アロマサロンの集客方法について徹底解説!【2023年最新版】
「最近アロマサロンを開業したけど、集客の難しさに悩んでいる」
「もっともっと新規の方やリピーターさんを増やしたい」
「集客がうまくできずお客さんが少ないため、何かしらの施策を打ちたい」
本記事はこのような方に向けて執筆しました。
今この記事を読んでいる方は、ご自分のアロマサロンを開業したものの、集客の壁にぶつかって悩んでいるのではないでしょうか。
私自身、これまで多くの方の起業をサポートさせていただきましたが、アロマサロンの集客に悩んでいる人は本当に多いです。
そこで今回の記事では、私がこれまで「ロングセラー起業塾」で行ってきたコンサル経験をもとに、下記についてお伝えします。
- アロマサロンの集客で考えるべきこと
- アロマサロンで打つべき集客施策
- アロマサロンの経営を安定させるための方法
余談ですが、私もアロマサロンに定期的に通っています^^
アロマサロンの素晴らしいところは「言葉にしなくても癒される」ことだと思っていて、カウンセリングのように自分の悩みや辛いことを実際に言葉にする必要がありません。(もちろん言葉にするカウンセリングの良さもたくさんあります!)
「ただただ何も考えずに癒されたい・・」
そんなときはアロマサロンに行くようにしています。自分の状態に合わせてアロマが変わるので、アロマは本当に奥が深いですよね。
もちろん「ただいい香りを嗅いで、テンションをあげたい」ってときもありますが^^笑
私の話になってしまいましたが、この記事をご覧になっている方の中にも上記のような理由でアロマサロンに通っていた人、あるいはご自身の経験を元にアロマサロンを開業した人もいらっしゃるはずです。
しかし、せっかく素晴らしい技術を持っているにもかかわらず、集客がうまくいかないために運営を続けられない状態になるのはもったいないです。
「長く愛されるロングセラーのアロマサロンの先生」が増えることは、より多くのお客さんを助けるということでもあります。これほど素晴らしいことはありません。
そのような状態が現実になるように、「ロングセラー起業講座」を主催している私が「アロマサロンの集客」について全力で書いていきますね!
【関連記事】【事例あり】失敗しないアロマサロン開業完全マニュアル!開業後、安定経営の軌道に乗せる具体的な集客ステップも解説
ロングセラー起業コンサルタント川越 恵
内定先の倒産をきっかけに起業し、社会貢献事業を含めた3つの事業を在宅経営中。起業して約11年。
著書に『口コミ集客で「一生愛される起業家」になる方法』があり、発売後7日で増刷し、ベストセラーに。
「煽らない、売り込まない、自分の心に嘘をつかない」を合言葉に、クライアントに感謝される「ロングセラー起業」を伝える。
目次
集客施策を考える前にやるべき事前準備とは?
