どんな社会状況でも失敗しない、エステティシャンの開業完全マニュアル!開業前の準備と開業後の集客についても徹底解説
「エステサロンを開業したいけど、どのような準備をすれば良いのかわからない」
「今の社会状況でエステサロンを開業するのはきびしい?」
「開業後の集客がうまくいくか不安・・・」
本記事はこのような方に向けた記事です。
今、この記事を読んでいる方は、エステサロンでの就業、エステティシャンの資格を取得後、「もうすぐ自分で開業したい!」と考えているのではないでしょうか。
ですが「無事に開業できるだろうか」「食べていけるだけの売上が出るか不安・・・」と悩んでいる方も多いはず。
でも大丈夫です。わたしはエステティシャンの方をはじめ、多くの方のコンサルティングをしてきました。
そして、ほとんどの方が最初は「開業方法、売上アップ方法、集客方法がわからない」と相談をくださいます。
そこで今回の記事では、私がこれまで「ロングセラー起業塾」で行ってきた、エステサロンのコンサル経験をもとに、下記についてお伝えします。
- エステサロンの開業方法
- 自宅やテナントでエステを開業するメリットとデメリット
- エステサロンを軌道に乗せるまでの集客ステップ
余談ですが、わたし自身、コンサルが多忙すぎて自炊する時間がなく、毎日コンビニやスーパーのお弁当だけで生活していた時期がありました。
しかし、気づけば顔がパンパンに・・・。体重が増えた上に、むくみやすい身体になってしまっていたのです。
これはまずいと思って通い始めたのが「エステサロン」でした。通い始めてから数ヶ月。身体のむくみはもちろん、10代の頃から悩んでいた口周りのニキビも改善しました。
先生からの食事や運動についてのアドバイスのおかげで、体質がガラッと変わったのです。
その結果、自信がついて仕事もはかどるようになりました。当時のエステサロンの先生には本当に感謝しています。
このようにエステには「誰かを助ける、幸せにする」という本当に素晴らしい効果がありますよね^^
これから開業したいと考えている方の中にも、「自分が提供するエステでより多くの人を幸せにしたい」と思っている方もいらっしゃるはずです。
一方で、せっかく素晴らしい技術を持っているのに、開業手順や集客に自信がないだけで開業を諦めてしまうのももったいです。
「長く愛されるロングセラーのエステの先生」が増えるということは、先生たちの施術によって、より多くのお客さんを助けられているということ。これほど素晴らしいことはありません。
そのような状態が現実になるように、「エステサロンの開業方法」について全力で書いていきますね!
ロングセラー起業コンサルタント川越 恵
内定先の倒産をきっかけに起業し、社会貢献事業を含めた3つの事業を在宅経営中。起業して約11年。
著書に『口コミ集客で「一生愛される起業家」になる方法』があり、発売後7日で増刷し、ベストセラーに。
「煽らない、売り込まない、自分の心に嘘をつかない」を合言葉に、クライアントに感謝される「ロングセラー起業」を伝える。
目次
そもそも社会状況から考えてエステ開業すべき?
2021年5月現在、いまだに猛威をふるっている新型コロナウイルス。
「エステを開業したいけど、この状況で開業して大丈夫なの・・・?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、、、大丈夫です!たしかに新型コロナウイルスが流行りはじめた当初は、エステ業界にも影響が出ていました。
ですが1年以上経ったいま、多くのサロンでは集客は回復しています。むしろお客さんが増えた、というサロンもあるほどです。
コロナの有無に関係なく、体型や肌に悩みを抱える人は星の数ほどいて、多くの人が悩みを解消したいと思っています。
現に、わたしの塾生さんでもエステサロンを経営している方が数名いらっしゃいますが、皆さん集客には困っていません。
たしかにコロナ禍で開業すべきか悩む気持ちもわかります。
ですが、起業は「したいとき」にするのが絶好のタイミングです。
コロナの感染対策を徹底しているという前提であれば、まったく集客できなくて路頭に迷ってしまうなんてことはまずないので、安心して開業して大丈夫ですよ^^
準備が大事!エステで開業するために準備すること
エステに限らず、開業にはとにかく「準備」が大切です。
「準備が大切なのは分かっているけど、具体的にどんな準備をすれば良いんだろう・・・?」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでまずは、エステ開業するために必要な準備について詳しく解説していきますね^^
