろう

上記の3C分析をもとに、あなたのジムならではのコンセプトを作りましょう。

誰もやっていないことをやるのは難しいですが、できれば差別化されたコンセプト作りを意識してみてください。

参考のためにも、パーソナルトレーニングジムのコンセプト事例をいくつかご紹介します。

『結果にコミットする』 | RIZAP

画像引用元：RIZAP 公式ホームページ

パーソナルトレーニングジム国内最大手のRIZAP（ライザップ）。

同ジムのコンセプトは「結果にコミットする」です。つまり結果に責任をもつということ。テレビCMなどで誰しも一度は耳にしたことがあるでしょう。

ライザップは、ダイエットの結果を約束する代わりに、トレーニングや食事指導がキツいことでも知られています。

ですが「2ヶ月で絶対に痩せたい」というお客さんから絶大な指示を得ているのです。非常に強いコンセプトと言えますね。

『遊ぶように痩せるパーソナルジム』 | Rat

画像引用元：Rat 公式ホームページ

都内に2店舗、大阪に1店舗を展開するRat（ラット）。

「遊ぶように痩せる」をコンセプトとしており、トレーニングや食事制限のツラいイメージを払拭したメニューが特徴です。

バランスボールやゴムチューブなどを使ったエクササイズ、無理のない食事制限など、モチベーションを維持しやすい工夫がされています。

「何度もダイエットしたけど長続きしない」「体力に自信がないのでハードなトレーニングは難しい」といった方から人気を集めているようです。

最近は、「ツライダイエット」より「楽しく痩せる」というのが、反応がいいみたいですね。

『暗闇WORKOUT』 | RENAISSANCE

画像引用元：RENAISSANCE 公式ホームページ

RENAISSANCE（ルネサンス）は、北は北海道、南は沖縄まで全国に展開するフィットネスジムです。

パーソナルトレーニングジムではないものの、ルネサンスでは「暗闇ワークアウト」というプログラムを提供しています。

文字どおり「暗闇の中」でキックボクシングやインターバルトレーイングを行うプログラムです。視覚が遮られる分、エクササイズやリズムに没頭できるメリットがあります。

また「周りの目が気になる」という方からも人気を集めています。

 

集客するために覚えておくべき集客の全体像

集客する前の準備をお伝えしたので、そろそろ具体的な集客施策を・・・と思いましたが、その前に「集客の全体像」を掴んでおきましょう。

その方が、集客への理解度が深まり、結果に結びつきやすくなります。

マーケティングには、お客さんが商品やサービスを購入するまでの過程をあらわす「購買サイクル」と呼ばれるものが存在します。

ほぼすべての業界の集客がこのサイクルに当てはまるので、ここを押さえておきしょう。

1. 認知
2. 興味
3. 検討
4. 購入
5. 継続
6. 応援

まずは、ターゲットとなる層にあなたの存在を知ってもらう「認知」から始まります。

認知してもらったら、次に興味をもってもらえるようにアプローチをします。パーソナルトレーニングジムの場合は「無料体験」などがオススメです。

興味をもってもらえたら、お客さんは買おうかどうか迷う「検討」のフェーズに入り、決心がついたら「購入」に至ります。ですが本当に大事なのは、購入してもらった後です。

その後いかに継続してもらい、あなたのファンになってもらうかという「リピート施策」が重要になります。

個人で経営しているパーソナルトレーングジムの場合、いかにリピーターを増やすかが重要です。

ひたすら新規を集めるのではなく、一人のお客さんと長く付き合っていくことで、ようやく経営が安定します。

 