なかなかお客さんが来ないと「今すぐ行動しなきゃ!」と焦ってしまいますよね。
たしかに行動に移すことも大切ですが、集客には「事前準備」が重要です。
まずは次の5つのポイントを押さえておきましょう。
- 来てほしいお客さんを決める
- お客さんの頭の中を大解剖する
- 競合をリサーチ
- あなたが選ばれる理由を明確にしておく
- 自店オリジナルのコンセプトを作る
1. 来てほしいお客さんを決める
1つ目は「来てほしいお客さんを決める」ことです。
いわゆる「ターゲット設定」ですね。あなたが提供するサービスによって、どんな人の悩みを解決したいのかなどを明確にしましょう。
アロマサロンの場合、「癒しを求めている人」が多く来店します。たとえばキャリアウーマン、子育てで忙しい主婦、個人経営者など。妊活中の女性や不眠で悩んでいる方もいらっしゃいます。
年齢層は20〜60代と幅広いです。年齢によってニーズや経済的な余裕も異なります。
そのため、まずは「自分のサロンに来てほしいお客さん像」を思い浮かべましょう。
リーズナブルさを求める20〜30代なのか、高くても良いから高級なアロマを使ったマッサージを受けたい40〜50代なのか、など様々なターゲットをイメージできます。
それに加えて、「あなたがどのようなサービスをどのような人に提供したいのか」も重要です。
それが明確になれば、あとはそのターゲットに合わせた集客施策を行えば大丈夫ですよ^^
2. お客さんの頭の中を大解剖する
2つ目は「お客さんの頭の中を大解剖する」こと。
頭の中を大解剖・・?と思うかもしれませんが、これは「お客さんが何を求めているのか?」を理解するということです。
矢継ぎ早に集客施策を試すのではなく、まずはお客さんが一体どんな悩みを抱えていて、何を求めているのかを考えてみましょう。
そもそも「顧客のニーズ」がわからなければ、適切なアプローチができません。サービスに満足してもらうためにも、まずはお客さんが何を求めているのかを考えてみてください^^
そうすることではじめて、満足していただけるサービスを提供できます。
3. 競合をリサーチ
3つ目は「競合をリサーチ」することです。
マーケティングの基本に「3C分析」という手法があります。これはCustomer(市場・顧客)、Company(自社)、Competitor(競合)の3つの「C」を分析する方法です。
競合の分析では、他店がどのくらい市場シェアを獲得しているのか、スタッフは何人いるのか、など他店の特徴を分析します。アロマサロンも同様です。
「他店の強みは何か?」「どの部分なら他店に勝てるのか?」などを徹底的に考えてみましょう。
4. あなたが選ばれる理由を明確にしておく
4つ目は「あなたが選ばれる理由を明確にしておく」です。
先ほどの競合分析をしっかり行うと、自店にしかない「強み」が明確になります。その部分が「あなたのお店が選ばれる理由」です。
たとえば、「自店にしか置いていないアロマがある」「自宅でアロマを楽しむためのアドバイスをしている」など。
お客さんに選ばれるようなサービスを提供することで、それが強みになります。
そもそも「自店の強み」がわかっていなければ、お客さんに適切なアプローチができません(ここ、意外と見落としがちです・・・)。
お客さんから「ここのアロママッサージを受けてみたい」と思われる”強み”をもつことが重要です。
5. 自店オリジナルのコンセプトを作る
5つ目は「自店オリジナルのコンセプトを作る」です。
私自身、これまで多くの集客サポートをさせていただきましたが、業種関係なく人が集まる店舗はすべからく「コンセプトに統一感」があります。
店舗の内装はもちろん、経営者のビジョン、メニューの企画制作など・・・パッと見てお客さんに「素敵な店だな」と思ってもらえるような店づくりがされています。
アロマサロンも同じです。たとえばサロン独自のカラーで内装を統一したり、幅広い層にも響くような「寄り添いと丁寧さを大切にした接客」を行ったりと、統一感のある店づくりを意識してみましょう。
そうすることで、お客さんにもあなたの店やアロマに対する熱意や想いが伝わり、リピーターやファンの方も増えてくれますよ^^
集客するために覚えておくべき集客導線の全体像
いよいよ集客施策の紹介を・・・と思いましたが、その前に「集客の全体像」を掴んでおきましょう。
その方が集客への理解度が深まり、結果にも結びつきやすくなりますからね^^
マーケティングには、お客さんが商品やサービスを購入するまでのプロセスをあらわす「購買サイクル」と呼ばれるものが存在します。
ほぼすべての業界の集客がこのサイクルに当てはまるので、これを押さえておきしょう。
- 認知
- 興味
- 検討
- 購入
- 継続
- 応援
まずは「認知」から始まります。
ターゲットとなる層にあなたの存在を知ってもらう初歩の段階です。
ここがクリアできたら、次に「興味」をもってもらえるようにアプローチをします。アロマサロンの場合は「無料体験」などが効果的です。
次に、お客さんは買おうかどうか迷う「検討」のフェーズに入り、決心がついたら「購入」に至ります。
しかし本当に大事なのは、購入してもらった後。購入後いかに継続してもらい、あなたのファンになってもらうかという「リピート施策」が重要です。
そして最終段階である「応援」のフェーズ。お客さんがあなたのお店を継続利用することでファンとなり、応援してもらえる状態が理想です。
以上が集客の全体像になります。個人で経営しているアロマサロンでは「リピーター」の存在がより重要です。
大事なことなので、もう一度言いますが。
アロマサロンでは「リピーター」の存在がより重要です!!