開業に必要な特別な資格はなし、けれども、、、
実はエステを開業するためには、資格も免許も必要ありません。
なので「来週からエステティシャンになりたい!」と思ってもなれてしまうのです。
しかし資格が不要であるために、イマイチなエステサロンが多いのも実情としてあります。
あなた自身、何度かエステに行ったことがあるかと思いますが、「効果が感じられないな・・・」と思ったことも正直あるのではないでしょうか。
資格が要らない、つまりは「素人でも参入できる」ということ。
そのため資格を持っておくことで、あなた自身にエステティシャンとしての「箔」が付くことは間違いありません。
資格を取りたい場合は、「日本エステティック協会の資格制度」で取得しましょう。
日本ではエステの公的資格が存在しないため、協会などの団体が資格を認定しています。エステサロンを開業したいと考えているなら、同資格は要チェックです。
開業資金の準備
エステサロンに限らず、店舗をオープンするとなった場合は、ある程度まとまった資金が必要になります。
エステサロンの場合は、自宅だと150〜200万円、テナントを借りると300〜400万円は最低でも必要です。
初期費用としてかかるものは、物件取得費から内装工事費、広告費宣伝費、施術ベッドの購入費などさまざま。加えて、月々の家賃や光熱費などランニングコストもかかります。
また開業時に「自己資金でやるべきか、融資を受けるべきか」で悩む方もいらっしゃいます。
自己資金の方がリスクは低いですが、数百万円というお金を自分の懐から出すのは正直厳しいですよね。
そういった場合、日本政策金融公庫などから借入を受けるのも手です。
日本政策金融公庫では「女性・若者・シニア起業資金」という融資制度を提供しています。
「銀行でお金を借りるほど信用がない」「実績や担保がない」という方は、ぜひ選択肢のひとつとして考えてみてくださいね^^
開業届の提出
エステに限らず、開業するときに忘れてはいけないのが「開業届」です。
開業届は、あなた自身が事業を行っている実態を証明するためにも必要となり、所得税の申告にも関わってきます。
開業届を入手→提出
まずは開業届を入手しなければなりません。入手方法は以下の2つがあげられます。
- 税務署で入手
- 国税庁のHPからダウンロード
基本的に開業届は税務署で入手し、必要事項を記入して提出します。
税務署まで行く時間がないという場合は、国税庁のホームページから開業届をダウンロードし、郵送で提出することも可能です。
青色申告もしておく(オススメ)
開業すると、毎年 2〜3月に確定申告で所得税を納めなければなりません。
申告方法として「白色申告」と「青色申告」のどちらかを選ぶことになりますが、断然「青色申告」がオススメです。
白色と青色では所得の控除額が大きく異なり、白色だと10万円、青色だと65万円が控除されます。
青色申告の場合、複式帳簿の記入が求められますが、今では簡単に簿記を作成できるソフトもあるので、青色申告を選択するのがベターです。
開業届の記入時に「申告方法」の欄があるので、そこで青色申告に◯を付けましょう。
開業届時の豆知識
開業届を提出する際、ぜひ以下の2つのポイントを押さえておきましょう。
- 開業届は2部作成する
- マイナンバーカードを持参する
- 保健所への「開設届」の提出が必要な場合も
開業届は提出しても税務署側から「控え」を受け取れません。そのため自分で2部作成するか、もしくはコピーを取っておく必要があります。
また開業届には「マイナンバー」を記載する欄があります。そのため税務署で用紙を受け取ってその場で記入する場合は、必ずマイナンバーカードも持参するようにしましょう。
開業届以外に、保健所への「開設届」の提出が必要なサービスがあるので要注意です。
マッサージやまつ毛エクステなど、美容師資格が必須となるメニューを提供している場合は、開設届を提出しなければなりません。
上記のようなメニューを提供する場合は、開設届の提出も忘れないようにしてくださいね^^
エステを開業する場所は自宅?テナント?それぞれのメリット・デメリット
エステティシャンとして独立する際、「テナントを借りるべきか?自宅で開業するべきか?」と悩みますよね。
ここでは、自宅サロンとテナント、それぞれのメリットをご紹介します。
自宅サロンで開業するメリット
まずは自宅をエステサロンとして開業するメリットを見ていきましょう。
具体的には以下の3つがあげられます。
- 初期投資が抑えられる
- 時間を有効活用できる
- 廃業時のリスクがテナントよりも低い
1. 初期投資が抑えられる
1つ目は「初期投資が抑えられる」ことです。
