カウンセラーが広告で集客に成功するコツ【カウンセラー専門コンサルタント監修】
「カウンセラーに最適な広告を知りたい」
「周りのカウンセラーがよく使っている広告を知りたい」
「集客効果の高い広告を知りたい」
この記事をご覧になられている人のほとんどは、広告の選び方について悩んでいるのではないでしょうか。
カウンセラーに向いている広告はいくつかあります。しかし、自分に合った広告戦略を知らないと、新規クライアントさんの集客だけでなく、リピーター獲得につながりにくくなってしまいます。そうなると広告費が無駄になってしまうので、基本的な知識が必要です。
広告費を損しないためにも、本記事で基本的な広告戦略と集客方法を学び、今後の経営方針を固めていきましょう。
カウンセラーが5年10年と持続可能な起業を実現するための専門コンサルタント川越恵(かわごえめぐみ)が、次の3つについてお伝えします。
- カウンセラーが広告で集客に成功するコツ5つ
- カウンセラーなら知っておきたい広告の種類と特徴
- カウンセラーが広告を出すときに注意すべきこと
あなたが本記事を読むことで、広告戦略の基本的なコツがわかり、集客につなげるヒントをつかめるはずです。ぜひ最後までご覧ください。
ロングセラー起業コンサルタント川越 恵
内定先の倒産をきっかけに起業し、社会貢献事業を含めた3つの事業を在宅経営中。起業して約11年。
著書に『口コミ集客で「一生愛される起業家」になる方法』があり、発売後7日で増刷し、ベストセラーに。
「煽らない、売り込まない、自分の心に嘘をつかない」を合言葉に、クライアントに感謝される「ロングセラー起業」を伝える。
目次
カウンセラーが広告で集客に成功するコツ5つ
それではカウンセラーが広告で集客に成功するコツを5つお伝えします。基本的なものから、意外な内容まで紹介するので、今後のアピールのためにぜひ参考にしてください。
1. 自分の強みや地域に合った広告を出す
まず大切なことは、自分の強みや活動地域に合わせた広告を出すことです。これに沿わない広告を出してしまうと、ターゲット層があなたの存在に気づきにくくなってしまいます。
たとえば、産後うつ専門カウンセラーや不登校専門カウンセラーは、クライアントさんが暮らす地域の特性によって、悩み方の特徴が変わってくるので、それにマッチした広告を出すとよいでしょう。
一方、地方在住の親子を対象にしたチャイルドカウンセラーであれば、地方冊子の広告またはGoogleマイビジネスがオススメです。
カウンセラー業界は、誰にも言えない悩みを抱えるクライアントさんをターゲットにするため、広告のトレンドがこの業界に必ずしも当てはまるとは限りません。
そのため、自分の強みや活動場所に合った広告を出すことが集客につながることを覚えておきましょう。
2. 成功している競合の広告を参考にする
成功している競合を参考にするのも一つの方法です。広告が成果を出すのには、ある程度の時間を要します。そのため、すでに結果が出ている競合の広告を調べることは、最速で結果が出やすい方法ともいえます。
しかし、それを完全に真似してはいけません。競合だから成功しているのであって、真似した広告があなたの良さをアピールできるとは限らないからです。
コピーした広告をそっくり使うと、広告経由で来たクライアントさんとターゲット層とのミスマッチが起きる可能性も高くなります。(広告が似ていると、参考元から指摘が来てトラブルが起きやすいです!)
競合が何の広告を使っているか、キャッチコピーやデザイン、色合いを参考にする程度にしましょう。試行錯誤を重ねていくと、やがて参考した広告よりも優れた、自分オリジナルの広告が出来上がっていきますよ!