ひたすら新規を集めるのではなく、一人のお客さんと長く付き合っていくことで、ようやく経営が安定します。
【必見】アロマサロンを開業してから安定経営の軌道に乗せる具体的な集客ステップ
アロマサロンの集客の全体像についてお伝えしましたが、これだけではまだイメージがしにくいかもしれません。
そこで、アロマサロン事業を軌道に乗せるための詳しい手順をご紹介します。
具体的なステップは以下の4つです。
- モニター獲得
- モニターから熱量のある感想をもらう
- その感想をもとに集客を拡大する
- リピーター・ファンを増やす
まずは「モニター獲得」です。モニターという名の「お試し販売」から集客につなげます。
あなた自身のご家族や知り合いの方に「無料体験」などを提供して、感想をいただくのが良いでしょう。
その後、モニター参加者の方から「熱量のある感想」をもらい、ホームページで紹介します。
そうすることで「このサロンはよさそう」という口コミが拡がり、新規顧客の獲得につながるのです。
新規獲得に手応えを感じたら、さらに集客を拡大しましょう。個人のアロマサロンでは「リピーター」の存在が重要です。
新規の方ばかりでなく「一人のお客さんと長くお付き合いする」ことを考えましょう。
集客拡大には、紹介(営業)とホームページが効果的です。
紹介の場合、既存のお客さんに「お知り合いの方に興味のありそうな方はいませんか?」と聞いてみる、「お友達への紹介で1,000円オフ」などのキャンペーンを打つなどの方法があります。
ホームページの場合は、先程の「熱意ある感想」の掲載がオススメ。
この後の章で詳しく解説しますね^^
集客が安定してきたら、さらにリピーターやファンを増やしましょう。
リピーター獲得には「顧客満足度」が大切です。
お客さんが満足するサービスを提供することで、あなたの「ファン」になり、もっと利用したいと思ってもらえます。
お客さんと信頼関係を築くのには時間がかかります。
ですが、一人ひとりとしっかり向き合えば、次第に良い口コミが拡がり、気づけばたくさんの人がファンになっているはずです^^
アロマサロンで活用すべき集客施策11選(リアル集客・Web集客)
これまでお伝えしたノウハウを知っておけば、もう施策を試しても大丈夫です。
お客さんに対しても、適切なアプローチができるようになるでしょう。
この章では、アロマサロンで活用したい11の集客施策をご紹介します。
「リアル集客」と「Web集客」それぞれの施策をピックアップしているので、ぜひご参考ください。
リアル集客5選
まずはリアル集客からみていきましょう。
1. チラシ・ポスター作成とポスティング
チラシ配りは、店舗経営者なら一度は試したことがある、あるいは検討したことのある手法でしょう。
アロマサロンの場合、まずは店舗周辺のマンションやアパートに配るのがオススメ。
あまりに遠方だと通ってもらうのが大変ですので、まずは近所へのチラシ配りから始めてみましょう。
目につきやすい場所にポスターを貼るのも効果的です。
街頭や駅、近隣の喫茶店などターゲットとなる人が多そうな場所に掲載しましょう。(もちろん許可を取ってからにしてくださいね!)
