心理カウンセラーとして独立開業するときに役立つ資格9つ【カウンセラー専門コンサルタントが解説】
「カウンセラーとして独立開業するために必要な資格はあるの?」
「カウンセラー関係の資格を取るときに知っておくべきことを知りたい!」
「カウンセラーの資格を取ってから開業までには何をやればよいのだろう?」
今この記事を読んでいる方は、カウンセラーとして独立しようと考えているものの、どの資格を取ればよいのか、開業まで何をするべきか不安になっているのではないでしょうか。
そこで本記事では、心理カウンセラーとして独立開業するときに役立つ資格や開業手順などについて、次のポイントを中心にお伝えします。
- 心理カウンセラーとして開業するときに役立つ資格やスキルがわかる
- 独立開業カウンセラーが直面しやすい現実5つがわかる
- フリーランスカウンセラーの開業手順2ステップがわかる
あなたが「周りから愛されるカウンセラー」になることは、多くのお客さんが幸せになることでもあります。
そのような状態が現実になるように、これまで1,000人以上のお客様のお手伝いをしてきた私、現役カウンセラー(公認心理師)の川越恵が「心理カウンセラーとして独立開業するときに役立つ資格」について全力で書いていきますね!
記事の後半では、年商1,200万円超えの人気カウンセラーになった方の事例もご紹介します。
本記事で、あなたがカウンセラーとして独立開業するとき、不安や恐怖を少しでも軽くできたら嬉しいです^^
ロングセラー起業コンサルタント川越 恵
内定先の倒産をきっかけに起業し、社会貢献事業を含めた3つの事業を在宅経営中。起業して約11年。
著書に『口コミ集客で「一生愛される起業家」になる方法』があり、発売後7日で増刷し、ベストセラーに。
「煽らない、売り込まない、自分の心に嘘をつかない」を合言葉に、クライアントに感謝される「ロングセラー起業」を伝える。
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目次
心理カウンセラーとして開業するときに役立つ資格9つ
カウンセラーに関する資格は、国家資格から民間資格までさまざまな資格があります。
しかし、カウンセラーになるためには「資格を必ず取っておかなければならない」というわけではありません。カウンセラーを目指す方のほとんどが、自分のスキルアップのために資格を取得していることが多いです。
ここでは、私が多くの受講生を見てきたなかで、取得している方が多かった資格とカウンセラーを目指すなら知っておくべき資格を9つお伝えします。
ぜひ、カウンセリングのスキルアップの参考にしてくださいね!
※これからお伝えする資格の募集条件は変更される可能性があります。資格の最新情報は、資格を認定する団体や協会のHPでご確認ください。(なお、本記事の最新更新日は2023年8月15日です)
1. 【国家資格】公認心理師
公認心理師は、日本で初めて国家試験が実施された心理カウンセラーの資格です。2017年に公認心理師法が施行され、2018年には公認心理師の国家試験が実施されました。
公認心理師の国家試験を受験するには、「大学および大学院で必要科目を修了」もしくは「大学で必要科目を修了し、文部科学省・厚生労働省の指定する施設で2年以上の実務経験」の条件を満たす必要があります。
これらの条件から、ゼロから国家試験を受けて独立するのはなかなか難しいです。
2. 【民間資格】臨床心理士
臨床心理士は、日本臨床心理士資格認定協会が認定する民間資格です。
臨床心理士試験を受験するには「特定の大学院を修了かつ終了後1年以上の心理臨床経験を有する」、「医師免許取得で取得後2年以上の心理臨床経験を有する」などの条件が必要になります。
さらに臨床心理士には、5年ごとの資格更新が義務付けられています。日本臨床心理士資格認定協会や一般社団法人日本臨床心理士会、地方の当該臨床心理士会が主催する研修に参加することが必要です。
臨床心理士も公認心理師と同様に、これから独立を考えている方が資格修得を目指すのは厳しいといえます。
3. 【民間資格】カウンセリング心理士(旧:認定カウンセラー)
カウンセリング心理士は、日本学術会議認定の学術研究団体である日本カウンセリング学会が認定する民間資格です。資格取得申請には、試験方式と推薦方式があり、それぞれ定められた条件を満たすことで認定されます。
試験方式の受験資格は、日本カウンセリング学会に入会して2年以上が経過し、学会指定の研修を学習すること(大学・大学院で履修した単位を研修時間に換算することも可能)。