3. まずはカウンセラー王道の広告から始める
最初は自分に合った広告を体験することが大切です。高い費用を払って広告宣伝を業者に丸投げするよりは、お試し感覚でよいので、あなた自身が確実な手ごたえを感じ取ることが大切です。
主な広告の費用については、この後に詳しく解説します。参考までに、広告出稿が初めてのカウンセラーにオススメな広告を1つ挙げるとしたら、リスティング広告です。リスティング広告は、月5万円から始められるうえ、検索上位にカウンセリング名をアピールできます。自分のポジションが明確なカウンセラーにはおすすめの広告です。
そして、リスティング広告を始めながら、SNS広告や動画広告など抽象度が高い広告で集客できるようになるとよいでしょう。
4. カウンセリング可能な分野を複数アピールしない
カウンセラーが広告をだすときは、特定のカウンセリング分野に焦点を当てましょう。
広告であなたの専門性を明確に示すことで、ターゲット層に合うクライアントさんを引き寄せやすくなります。たとえば次のような文言が広告にあったとき、あなたならどう感じるでしょうか?
- 不登校で悩む親御さん対象
- うつ病専門のカウンセリングができます
- アダルトチルドレンでお悩みの方へ
このように複数の分野をアピールすると、専門性が薄れてしまい「どんなクライアントさんを集めたいか」が見えにくくなってしまいます。
カウンセラーが広告を出すときは、特定の分野に焦点を当てて専門性をアピールしましょう。ターゲット層を明確にすることで、自分の強みに合うクライアントさんを集めやすくなります。
5. 複数の広告でPDCAサイクルを回す
広告を出すときは、1つの広告だけに限らず、いくつかパターンを用意しましょう。それぞれの広告で、PDCAサイクル(Plan-Do-Check-Act)を回すことで、自分の広告効果を高めていくことができます。
よくありがちなのが、1回だけで成功させようとして、すぐにやめてしまうことです。成果が出ないと判断したら、画像や文言、配信タイミングなどを変えて様子を見るようにしましょう。
また、同じ媒体・同じ訴求で広告をずっと出し続けているのもよくないです。ある程度配信して反応が取れない場合は、広告媒体を変えてみることも検討してくださいね。
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カウンセラーなら知っておきたい広告の種類と特徴
次にカウンセラーにオススメの広告の種類や特徴を、オフラインとオンラインにわけて解説します。結論からお伝えすると、一般的にカウンセラーにはオンライン広告が向いています。
クライアントさんが悩みの解決策を探すために、ネット検索などオンラインを使うことが多いからです。クライアントさんの地域や年代を問わず、オンライン広告がカウンセラー業界と相性が良いです。
しかし集客するうえで、一般的なオフライン広告のメリット・デメリットも知っておくと、今後の戦略に役立つ可能性があるので、ぜひ参考にしてくださいね。
オンライン広告
オンライン広告とは、インターネット上で公開される広告です。オフライン広告には掲載期間や配布期間があるのに対して、オンライン広告は24時間365日も宣伝し続けるのがメリットです。
また、地域にとらわれずにオンラインユーザーにアピールできる特徴もあります。
リスティング広告
リスティング広告とは、ユーザーが検索エンジン上で検索したキーワードに合わせて表示される広告です。検索上位に表示されれば短期間で大幅なアクセス数を増やしやすいメリットがあります。
費用は月5万~50万円と幅広いですが、広告をただ流すだけでは必ずしも利益につながるとはいえないので注意しましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
ターゲット層にリーチしやすい 効果を測定しやすい |
クリック単価の競争が激しい 広告に関する専門知識が必要になる |
SNS広告
FacebookやInstagramなどのSNS投稿欄やストーリーズなどに表示される広告です。年齢や地域だけでなく、ユーザーの興味・関心に合わせて広告を配信できるメリットがあります。
費用は任意で決めることができるため、月2万~3万円程度で試すことも可能です。しかし、ユーザーの目を引くような魅力的なコンテンツでないとスルーされる可能性が高いのがデメリットです。
メリット | デメリット |
---|---|
出稿形式や配信時間帯や内容を細かく設定できる 潜在層にアプローチできる |
炎上リスクの可能性がある それぞれのSNSユーザーの特徴に合った広告戦略が必要になる |
動画広告(Google、Yahoo!)