2. フリーペーパー・タウンページ(ホットペッパーなど)
フリーペーパーやタウンページも有効な手段です。
駅構内やスーパーマーケットなど人通りの多い場所に置けるため、興味のある人にアプローチできます。
無料で持ち帰れる仕組みになっているので、手に取ってもらいやすいです。
3. 目立つ看板や表札
看板や表札も、工夫次第で集客につながります。
たとえば、離れた場所からでも文字を読めるように文字サイズやカラーを工夫する、周りの背景と同化しないような工夫をする、など。
お客さんの目につきやすい看板や表札を作り、一目でアロマサロンだとわかるような店構えにしましょう。
4. リピート施策
繰り返しになりますが、個人のアロマサロンでは「リピーター」の存在が重要です。
リピート施策の一例として「お礼状」があります。一度来てくれた方に対して、来店した当日にサンキューレターを送るという手法です。
また、暑中見舞いや年賀状、あるいは案内文を送付。手紙で感謝の気持ちを伝えることで、相手から好印象を抱いてもらいやすくなります。
その結果、「親切だからまた行きたい」とリピートしてくれるのです。
ここで注意したいのが、お礼状は「宣伝」ではないということ。
あくまでも「いつも使ってくださりありがとうございます」という感謝の気持ちを伝えましょう^^
5. 口コミや紹介をお願いする
口コミや紹介も効果の高い方法です。
チラシやフリーペーパーなど「テキスト」での情報も良いですが、やはり人から人への「口伝え」の影響力は計り知れません。
私も長くビジネスをしていますが、やはり「〇〇さんからの紹介で来てみました!」という人は多いです。
ただし口コミ集客を狙うのなら、質の高いサービスを提供する必要があります。
アロママッサージの質はもちろん、丁寧な接客、アフターフォローなど「また利用したい」と思ってもらえるサービスを提供しましょう。
そうすることで、人が人を呼び「雪だるま式」に口コミや紹介が広がっていくのです。
Web集客6選
続いてWebを使った集客施策をご紹介します。
1. ホームページ集客
ホームページは、インターネット上の「看板」のようなもの。
これからアロマサロンを開業するとしても、店舗自体が認知されていなければ誰も来てくれないですよね ><
店舗を認知してもらうためにもホームページは必要不可欠です。
ホームページがあることで、お客さんがサロンの存在を知り、信頼できるかどうかを判断できます。
またテキストだけでなく「写真」や「動画」を掲載できるのもホームページの魅力です。口頭では伝えきれない、あなたのサロンならではの魅力も積極的に伝えられるでしょう。
ホームページは、ここでお伝えするには情報が多すぎるため、次の章でお伝えしますね。
2. ブログ集客
ブログとはインターネット版の「日記」のようなもの。
いまではブログサイトも数多くあり、「アメブロ」などが代表例です。固定的な情報が多いホームページと比べて、ブログはネタさえあれば毎日でも更新できます。
たとえば「アロマテラピーの私がオススメしたいアロマ5選」など・・。
お客さんに「おもしろい!タメになる!」と思ってもらえる情報を伝えましょう。
3. SNS集客
FacebookやTwitterなどを使った「SNS集客」もオススメ。
今ではほとんどの店舗がSNSをやっています。
そのため、いかに「ライバルがやっていないことをやるか」が重要です。最大限効果を発揮するためにも、次のポイントを意識してみてください^^
- 共感しあえるお客さんとつながり、「仲間」のような強い信頼関係を築く
- フォロワーが多いなど「情報発信力のある人」とのつながりを持つ
SNSは無料で始められるため、「なんとなく」の運用しかしていないサロンが多いです。
そのため本気で運用すれば他サロンとの差別化が図れるでしょう。
4. SNS広告・リスティング広告で集客
もし余裕があるのであれば、SNS広告やリスティング広告を視野に入れてみても良いでしょう。
SNS広告とは、TwitterやFacebookなどで提供している広告サービスを利用して広告を掲載することです。
フォロワーだけでなく不特定多数の人にアプローチできるメリットがあります。
一方のリスティング広告とは、Googleなどでユーザーが検索したキーワードに沿った広告掲載を指します。