一方の推薦方式は学会入会後2年以上で、大学・短大の専任教員として10年以上もしくはカウンセリング関係の授業を担当してかつカウンセリング実践に基づく研究業績が顕著であることが条件になります。
4. 【民間資格】臨床発達心理士
臨床発達心理士は、一般社団法人臨床発達心理士認定運営機構が認定する民間資格です。資格の申請には、次の4つの条件があります。
- 発達心理学隣接諸科学の大学院修士課程在学中または修了後3年未満
- 発達心理学隣接諸科学の学部を卒業してから臨床経験3年以上
- 研究機関での研究職をしていること
- 公認心理師を取得していること
資格を取得すると「日本臨床発達心理士会」に入会するとともに、全国に20ある支部のどこかに所属することが義務づけられます。さらに5年で資格更新をする義務もあります。
5. 【民間資格】プロフェッショナル心理カウンセラー
プロフェッショナル心理カウンセラーは、一般社団法人全国心理業連合会が公認する民間資格です。資格取得には認定教育機関での専門知識学習および実習・研修が必要です。認定教育機関は全国各地にあり、通学・通信から学び方が選べます。
資格試験は、筆記試験、小論文(上級資格のみ)、および審査員による口頭試問が行われます。
6. 【民間資格】産業カウンセラー
産業カウンセラーの資格は、一般社団法人日本産業カウンセラー協会が運営する民間資格です。
産業カウンセラーの資格を取得するためには、次のいずれかを修了する必要があります。
- 一般社団法人日本産業カウンセラー協会の講座
- 大学または大学院が開講する心理学またはそれに隣接する科学系の講座
試験合格率が6割であり、講座を修了すれば資格受験できることから、カウンセラーの知識を深めたい方に人気の資格の一つです。
7. 【民間資格】メンタル心理カウンセラー®
メンタル心理カウンセラーは、一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)が認定する資格です。
資格を取得するには、協会が認める講座を修了することが必要です。試験は在宅受験が可能です。さらに協会には、より専門的な知識を証明する「上級心理カウンセラー資格」もあり、同時に資格を取得する方も多くいます。
8. 【民間資格】メンタル心理インストラクター®
メンタル心理インストラクターとは、相談者の悩みやストレスを改善して、心の病気を未然に防ぎ助ける仕事です。
受験資格は日本インストラクター技術協会(JIA)が認める講座を修了すること。資格試験は在宅受験が可能です。メンタル心理インストラクターの資格を受験する方の中には、「子供心理カウンセラー®資格」や「行動主義心理アドバイザー®資格」を同時に受験する方もいます。
9. 【民間資格】心理カウンセラー
一般社団法人メンタルヘルス協会の心理カウンセラーの資格もオススメです。協会の心理カウンセリング力養成基礎講座を受講することで、初級・中級・上級レベルの資格取得の条件を満たせます。
日本全国で、心理カウンセリング力養成基礎講座を実施しているので、子育てや仕事に役立つ知識を学べるとして、カウンセラーを目指す方だけでなく子育て中の方やビジネスマンも参加しています。
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自分に合った資格を選ぶときに知っておきたいこと
ここまでをご覧になって「私に合った資格は何だろう…」とお悩みの方もいるかもしれませんね。
カウンセラーを目指す方なら、何を学ぶかについて悩むことは珍しくありません。なかには複数の資格を取得している方も多いです^^
何の資格について勉強すればいいのかお悩みの方へ。私から2つ、共有させてください。
資格は対象者・働きたい場所で選ぶ
最初に「自分が誰をターゲットにしたいか」「活躍したい場所(または形態)」をイメージしましょう。カウンセラーに関する資格には、専門分野に特化したものもあるので、その資格を取得しないと活動しにくいものもあります。
たとえば次のカウンセラーは、活躍できる場所が限られていたり、資格の勉強で得た知識が必要な場合があります。
カウンセラーの種類 | 役立つ資格の例 |
---|---|
心理カウンセラー | 公認心理師 心理カウンセラー プロフェッショナル心理カウンセラー |
恋愛カウンセラー | JLC認定恋愛アドバイザー 婚活アドバイザー 夫婦カウンセラー |
スクールカウンセラー | 臨床心理士 チャイルドカウンセラー 不登校訪問支援カウンセラー |