パーソナルトレーニングジムの集客で必須！お客様の声を集めよう

結論、リピーターを増やすためには、お客様の声が必須です。

パーソナルトレーニングジムだと「ビフォーアフターの写真」がそれに当たります。

実際に通ってくれたお客さんがダイエットに成功した事例を載せることで、ジムへの信頼性が高まり、「このジムなら効果が出そう」と思ってもらえるのです。

お客様の声を集めるためにオススメなのが、モニター募集です。

いわゆる「消費者モニター」のことで、企業が提供する商品やサービスを実際に利用して、意見を言う人のことを指します。

ビフォーアフターの写真撮影など行うことを前提に、トレーニングを「モニター価格」で提供します。

何名か集まったら実際にサービスを提供し、ホームページ等にビフォーアフターの写真や本人の感想などを掲載しましょう。

そうすることで次第に口コミが広がり、少しずつ問い合わせも増えてくるはずです。

 

リアル集客・Web集客それぞれのメリットと、パーソナルトレーナーが活用すべき集客施策10選

パーソナルトレーニングジムでは「お客様の声」が重要だとお伝えしました。

ですが、いくらお客さんからの評判が良くても、それを伝える術がなければ集客にはつながりません。

そこで、パーソナルトレーナーが活用すべき集客施策をいくつかご紹介します。

リアル集客4選

まずはリアル集客の施策についてみていきましょう。具体的な施策は以下の4つです。

1. チラシ・ポスター作成とポスティング
2. フリーペーパー・タウンページ（ホットペッパーなど）
3. リピート施策
4. 口コミや紹介を利用する

1. チラシ・ポスター作成とポスティング

チラシ配りは、昔から使われている「王道」的な集客方法として知られています。

パーソナルトレーニングの場合、サービスを提供できる範囲内の地域でチラシを配りましょう。あまりに遠方だと通ってもらうのが大変です。

ですので、まずは近所へのチラシ配りから始めてみましょう。

人目に付く場所にポスターを貼るのもオススメです。

街頭や駅、近隣のカフェ、大学など、ターゲットとなる人が多そうな場所に掲載しましょう。（もちろん許可を取ってくださいね）

2. フリーペーパー・タウンページ（ホットペッパーなど）

フリーペーパーやタウンページを使うのもひとつの手です。

これら「紙」の宣伝媒体は、駅構内やスーパーマーケットなど人目に付く場所に置くことができます。

基本的に無料で配布できるため、興味のある人に手に取ってもらいやすいでしょう。

3. リピート施策

経営を安定させるためには「リピート施策」が必須です。

たしかに新規顧客も大切ですが、パーソナルトレーニングジムでは「いかにリピーターを増やすか」が重要です。

代表的なリピート施策をひとつあげると、「お礼状」があります。

一度サービスを利用してくれた方に対して感謝の気持ちを込めて、暑中見舞いや年賀状、あるいは案内文を送付します。

ここで注意したいのが、お礼状は「宣伝」ではないということ。あくまでも「いつも使ってくださりありがとうございます」という感謝の気持ちを伝えましょう。

そうすることで相手が好印象を抱いてくれ、さらなるリピートにつながりやすくなりますよ＾＾

4. 口コミや紹介を利用する

集客において、もっとも効果が高いともいえるのが「口コミ」や「紹介」です。

チラシやフリーペーパーなどテキストで情報を伝えることも大切ですが、やはり人から人への「口伝え」の影響力は計り知れません。

私も長くビジネスをしていますが、やはり「〇〇さんからの紹介で来てみました！」という人は多いです。

一人のお客さんが他の人に紹介することで、新規のお客さんが利用し、その人がさらに新しい人に紹介してくれます。パーソナルトレーニングジムも同様です。

ただし良質な口コミを広げるためには、質の高いサービスを提供しなければなりません。

サービスの質はもちろん、丁寧なコミュニケーション、アフターフォローなど「また利用したい」と思ってもらえるサービスを提供しましょう。

そうすることで、雪だるま式に口コミや紹介が広がっていきます。

Web集客6選

続いてWeb集客の施策をみていきましょう。特に押さえておきたいのは以下の6つです。

1. ホームページ集客
2. ブログ集客