アロマサロンに関するキーワードで検索した人に対して、その人の検索画面にあなたのサロンの広告が表示される仕組みです。
広告による集客は、難しいので、専門家に話を聞くことをオススメします。
5. MEO(Googleマイビジネス)
MEOとは(Map Engine Optimization)の頭文字を取った言葉で、「マップエンジン最適化」のことを意味します。
「地域+業種」で検索すると、その地域周辺にある店舗や施設がGoogleに表示される仕組みです。
たとえば「新宿 アロマサロン」で検索した場合、新宿にあるアロマサロンの「上位3つ」のGoogleマップと店舗情報が表示されます。
上位3つに自店舗の情報が表示されれば、競合店舗より露出が増え、見込み客に認知されやすくなるのです。MEOは、集客を有利に進めるために重要なポイントといえます。
これは「Googleマイビジネス」という、Googleが提供しているサービスを利用することで、MEO対策ができます。パソコンをはじめ、アプリをダウロードするとスマートフォンでも利用できるのでオススメです。
6. ポータルサイトを活用
ポータルサイトとは、集客を目的としたサイトのこと。
「観光ポータルサイト」や「育児ポータルサイト」など、ジャンルごとに情報がまとまっているWebサイトです。
アロマサロンは「美容系ポータルサイト」に該当します。店舗の雰囲気や口コミを知るという目的でポータルサイトを利用するお客さんが多いです。
特にオススメしたいポータルサイトをいくつかご紹介します。
HotpepperBeauty(ホットペッパービューティー)
画像引用元:HotpepperBeauty 公式ホームページ
ホットペッパービューティーは、グルメのポータルサイトで知られるホットペッパーの「美容版」です。
都道府県ごとに美容室やヘアサロン、アロマサロンなどが掲載されています。
店の基本情報や口コミはもちろん、サイトからそのまま予約できるのも魅力。大手ポータルサイトだけあって利用者も多いです。
掲載料はかかりますが、お客さんから見てもらう機会を増やすために有効なサービスといえるでしょう。
楽天ビューティ
画像引用元:楽天ビューティ 公式ホームページ
楽天ビューティーは、楽天が運営する美容系のポータルサイトです。
美容室からアロマサロン、マッサージサロンまで幅広く、約12,000店舗を掲載しています。
また楽天が運営していることから、同サイトから予約すれば「楽天スーパーポイント」が貯まります。
ホットペッパービューティーよりも知名度は劣りますが、楽天ユーザーも一定数いるので、潜在顧客の獲得に役立つはずです。
minimo(ミニモ)
画像引用元:minimo 公式ホームページ
minimoは、mixi(ミクシィ)が運営する美容系のポータルサイトです。
サロンの予約はもちろん、カットモデルやネイルモデルの募集もできます。
店舗側はカットモデルを募集できる、お客さん側も無料あるいは特別価格でサービスを受けられるため、お互いにWin-Winのサービスといえます。
アロマサロンも数多く掲載されているので、ぜひ一度チェックしてみてください^^
ストアカ
画像引用元:ストアカ 公式ホームページ
ストアカは、教えたい人が先生として講座を開き、教わりたい人が受講できるサービスです。「日本最大級のまなびのマーケット」ともいわれています。
公開されている講座は、カメラマンに教わる撮影テクニックやデザイナーによるデザイン講座、コピーライティング講座などジャンルはさまざま。
アロマサロンなら「マンツーマンで習うアロママッサージ」といった内容の講座も開けるようです。
ジモティー
画像引用元:ジモティー 公式ホームページ
ジモティーは、日本全国の「地元」の情報を掲載するサイトです。
不用品の売買をはじめ求人募集、ペットの里親募集までさまざまな情報を閲覧・応募することができます。
教室やスクールも掲載されており、英語教室やパソコン教室、フラワーアレンジメント、料理教室までさまざま。数は少ないですが、アロマのサービスを提供している人もいます。(2021年8月時点)
「地域密着型のアロマサロンをやりたい」という方は一度見てみるのが良いでしょう。
アロマサロンでホームページがあったほうがいい理由と、掲載すべき情報とは?