産業カウンセラー | 産業カウンセラー メンタル士心理カウンセラー® |
まずはこの4つのカウンセラーの中で、自分がどのカウンセラーとして活動したいかを決めて資格の勉強を始めるとよいでしょう。
資格の勉強をしながらSNS発信はできる
私は資格を勉強されている方から「資格の勉強が忙しくて、集客が全然できません!」という声をいただくことがあります。
仕事の合間の勉強は、たしかに大変です。でも、資格の勉強の合間にInstagramなどのSNSを使って情報発信することは可能です。
たとえばInstagramの投稿に1日30分~1時間、フォロワーとのメッセージのやり取りに30分ほどかかったとしましょう。それでも、資格勉強に2時間ほど時間を作れる方も多いのではないでしょうか。
さらに資格勉強中にSNSでさまざまな情報を発信をすることで、ターゲットの悩みをリサーチできるメリットもあります。いいね!やフォロワーが増えてニーズを詳しく分析できれば、あなたのカウンセリング力を伸ばすヒントが得られるかもしれませんよ。
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心理カウンセラーとして開業するときに役立つ知識や能力5つ
資格取得のときに学んだことだけでなく、カウンセラーとして活動するときに役立つスキルは他にもあります。
役立つスキルは多くありますが、次の5つを普段から意識して行動するとよいでしょう。
- カウンセリングとその他の業務を回す時間管理力
- 相手を安心させる包容力
- 伝える力と聴く力のあるコミュニケーション力
- 悩みにとことん寄り添える忍耐力
- 心理学・カウンセリングの専門知識
まず朝の身支度やSNS投稿など、普段のルーティンに対して時間を意識して取り組むようにしましょう。時間管理力が身につくことで、無駄な時間が削減できるためあなたが本当にやりたいカウンセリングに注力できるようになりますよ。
つぎにお客さんがあなたを信頼するためには、相手を安心させる包容力やコミュニケーション力が重要になります。まずは家族や友人など、身近な人への接し方を通して練習・経験を積むといいですね。思いやりのある接し方が体に染みつくと、あなたに心を許すお客さんが増えてくるでしょう。
そしてカウンセリングでは、NLP心理学や交流分析(TA)、ゲシュタルト療法などの心理学やカウンセリングの専門知識も必要になります。
カウンセラーとして成功するには、つねに学び続ける姿勢が大事です。お客さんに長く愛されるカウンセラーになるために、あなたもカウンセラーとして成長し続けてくださいね。
独立開業カウンセラーが直面しやすい現実5つ
実際に独立開業すると、「あれ?思っていたよりも大変かも…」と予想外の現実を目の当たりにすることも多いです。できれば、直面するであろう困難を事前に知っておいて、早めに対策したいですよね。
ここでは、開業仕立てのカウンセラーが直面しやすいリアルな5つの事情についてお伝えします。
1. 仕事の募集案件が少なく倍率が高い
ホームページで「カウンセラー 求人」と検索すると、複数の案件が出ています。
しかし、これらのような求人案件は倍率が高く、すぐに募集を締め切ってしまうほどの激戦です。また、月に数回あるいは単発の募集であることが多いので、収入が安定しない可能性もあります。
そのようなことから、求人だけをたよりにカウンセリングの仕事を探すのはやめましょう。「求人を探す→応募する→見送られる」の流れを繰り返してばかりいると、カウンセラーとしての仕事が始まる前に疲れてしまいます。
求人に応募をするときは、つねに募集できるココナラやストアカのようなスキルマーケットと並行して行うようにしましょう。自分の活動場所を1つだけに絞ってしまうと、あなたのことが周知されにくいうえ、売上がゼロになってしまう可能性が高くなってしまいますよ。
2. カウンセリング以外の業務をこなすのが大変
カウンセラーの仕事はカウンセリングだけではありません。開業当初は、カウンセリングルームの運営や顧客管理、集客など多くの業務を一人でこなす必要があります。
たとえば対面でカウンセリングする場合、主な業務は次のようなものがあります。
- 職場(カウンセリングルーム)の清掃
- 必要な物品の管理
- 家賃(部屋代)の支払い
- 顧客リストの管理
- 見込み顧客への集客
- SNSやホームページ、ブログの制作や更新
- 税金関係の処理