GoogleやYahoo!と提携しているサイトやコンテンツに出稿できます。なかでもYouTube広告は、ターゲット層を絞れるほか、Google Adwordsと連携すれば広告を見たユーザーの動向を追跡できます。
しかし、動画制作に費用や時間が発生するだけでなく、配信内容によっては広告が不承認になってしまい配信まで時間がかかることもあります。
メリット | デメリット |
---|---|
ユーザーは必ず5秒間は広告を見てくれる さまざまなターゲット層に合わせて配信できる |
動画広告自体が基本的に煙たがられやすい 動画非表示のユーザーにアプローチできない |
ディスプレイ広告
Webサイトの広告枠へ掲載できて、テキストだけでなく画像や動画を活用できます。バナー広告やレスポンシブ広告もこれに当てはまります。
潜在層にアプローチできるほか、リスティング広告よりクリック単価が安めなのが特徴です。しかし、問い合わせや申込につながりにくく、広告費用の消化ペースが早いデメリットもあります。
メリット | デメリット |
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広範囲のサイトユーザーにアピールできる ターゲティングオプションを利用できる |
ユーザーの広告ブロックの影響を受けやすい 専門的なデザインスキルが必要 |
オフライン広告
オフライン広告とは、インターネットを経由しない広告のこと。代表的な広告には、チラシや看板があります。
カウンセラーにオススメのオフライン広告は、主に次の4つです。
新聞広告
新聞の広告欄を使って、新聞の購買者にアピールする方法です。さまざまなジャンルの購読者に応じて訴求できるメリットがあります。
しかし広告費用は、発行部数やカラー・モノクロ、広告欄のサイズ・掲載場所によって違いがありますが、地方新聞で最低7万円ほどと高めといえます。
メリット | デメリット |
---|---|
地域を絞りつつ、幅広い年齢層にリーチできる 新聞経由のため信頼感を得やすい |
コストが高め 購買者すべてが広告を見るとは限らない |
交通広告
電車やバス、駅など交通に関係する媒体に掲示する広告です。中刷り広告やタクシーの映像広告も当てはまります。
新聞広告よりも露出度が高い反面、コストが月3万~数百万円と高めで、媒体によってデザインや文面の制約があるのが特徴です。
メリット | デメリット |
---|---|
地域を絞りつつ、幅広い年齢層にリーチできる 新聞経由のため信頼感を得やすい |
コストが高め 購買者すべてが広告を見るとは限らない |
雑誌広告
読者の関心が自分の強みと合う雑誌に広告を出すことで、ターゲット層に近いクライアントさんを獲得しやすくなります。
しかし、ターゲットの目に留まりやすい広告を作るために、プロのデザイン制作会社への依頼が必要になる場合があります。そのため全体的なコストは、最低でも50万円程度必要となる可能性が高いです。
メリット | デメリット |
---|---|
特定の興味やライフスタイルを持つ読者にリーチしやすい 大きい露出で認知度・ブランディングを向上できる |
全体的に雑誌の購読者が減少している 掲載までに時間がかかる |
フリーペーパー広告
駅や施設内で配布されるフリーペーパーに広告を出す方法もあります。上記3つの広告よりも低コストでカジュアルな広告を出せるメリットがあります。
しかし、多くのフリーペーパーが自由取得タイプなので、配布数に対する顧客獲得数が低くなりがちです。
メリット | デメリット |
---|---|
配布場所に応じて地方密着アプローチが可能 クーポン配布や商品サービスをアピールしやすい |
掲載する情報量が少ない 競合の広告に埋もれやすい |
ポスティングチラシ
ポスティングは、特定の住居地域やビルなど、ターゲットのエリアを細かく選べます。チラシのデザインや内容をカスタマイズでき、1枚あたり5円からと安価なので、比較的始めやすいです。
しかし、配布したチラシが実際に読まれるかは不確実で、ターゲットに無視される可能性が高いです。また集合住宅では、ポスティング自体を禁止しているところもあります。
メリット | デメリット |
---|---|
業者に依頼せずとも自分で投函することも可能 幅広い年齢層にアプローチできる |
成果を把握しにくい 配布量が限定される |
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カウンセラーが広告を出すときに注意すべきこと
それぞれの広告の特徴だけでなく、広告を出すときの注意点も把握しておきましょう。