3. SNS集客
4. SNS広告・リスティング広告で集客
5. MEO
6. ポータルサイト集客

1. ホームページ集客

ホームページは、インターネット上の「看板」のようなもの。

いまからパーソナルトレーニングジムを開業するとして、そもそも店舗自体が認知されていなければ誰も利用してくれないですよね ＞＜

あなたのジムの認知を広げるためにも、ホームページの存在が重要になります。

ホームページがあることで、お客さんがジムの存在を知り、信頼できるかどうかを判断できるのです。

テキストだけでなく写真や動画も使えるのもホームページの魅力。

口頭では伝えきれない、あなたのジムならではの魅力も積極的に伝えられるでしょう。

2. ブログ集客

ブログは、いわばインターネット上の日記のようなもの。

「アメブロ」などブログサイトを読んだことのある人も多いのではないでしょうか。

固定的な情報が多いため更新頻度が少なくなりがちなホームページに対して、ブログはネタさえあれば毎日でも更新できます。

また、記事数や閲覧数が伸びることで、GoogleやYahoo!など検索エンジンからの集客も期待できるでしょう。

3. SNS集客

FacebookやTwitterなどを使った「SNS集客」も効果的です。

営業時間や本日の稼働状況、何気ないつぶやきなどをタイムラインに投稿することで、それらがフォロワーのタイムライン上に流れます。

SNSは不特定多数の人に対してアプローチできます。継続的に発信することで新規獲得にもつながるでしょう。

4. SNS広告・リスティング広告で集客

予算に余裕があれば、SNS広告やリスティング広告を活用してみるのもオススメ。

SNS広告とは、TwitterやFacebookなどで提供している広告サービスを利用して広告を掲載することです。

そうすることで、フォロワーだけでなく不特定多数の人に幅広くアプローチできます。

一方のリスティング広告とは、Googleなどでユーザーが検索したキーワードに沿った広告を表示することです。

パーソナルトレーニングジムに関するキーワードで検索した人に対して、あなたのジムの広告が表示されます。

5. MEO

MEOとは（Map Engine Optimization）の頭文字を取った言葉で、「マップエンジン最適化」のことを意味します。

「地域+業種」で検索すると、その地域周辺にある店舗や施設がGoogleに表示される仕組みです。

たとえば「新宿 パーソナルトレーニングジム」で検索した場合、新宿にあるパーソナルトレーニングジムの「上位3つ」のGoogleマップと店舗情報が表示されます。

上位3つに自店舗の情報が表示されれば、競合店舗より露出が増え、見込み客に認知されやすくなるのです。

MEOは、集客を有利に進めるために重要なポイントといえます。

6. ポータルサイト集客

ポータルサイトとは、集客を目的としたサイトのことです。

たとえば、「観光ポータルサイト」や「育児ポータルサイト」など、ジャンルごとに情報がまとまっているイメージのWebサイトです。

パーソナルトレーニングジムの場合、専用のポータルサイトやフィットネスジム検索サイトなどを利用することで、集客もしやすくなるでしょう。

特にオススメしたいポータルサイトをいくつかご紹介します。

エキテン

画像引用元：エキテン公式ホームページ

エキテンとは、毎月710万人以上が訪れるインターネットの口コミ・ランキングサイトです。

飲食店・病院・本屋・美容・リラクゼーションサロン・小売店など、あらゆるお店の口コミが投稿されています。

エキテンには完全無料のプランもあるため、広告費をあまりかけたくない方にもオススメです。

無料プランでもホームページの代わりとして十分使えるので、自店の公式サイトとしても活用できるでしょう。

EPARK（イーパーク）

画像引用元：EPARK 公式ホームページ

EPARK（イーパーク）は、飲食店や病院、薬局、接骨院などの予約をスマートフォンでできるサービスです。

もちろんパーソナルトレーニングも掲載できます。

EPARKに登録することで、お客さんはインターネット上で気軽に予約できるように。1回1回電話で問い合わせる必要がなくなり、またダブルブッキングを防げるなどのメリットもあります。