もちろんこれらの業務の中には、他人の手を借りて外注することもできます。しかし、開業後軌道に乗るまでは、はまだ自由に使えるお金もそう多くはないので、集客や経理を自分でやらなければいけません。
まずは、どの業務にどれくらいの労力がかかるかを把握することが大切です。それが把握できるようになったら、少ない労力で質の高い業務ができるように改善しましょう。
そうすることで、カウンセリングに時間を当てられるので、カウンセリングの質を高めることにも繋がりますよ。
3. 1日で多くのお客さんを対応できない
「収入を得るためには1日あたりのお客さんを増やすことが大切」と思う方は多いです。しかし、私はこの考えに賛同しかねるところがあります。
カウンセラーは心に悩みを抱えるお客さんのカウンセリングをするために、相当の体力と精神力を使います。お客さんの話を聞いて表情の変化や心情を読み取るには、かなりの集中力が必要です。そして話を聞きながら、頭の中でお客さんの心の状態を改善するための作戦を練らないといけません。
さらにお客さんが帰った後はカルテをまとめたり、次のお客さんのための準備をする必要があります。
カウンセラーとして開業する以上、「多くのクライアントさんを助けたいし、売上も伸ばしたい」というのは自然な気持ちだと思います。ですが、開業当初は「可能な限り多くのお客さんを呼ぶ」という考えはいったんやめて、「1日あたりの対応人数の限度」を決めましょう。
量をこなすことも大切ですが、お一人おひとりに、丁寧にセッションを提供していくことであなたのカウンセリング力がアップすることに加えて、評判も良くなるので紹介につながりやすくなります。
4. 集客と単価の壁にぶつかる
カウンセラーの約99%が集客と単価の壁にぶつかります。(私の経験から、カウンセラーのほぼ全員が悩んでいるといっても過言ではありません)
開業当初はほぼ実績がゼロの状態なので、単価を高くしてもお客さんは集まりにくいです。そして口コミや実績を積んで来訪数が増えたとしても、単価を上げなければ月収をアップさせるのは厳しいです。
開業1年目は単価を上げることよりも、まずはクライアントの喜びの声(ご感想)を集めること、そして自分のファンを集めることに注力しましょう。
ときには、お客さんが来ない日が連続することがあるかもしれません。でも、この期間での経験や学びは、カウンセラーとしての土台になっていきます。SNSやスキルマーケットによる集客、心理学やカウンセリングに関する勉強に励んでもらえたらと思います。
喜びの声を集めて、ファンが集まると、おのずと高単価でも申し込みが寄せられるようになります。
5. 一人で悩みすぎてブラック経営に陥りやすい
カウンセラーとして開業しても、経営が上手くいかずに一人で悩みを抱えてしまうカウンセラーも多いです。
そのため集客や日々の業務に追われて休む時間がなく、心と体が疲弊してしまった経験のある方も少なくありません。実際に、私自身もそういう方を多く見てきました。
こんなときは、同じ悩みを抱えているカウンセラーの方と繋がり意見交換をするとよいです。お互いの悩みを共有することで、新たな悩みの糸口が見つかるかもしれません。
また、カウンセラー専門のコンサルタントに相談するのもよいでしょう。コンサルタントは同じ悩みを持つカウンセラーを多く見てきたスペシャリスト。あなたに合った悩みの解決方法を提案してくれますよ。
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気になるカウンセラー年収相場
カウンセラーとして独立開業をした後、どれくらいの年収を目指せるのかが気になりますよね。ここでは、カウンセラーのリアルな給料事情についてお伝えします。
独立開業したカウンセラーの年収相場はとても幅広いです。集客が上手くいっていない方や開業したての方だと、月の売上が1万円前後も珍しくありません。
なお、企業や教育機関などに雇用されたカウンセラーの年収は、342〜886万円と幅が広く、勤務先や経験、求められるスキルによっても大きな差があります。
一方、集客が軌道に乗った人気のカウンセラーにもなると、年収が1,000万円台という方も存在します。(後ほど、年収1,000万円を達成された方をご紹介します)
このレベルのカウンセラーは、実力あるカウンセラーとしてセミナーや講演会を定期的に開催したり、講師としてカウンセリング方法を指導する教室を開催する方が多いです。
カウンセラーが開業するための手順2ステップ
カウンセラーが開業するまでの手順は、たった2ステップです。
- カウンセリングスキルを身につける
- 税務署で開業届を出す