お客さんにサロンを知ってもらうためにもホームページを開設しておくことがオススメです。
なぜなら、お客さんは「ネット検索」から入る可能が高いからです(人にいえない悩みを解決したい場合は特に!)。コンセプトや営業情報をきちんと掲載していることで、お客さんからの「信頼度」が高くなります。
ホームページから集客するには、まず「問い合わせ」を増さなければなりません。
お客さんからの問合せをうながすためにも、最低限次の5つの情報は掲載しておきましょう。
- あなた自身の雰囲気を伝える
- 差別化ポイントを伝える
- メニューと価格の明示
- 事例や実績
- 正確な基本情報の開示
お客さんは「どんな人がアロマテラピー(マッサージ)をしてくれるのか」をしっかり見ているため、ホームページに笑顔の写真を載せるなど「あなた自身の雰囲気」を伝えることが大切です。
他のアロマサロンではなくあなたを選ぶべき理由も明記しましょう。
他サロンとの違いを示しつつ、自店の魅力を積極的にアピールすることで「差別化」を図ります。
「メニューと価格の明示」も大切です。
お客さんに安心してもらうためにも、メインのメニューからオプションメニューまで、お客さんが分かりやすいように明記しておいてくだいね^^
ほかにも、お客さんの身体が変化した事例、それからあなた自身が保有している資格も記載しましょう。
事例や実績をアピールすることで、「ここのアロマサロンは評判が良さそう」「信頼できる」と良いイメージを持ってもらえますよ^^
お客さんの事例を記載する時は「※効果には個人差があります」のような記載を忘れずにしてくださいね。
最後は「基本情報の開示」です。
お客さんを不安にさせないためにも、営業時間や住所といった基本情報はきちんと開示しておきましょう。
新規客をリピート客に変えるセールスの極意
アロマサロンを経営している方で、「1回目は来てもらえるけど2回目に繋がらない・・・」と悩んでいる方はとても多いです。
2回目までをスムーズに繋げるためには、やはりセールスが大切になってきます。
具体的には以下のポイントを意識してみてください。
- サービス中にお客さんの悩みを聞き出す
- 悩みが解決できることを頭の中でイメージできるように説明する
- お客さんと一緒に解決方法を考える
1. サービス中にお客さんの悩みを聞き出す
まずは、お客さんから悩みを聞き出しましょう。
ヒアリングはビジネスの原点でもあります。お客さんの悩みを聞き出し解決することで、それが「ありがとう」という名のお金に変わるのです。
お客さんに満足いただくサービスを提供するためにも、相手に寄り添いながら、しっかりと悩みを掘り下げましょう。
- 「お客様は何に悩んでいるのか?」
- 「なぜ悩んでいるのか?」
- 「サービスを受けてどうなりたいのか?」
- 「そうなることはなぜ重要なのか?」
など。会話の自然な流れで聞けるようになるとグッドです^^
2. 悩みが解決できることを頭の中でイメージできるように説明する
お客さんから悩みを聞き出せたら、それをイメージできるように説明します。
たとえば、「ストレスが溜まっている」という悩みに対しては、精神のバランスを整えてくれる「ラベンダー」の香りをオススメする。
「足のむくみが気になる」場合は、血行を促進してくれる「ローズマリー」をオススメする、など。
悩みによって使用するアロマが異なることを伝え、お客さんにイメージを掴んでもらいましょう。
わかりやすく噛み砕いて説明することで、「また次回もお願いしたいな」と思ってもらえるのです。
3. お客さんと一緒に解決方法を考える
お客さんと一緒に解決方法を考えることも大切です。
何のメニューを注文するのか、どのようなアロマを使うのかという最終判断はお客さんに委ねられます。
売り手の役割は、お客さんが目指すゴールに向かって併走することです。お客さんに寄り添うことでそれが共感を生み、リピート化につながります。
ですから、お客さんが悩んでいる時は、丁寧にヒアリングをして、どうすれば解決できるかを一緒に考えてみてくださいね。複数の解決方法を提案してあげられると、なお良いでしょう。