ストアカ

画像引用元：ストアカ 公式ホームページ

ストアカは、教えたい人が先生として講座を開き、教わりたい人が受講できるサービスです。

「日本最大級のまなびのマーケット」ともいわれています。

公開されている講座はカメラマンに教わる撮影テクニックやデザイナーによるデザイン講座、コピーライティング講座などジャンルはさまざま。

「マンツーマンでトレーニングを教えます」「ダイエットをサポートします」という内容の講座も開けるようです。

ジモティー

画像引用元：ジモティー 公式ホームページ

ジモティーは、日本全国の「地元」の情報を掲載するサイトです。

不用品の売買をはじめ求人募集、ペットの里親募集までさまざまな情報を閲覧・応募することができます。

教室やスクールも掲載されており、英語教室やパソコン教室、フラワーアレンジメント、料理教室まで多彩です。数は少ないですが、トレーニングやダイエットのサービスを提供している人もいます。（2021年7月時点）

「地域密着型のパーソナルトレーニングジムをやりたい」という方は一度見てみるのが良いでしょう。

リアル集客・Web集客それぞれのメリット

お伝えしたように、パーソナルトレーニングジムの集客にはさまざまな方法があります。

ではリアル集客とWeb集客にはどのようなメリットがあるのでしょうか。詳しく解説します。

リアル集客

リアル集客には「契約成立までの期間が短い」というメリットがあります。

パーソナルトレーニングジムの場合、体験後比較的すぐに入会してくれるということです。第一印象で気に入ってもらえれば、すぐに体験レッスン→入会まで進んでくれます。

ちなみに友人や知人がそのままお客さんになることや、交流会やイベントなどで知り合った人がお客さんになるなどもリアル集客です。

Web集客

Web集客のメリットは「一度に多くの人にアプローチできる」こと。

たとえば、Facebookの友達が500人いたとします。そこで「パーソナルトレーニングジムで独立開業しました！」と発信すれば、500人全員ではないにせよ、数百人に情報を伝えられるのです。

直接の知り合いがあなたのジムに入会しなくても、その知り合いが口コミで他の人に紹介してくれる可能性があります。

またアクセス数やいいね数など読者を「数値化」できるため、「集客施策において何を改善するべきなのか」という指標としても活用できます。

 

体験から入会へスムーズにつなげるセールスの極意

パーソナルトレーニングジムを運営している方の中でも、「体験はしてもらえるけど入会まで至らない・・・」と悩んでいる方はとても多いです。

入会までをスムーズに繋げるためには、やはりセールスが大切になってきます。

具体的には以下のポイントを意識してみてください。

体験中にお客さんの悩みを聞き出す

まずは「ヒアリング」を通してお客さんの悩みを聞き出しましょう。

このヒアリングができているかどうかで、成約率が大きく変わるといっても過言ではありません。

ヒアリングでは、「お客様は何に悩んでいるのか？」「なぜ悩んでいるのか？」「どうなりたいのか？」「そうなることはなぜ重要なのか？」を会話中に自然な流れで聞きます。

これらを深掘りすることで、お客さん自身が達成したい理想像のイメージを明確にしましょう。

悩みが解決できることをデモで「体感」してもらう

悩みが分かったら、実際にデモンストレーションで体感してもらいましょう。

これはスーパーでよくある「試食コーナー」の役割のことです。高品質で価格が高めなものほど試食がよく行われます。

なぜなら価格が高いものは金銭的・心理的に「購入ハードルが高い」からです。

パーソナルトレーニングジムも同様で、実際に体験してもらい「これはお金を払ってもいいな」と感じてもらうことが大切です。

お客さんと一緒に解決方法を考える

デモを行ったら、いよいよセールスも終盤です。

お客さんに「入会するかどうか」を決めてもらいます。即決してくださる方は大丈夫ですが、なかにはしばらく悩まれる方もいらっしゃいます。

そういった場合は、無理にセールスをせず、お客さんと一緒に解決方法を考えるようにしましょう。

ここでは「一緒に」というのがポイントです。

ヒアリングで明確になったお客様の「解決したい課題」と「その先にある理想の状態」は、売り手と買い手の共通ゴールだからです。

売り手の役割は、その共通ゴールに向かってお客さんと一緒に走ること。

ですから、お客さんが悩んでいる時は、その悩みを丁寧に聞いて、どうすれば解決できるか一緒に考えましょう。

解決できれば、無事入会にもつながります。

 