これらを把握しておかないと、広告停止を受けるだけでなく、カウンセラーとしての信用度を下げてしまう可能性もあります。クライアントさんとのつながりを無くさないためにも、必ず確認してください。
1. 広告媒体の規約を確認する
広告を出すときは、必ず広告媒体の規約を確認しましょう。規約を違反した広告を出すと、広告停止やアカウント停止になってしまう可能性があります。
実際に、広告で「依存症(ギャンブル、アルコール)の改善」の表現を使ったところ「暴力を連想させる表現を使用してはいけない」として、規約違反で広告不承認を受けたケースもあります。
また、「年収〇万円アップ」のような表現も、詐欺行為の意味合いを含むとして規約違反に該当する可能性も高いです。広告媒体の規約を読み飛ばさずに、一字一句を熟読するように内容をたたき込みましょう。
そして、審査を通過できたからといって安心してはいけません。定期的に規約を改訂する場合があるので「規約改定のお知らせ」の通知が来たときは、すぐに内容を確認するように努めましょう。
2. 医療法などの法律を順守しているか確認する
キャッチコピーや商品・サービスの説明文が、医薬法などの法律を順守しているかも確認しましょう。カウンセラーが広告で使いやすい表現で、規制を受けやすい文言には次のようなものがあります。
- うつ病、依存症が必ず治る
- ガンを無くす
- 肩こりの治療ができる
効果を断言したり、医療行為と認識されやすい表現は控えましょう。また、商品サービスを実際のものや事実よりも著しく優良であるように見せるのもダメです。
カウンセラーが広告を出すときは、医師法、薬機法や健康増進法、特定商取引法等の多様な法律による規制を受ける可能性があります。まずはこれらの法律の内容を理解して、使用できない表現を頭に入れておきましょう。
3. 体験談を載せるときは同意を得る必要がある
広告に体験談を載せるときは、体験者の同意を得てから掲載しましょう。体験談には個人の感情や経験が含まれるため、その内容を公開する前には本人の許可が必要です。同意がないまま掲載してしまうと、クライアントさんの信頼を一気に失ってしまう可能性があります。
体験談を載せるときは、「どこに・どの内容を・どこまで」載せるかを共有しましょう。ホームページか広告か、悩みの内容、顔(モザイク有無)や住所、ニックネームまで、細かく確認するとよいでしょう。
よくありがちなのが、カウンセリングシートの隅または裏面に体験談の掲載同意を掲載して、クライアントさんだけに内容を確認させていることです。
クライアントさんがカウンセリングシートの内容をすべて確認するとは限りません。ここは、必ずあなたと一緒に内容を共有して、掲載同意の有無を共有するようにしましょう。
また、体験談やお客様の声を載せるときは「個人の感想であり効果を保証するものではありません」の記載を忘れないようにしてくださいね。
4. クライアントさんの生の声を活かす
クライアントさんの声を使って商品サービスをアピールするときは、なるべくクライアントさんの生の声を活かしましょう。
「表現を変えた方が、お客さんをたくさん呼べるかな」と思う気持ちは十分わかりますが、クライアントさんの声が一番の宣伝になります。
ここを自分が思うキレイな言葉に変えてしまうと、クライアントさんと同じ悩みで苦しんでいるユーザーの心に響きにくくなってしまうかもしれません。
そのためには、クライアントさんと会話しながら、気になる言葉が出たらメモしておきましょう。「クライアントさんの生の声」をためておくことで、広告やPOP、SNS投稿などでそれらを活かした宣伝ができるようになりますよ。
5. 広告の成果を数値で管理する
広告を出すときは、必ず成果を数値で管理するようにしましょう。数値管理することで、どの広告がターゲット層の集客に効果があるのかをデータで明確にできるからです。
数値管理するときは、広告の種類や配信内容、配信時間を細かく記録しましょう。たとえば「広告費〇万円に対して申込み〇件、売上〇円」など。できれば、毎日決まった時間に記録して、1週間、1か月ごとに様子をみる習慣をつけましょう。
そして成果に関わらず、広告を垂れ流し状態にしてはいけません。効果があまり見られないものは、別の広告を出したり広告自体を停止したりしましょう。
また成果がよいときでも、集客できていない層はどこか、さらに良いキャッチコピーはないかなどを模索してくださいね。
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広告を出さずに集客につなげる方法
ここまで広告を使って集客するコツをお伝えしましたが、広告を出さずに集客する方法も知りたいですよね。
ここでは、広告を使わずに集客する主な方法を5つ紹介します。