解決できれば、無事2回目の来店にもつながりますよ^^
【事例】アロマセラピー集客成功事例
アロマサロンの集客についてお伝えしましたが、実際に成功している人を見てみないとイメージが湧かないですよね。
ここでは私が主催する「ロングセラー起業塾」で集客に成功した方の事例をご紹介します。
1年目で年商750万円、2年目で1,000万円を達成
現在メディカルアロマテラピーの活動をされている鷲田さん。
独立後、作業ばかりが増え収入がほとんど増えず悩んでいたといいます。うまくいかない現状を打開するべく「ロングセラー起業講座」を受講。
その結果、1年目で年商750万円、2年目では1,000万円を達成されています。
ロングセラー起業講座受講生:鷲田康子さん
独立当初、やらなければならない作業が多すぎて、収入が全然増えませんでした。
仕事量が多すぎて体力だけが消耗する一方。そんなとき、川越さんの「ロングセラー起業講座」を見つけました。
「短期間にガッと稼ぐのではなく、長く続けられる商売を」というコンセプトと、その人柄に惹かれたのが入塾を決めた理由です。
コンサルと聞くと大手企業のイメージがありましたが、他の塾生の方も、一人でビジネス・店舗経営している女性の方が多かったです。「自分くらいの規模でもお願いしていいんだ」という風な安心感がありました。
私は以前から、メディカルアロマテラピーを用いた体質分析法「サードメディスン」を活用した商売をしたいと考えていました。
川越さんは私の考え方にも親身になって寄り添ってくれ、コンセプト決めから集客までさまざまな場面でサポートしてくれました。
もちろん収入が大きく増えたことも嬉しいですが、お客さん目線で物事を考えられるようになったこと、これが本当に大きな変化になりました。
【まとめ】アロマサロンの集客方法について
本記事では、アロマサロンの集客方法について以下のポイントを中心にお伝えしました。
- 集客施策の前にターゲット設定や競合リサーチ、コンセプト決めをすることが重要
- 集客導線には①認知→②興味→③検討→④購入→⑤継続→⑥応援の6ステップがある
- アロマサロンでは「リピーター」の存在がとにかく重要!
- リアル集客はチラシ、フリーペーパー、目立つ看板、リピート施策、口コミ紹介などがある
- Web集客はホームページ、ブログ、SNS、リスティング広告、MEO、ポータルサイトの活用などがある
色々な集客施策を試すことも大切ですが、「事前準備をいかに入念にするか」が重要になります。
ターゲット設定や競合リサーチ、店舗のコンセプト決めなど・・来てほしいお客さん像を明確にし、それに合った施策を打っていくことが大切です。
また、何度もお伝えしているように、アロマサロンでは「リピーター」が重要です!新規の集客に偏るのでなく、一人のお客さんと長く付き合っていくことで、ようやく経営が安定します。
「どう経営を安定させていくか」は経営者にとって永遠の課題といっても過言ではありません。
私はこれまで多くの専門家の方をコンサルティングしてきましたが、やはり「集客を安定させたい・・」と相談をいただく場面は多いです。
起業をすると自分が望むサービスを提供できる一方で、あなた自身でお客さんを獲得しなければなりません。そしてこれが思った以上に難しいため、集客で苦しむ起業家が後を絶たないのです。
集客の原点は集客施策のようなテクニックではなく、心と心のつながりです。お客さん一人ひとりのことを大切にしながら集客力を上げることで、「一生愛される起業家」へとつながります。
本ブログでは、今後もアロマサロンに関して役立つ情報をお届けしサポートしていきます。
私のビジョンは、1人でも多くの起業家に「持続可能な成果」を作り出す支援をしていくこと。本ブログを通して、あなたのお役に立てれば嬉しいです。
このほかにも、カウンセラー・セラピストのための集客に欠かせない秘訣をご紹介しています。
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