【事例】パーソナルトレーニングジム集客成功事例

パーソナルトレーニングジムの集客では、新規を獲得しつつリピーターを増やすことが大切です。

しかし、実際に成功している人を見てみないと、なかなかイメージを掴めないですよね。

ここではパーソナルトレーナーとして集客に成功した方の事例をご紹介します。

申し込みほぼゼロから「募集したらすぐに5人以上が集まる」状態に

私の塾生さんでもあり、パーソナルトレーナーとして活動されている佐藤さんの成功事例です。ぜひご参考ください＾＾

ロングセラー起業講座：佐藤さん

パーソナルトレーナーとして活動も最初は泣かず飛ばずでした。

SNSやブログを頑張ったものの集客にはほとんど結びつかず・・・。「申し込みがきたらラッキー」程度の状態だったんです。

そんな状況から抜け出したいと思い、集客コンサルタントの方々のメルマガを読んでみることに。複数人のメルマガを読んでみたのですが、その結果、恵さんのメルマガがいちばん地に足が着いていると感じ、入塾を決めました。

入塾前までは「このままずっと鳴かず飛ばずなのかなぁ」と思っていましたが、今では「反応があるのが当たり前」だと思えるように。募集をすればすぐに5人以上のお客さんが集まる状態になっています。

最高月商は「60万円」という当初の自分からすると考えられないような数字に。2021年は4ヶ月間だけで今までの最高年商を超えています。

恵さんの塾で、集客の正しい手順を知れたことが大きかったです。もしお客さんからの反応がなくても「どこを直したらいいか」という視点を持てるようになり、少しずつ集客経路を整えることができました。

これまでの「当たり前」がガラリと変わり、今では毎日受講生との講座で忙しい日々を過ごしています。恵さんの塾に入って本当に良かったです。これからも今の月収を安定的に続けていければと思っています！

 

【まとめ】パーソナルトレーニングの集客方法について

本記事では、パーソナルトレーニングの集客方法について以下のポイントを中心にお伝えしました。

集客前に、お客さんの悩みを紐解きつつ、競合をリサーチすることが大切 自分のジムの強みを明確にし、お客さんに伝わるようなコンセプトを設定する 集客には認知、興味、検討、購入、継続、応援のサイクルがある パーソナルトレーニングジムの集客では、とにかく「お客様の声」が重要 リアル集客にはチラシやフリーペーパー、口コミなどがある Web集客にはホームページ、ブログ、SNS、リスティング広告、MEO、ポータルサイトがある 体験→入会をスムーズにするためには、丁寧にヒアリングを行い、お客さんと一緒に悩みを解決することが大切

パーソナルトレーニングジムにはさまざまな集客方法があります。

たしかに色々な施策を試すことは大切ですが、その前にまずは「お客さんが抱えている悩み」を理解する、競合をリサーチして自分の強みを明確にしておきましょう。

それらがクリアになった上で施策を行えば、リサーチせずに施策をはじめるよりも集客効果が高まってくるはずです。

またパーソナルトレーニングジムの場合は、リピート施策もしっかりと行ってくださいね。新規獲得も大切ですが、それ以上に「いかに既存のお客さんとの中長期的な関係を築いていくのか」を考えましょう。

集客の原点は、小手先のテクニックではなく、心と心のつながりです。

お客さん一人ひとりのことを大切にしながら集客力を上げることで、「一生愛されるパーソナルトレーナー」へとつながります。

 

本ブログでは、今後もパーソナルトレーニングに関して役立つ情報をお届けしサポートしていきます。

私のビジョンは、1人でも多くの起業家に「持続可能な成果」を作り出す支援をしていくこと。本ブログを通して、あなたのお役に立てれば嬉しいです。