「え、これだけ??」と思われた方もいるかも知れませんが、本当にこれだけです。
カウンセラーとして独立開業するのには特別な資格や認定はいりませんし、開業届も氏名や電話番号などを書くだけで、複雑な準備はいりません。
唯一「屋号(お店の名前)」を考えておくのが必要なくらいです。屋号は必須ではありませんが、あった方が何かと便利です。しかし、屋号に含めてはいけないワードもあるので、必ず確認しておきましょう。
ちなみに、地方で対面式のカウンセリングルームを開設するときは、企業名に「○○(地域名)カウンセリング」のように地域名を入れましょう。Googleマップの検索で表示されやすくなり、Google検索からの集客を見込めますよ。
廃業経験者も年収1200万円を達成した「リピートされる集客方法」
【事例】カウンセラー集客成功事例「12か月連続で月100万円の売上達成!年商1200万円を超えました」
さきほど年収を上げるコツとして、セミナーや講演会を開催することをお伝えしました。ここでご紹介する方は、ご自身の経営スタイルを確立してお客さんをファンにできた方です。
ぜひあなたのカウンセリングの参考にしてくださいね。
ロングセラー起業講座受講生:吉野リョータさん
売上を安定させるために、今までいくつか経営改善の塾に参加してきました。
なかには型にはめた行動だけを半ば強要するようなものもあり、「SNSで友達申請をしまくって◯人を目指そう」「ブログの読者を業者を雇って◯人にしよう」というような、小手先のテクニック的なことばかりを教えるものが多かったです。
それに否定的な姿勢を示すと「あなたは起業に向いていない」と言う講師もいました。そういう塾が今、どんどん生徒さんを集めておられる現状を見て「本当に自分には起業は向いていないのかも」と思いかけていたときに、川越さんが声を掛けてくれたんです。
川越さんの講座やコンサルの内容は、今まで学んだものとは正反対のものでした。「いかに今までのご縁を大切にして、自分の歩幅に合ったクライアントとの接し方をするか」を伝えながら、「悩める経営者の声を受け止め、できるところから一歩ずつ相談に乗ってくれる」スタイルに大変共感しました。
私は何度もお話していくうちに「この人は本物だ」と実感したのです。川越さんに出会ってから、嫌だけどガマンしてやっていた行動をやめ、自分の心に嘘をつかない経営のスタイルができるようになりました。それに合わせてお客さまも増えていき、ようやく安定するようになりました。
もし川越さんが助けてくれなかったら、私は経営をあきらめていたかも知れません。「経営していて、困ったとき、動けなくなったときは川越さんに相談しよう」そんな風に思えるメンターに出会えたことに、心から感謝しています。
他にもたくさんの方が成果を出していますが、すべてを紹介しきれないため動画(ダイジェスト版)にしてまとめました。
もしかしたらあなたがいま課題に感じていることを解決した方がいるかもしれないので、ぜひ視聴して参考にしてくださいね。
【まとめ:1分で要約】心理カウンセラーが独立開業するときに役立つ資格とは
本記事でお伝えした、心理カウンセラーが独立開業するときに役立つ資格は、次の9つです。
- 【国家資格】公認心理師
- 【民間資格】 臨床心理士
- 【民間資格】認定カウンセラー
- 【民間資格】臨床発達心理士
- 【民間資格】プロフェッショナル心理カウンセラー
- 【民間資格】産業カウンセラー
- 【民間資格】メンタル士心理カウンセラー®
- 【民間資格】メンタル心理インストラクター®
- 【民間資格】心理カウンセラー
カウンセラーとして独立開業するのには特別な資格や認定は必要ありません。しかし、カウンセリングのスキルアップのために資格を取得する方は多いです。
資格取得で学んだことは実践でも大いに役立ちます。なりたいカウンセラー像が決まったら、それに合った資格取得を目指してくださいね。
また、資格の勉強と並行して自身の情報発信をすることも可能です。SNSやスキルマーケットの集客を通して、自分のファンを増やしていきましょう。
本ブログでは、今後もカウンセラーに関して役立つ情報をお届けしサポートしていきます。
私のビジョンは、1人でも多くのカウンセラーの方に「持続可能な成果」を作り出す支援をしていくこと。本ブログを通して、あなたのお役に立てれば嬉しいです。
このほかにも、カウンセラー・セラピストのための集客に欠かせない秘訣をご紹介しています。
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