1. SNSやブログ、スキルマーケットを活用する
カウンセラーの集客でぜひ活用していただきたいのがSNSやブログで発信する方法です。
SNSは「いいね」の数などのリアクションがすぐわかるので、発信内容の分析もしやすいです。投稿を繰り返すことで、「クライアントさんが何を求めているのか」が見えるようになります。
また、アメブロなどを用いたブログを活用するのもオススメです。ブログとはインターネット上の「日記」のようなもの。私の卒業生の方も、ブログによって安定した集客ができている方が多いです。記事数や閲覧数が伸びることで、検索エンジンからの集客も多少期待できます。
そして、ココナラやストアカのような、個人がサービスを売買する場を提供するスキルマーケットもオススメです。そこで評価を集めることで、宣伝をしなくても一定の集客を期待できるようになります。
2. ホームページを制作する
実は、カウンセラーの集客はホームページ集客と相性がよいです。その理由は、多くのクライアントは「人に言いにくい悩みや苦しさをわかってもらいたい」と感じて、カウンセリングを受けに来られるからです。
ほとんどの人が、周りに相談しにくい悩みほどネットで検索して解決しようとします。このような人は、次のような流れでサービスを申し込むことがほとんどです。
1. ネットで悩みの解決方法を検索
2. ホームページにアクセス
3. 気になったカウンセラーに問合せ
ホームページ開設にはそれなりの時間と労力がかかります。しかし、うまくいけばクライアントさんがあなたを見つけ、問い合わせする有効な集客ツールとなります。しかも24時間365日、クライアントさんに情報を提供し続けてくれるのです。
3. パートナーシップと提携する
カウンセラーのジャンルにもよりますが、パートナーシップとの連携を通じて集客する方法もあります。信頼度の高い提携先とつながることで、より広範囲の潜在層にアプローチしやすくなります。
たとえば、地域の医療機関やイベントに出向き、そこで人とのつながりを持つことで、カウンセリングを提供する機会ができるかもしれません。
そして集客に直接つながらなくても、同業者の仲間を増やすことで、悩みを共有したり切磋琢磨し合ったりできます。カウンセラーは一人で活動することが多いので、人とのつながりを強化することで集客力も違ってきますよ。
4. 既存のクライアントさんの満足度を高める
そして何より大事なのは、既存のクライアントさんの満足度を高めること。クライアントさんの満足度を上げることで、クライアントさんがあなたの商品サービスを人に紹介したくなるからです。
実は、既存クライアントさんの紹介こそ、最も集客力があります。すでにあなたの商品やサービスを購入している人による口コミや評価ほど、新規クライアントさんが信頼できるものはありません。
広告に頼りたい気持ちも十分わかりますが、まずは目の前の既存クライアントさんを大切にしましょう。クライアントさんと誠心誠意を持って向き合うことで、人が集まるカウンセラーになれるはずです。
廃業経験者も年収1200万円を達成した「リピートされる集客方法」
カウンセラーがファンを増やして集客する2ステップとロングセラー起業家になる7つのチカラ
既存クライアントさんからの紹介を増やし、クライアントさんから長く愛され続けるロングセラーを実現する方法をお伝えします。
あなた自身がすぐに実行するために、何ができるか考えてみてくださいね。
1. モニターを獲得する
モニターとは、自分のカウンセリングを受けて感想を述べる人のこと。モニターの感想や意見は商品やサービスの課題や改善点を見つけるのに役立つので、カウンセリング中で起きたモニターの変化を感じ取りましょう。
モニターはあなたの知り合いから募集したり、スキルマーケットを活用したりするのがオススメです。いずれにしても、あなたのターゲットと悩みが近い人が望ましいです。
カウンセリングが終わった後は、モニターに効果をヒアリングしましょう。単に「どうでした?」と聞いてはいけません。「どこがどのように変わったか」「価格と同等の価値があるか」など、細かいところをヒアリングしましょう。
その後はモニターから「熱量のある感想」をもらい、それをホームページやブログ、SNSで紹介します。そうすることで、投稿を見た人から「この人の施術は良さそう」と思ってもらえます。そこから徐々に口コミが広がり、新規顧客の獲得につながるのです。熱量は伝染しますからね。
2. リピーター・ファンを増やす
既存のクライアントさんができたら「お知り合いの方に興味のありそうな方はいらっしゃいませんか?」と声をかけましょう。「お友達への紹介で1,000円オフ」など、来客をうながすキャンペーンを打つのもよいです!
さらに、売上が安定してきたら、リピーターやファンを増やすことに注力しましょう。カウンセラーの業態には「リピーター」の存在が必要不可欠です。新規のクライアントさんに偏るのではなく、一人のクライアントさんと長くお付き合いすることを考えましょう。
そのためには、クライアントさんにどれだけ満足してもらえるかが重要です。顧客満足度が高くなることで、クライアントさんが「もっと利用したい」と思うようになり、あなたの「ファン」になってくれます。
次第に口コミが広がり、新規クライアントさんが増え、そのクライアントさんがまたファンになってくれるのです。お客さんとの信頼関係を築くのには時間がかかりますが、一人ひとりとしっかり向き合えば、あなたの口コミや評判が上がり、気づけばたくさんの人がファンになってくれますよ!
ロングセラー起業家になる7つのチカラとは?
さて、収入を継続し安定させて「ロングセラー」の起業を実現するには、以下7つの力が必要です。
私が運営している「ロングセラー起業塾」では、この7つのチカラを軸に事業を進めていただいています。長く愛されるカウンセラーになるためには、ポジション選びや商品作り、金額設定が必須です。
とくにポジショニングでは、他のカウンセラーにはない、あなたの強みや得意分野を明確にすることが重要になります。
たとえば、ご自身のペットが亡くなった経験を活かして「ペットロス専門カウンセラー」として、起業の方向性を変えてもよいでしょう。
ポジショニングができてこそ、将来的にも需要のあるカウンセラーとなれるのです。
【まとめ:1分で要約】カウンセラーが広告で集客に成功するコツ
本記事では、カウンセラーが広告で集客に成功するコツについて、次の5つお伝えしました。
- 自分の強みや地域に合った広告を出しましょう。広告のトレンドが、あなた自身に必ずしも当てはまるとは限りません
- 成功している競合の広告を参考にしましょう。ただし、丸パクリはしないこと
- 起業当初はSNSなど費用が少ない広告から始めましょう。実験を繰り返しながら、ターゲット層の動きを確認することが大切
- 広告ではカウンセリング可能な分野を複数アピールせず、1つの分野に絞ってあなたの専門性をアピールしましょう
- 広告を出すときは1つの広告に依存せずに、複数の広告でPDCAサイクルを回して、広告の効果を伸ばしましょう
広告を出すときは、広告媒体の規約や法律を順守しているかを必ず確認しましょう。広告は幅広い人にアプローチできるメリットがありますが、使い方次第でクライアントさんの信用度を良くも悪くも左右しやすいです。
そして、広告よりも一番集客力があるのが、既存クライアントさんの紹介です。既存クライアントさんの満足度を上げるためには、商品作りやカウンセリングスキルを磨くなど、さまざまな解決をする必要があります。
本ブログでは、今後もカウンセラーとセラピストの集客に役立つ情報を発信するので、ぜひ参考にしてみてください。
私のビジョンは、1人でも多くのセラピストに「持続可能な成果」を作り出す支援をしていくこと。本ブログを通して、あなたのお役に立てれば嬉しいです。
このほかにも、カウンセラー・セラピストのための集客に欠かせない秘訣をご紹介しています。
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