自宅サロンでは、自宅をテナントの代わりに使うため、物件取得費や内装費など本来開業にかかる費用が発生しません。
開業資金が少なくても始められます。
2. 時間を有効活用できる
2つ目は「時間を有効活用できる」ことです。
基本的には自宅が仕事場になるため、移動時間がなかったり、お客さんが居ないときに別の作業ができたりと、時間を有意義に使えるのです。
「家事もやりながら開業したい」といった方でも両立しやすいでしょう。
3. 廃業時のリスクがテナントよりも低い
3つ目は「廃業時のリスクがテナントよりも低い」ことです。
自宅サロンはそもそも初期費用が低いため、テナントと比べて廃業時の損失が小さく済みます。そのまま自宅として利用し続ければ退去費用もかかりません。
仮に失敗しても、膨大な借金を背負うことはまずないと考えて良いでしょう。
自宅サロンで開業するデメリット
自宅サロンにはメリットもある反面、デメリットも存在します。
特に気をつけたいのは以下の3つです。
- 自宅なので認知までに時間がかかる
- 非日常感が演出しにくい
- プライベートと仕事のメリハリがつきにくい
1. 自宅なので認知までに時間がかかる
1つ目は「自宅なので認知までに時間がかかる」ことです。
そもそも自宅なので、エステサロンとしての存在感は薄くなってしまいます。
特にはじめての場合、よほど信頼関係がないと抵抗感があります(知らない人の家に行くってちょっとこわいですよね><)。
そのため集客においても不利になりやすい場合があります。
2. 非日常感が演出しにくい
2つ目は「非日常感が演出しにくい」ことです。
自宅の一室を使って開業するため、世界観を演出しにくいです。
非日常感を出しにくいため、サービスの質によっては、お客さんの満足度低下にもつながりかねません。
3. プライベートと仕事のメリハリがつきにくい
3つ目は「プライベートと仕事のメリハリがつきにくい」ことです。
常に自宅で仕事ができるため時間を有効活用できますが、メリハリがつかずにいつもなにかしらの作業に追われているような感覚になります。
それだとかえってモチベーションが上がらず、生産性が下がってしまう方も少なくありません。
仕事とプライベートとメリハリをつける工夫が大切です。
テナントでエステ開業するメリット
続いて、テナントでエステ開業をするメリットについて見ていきましょう。
具体的なメリットは以下の3つです。
- エステサロンとして認知されやすく、集客効果が上がりやすい
- 物件が見つかりやすい
- 非日常感が演出しやすい
1. エステサロンとして認知されやすく、集客効果が上がりやすい
1つ目は「エステサロンとして認知されやすく、集客効果が上がりやすい」ことです。
テナントを借りると、当然「店舗」として認識されます。自宅サロンだと「本当に行って大丈夫かな・・・?」と思うお客さんも少なからずいます。
その点テナントは、お客さん側の不安感が下がるため集客効果も上がりやすくなります。
2. 物件が見つかりやすい
2つ目は「物件が見つかりやすい」ことです。
自宅サロンの場合、賃貸では大家さん側が商売NGとしている物件がほとんどです。そのため自宅兼サロンとして使える物件探しが難航します。
一方テナントは基本的に自由に使えるため、「お客さんが集まりそうな場所」に店を構えることができます。
3. 非日常感が演出しやすい
3つ目は「非日常感を演出しやすい」ことです。
自宅サロンの場合、どうしてもプライベート感が出てしまいます。一方のテナントは、完全に「店舗」として独立しているため、外観・内観ともに非日常な雰囲気づくりが可能です。
エステでは、体型や体質改善はもとより、自宅とは違ったリラックス空間を求めてくるお客さんも多いため、自宅よりもテナントの方が満足度も上がりやすいといえるでしょう。
テナントでエステ開業するデメリット
続いて、テナントのデメリットについて見ていきましょう。具体的には以下の3つがあげられます。
- 初期投資が大きい
- 管理が増える
- 廃業時の費用がかさむ
1. 初期投資が大きい
1つ目はなんといっても「初期投資が大きい」こと。
テナントを借りるためには物件取得費をはじめ内装工事費、家賃数ヶ月分の保証金などさまざまな費用がかかります。
初期投資だけで数百万円〜数千万円かかってしまうのが現実です。
そのため自己資金や融資などで資金を用意する必要があります。
2. 管理が増える
2つ目は「管理が増える」こと。
自宅とは別に店舗を持つことになるため、会計管理や水道光熱費の契約、店の掃除など管理の手間がかかります。
自宅とは違って労力を使うため、店中心の生活になってしまう人も多いです。
営業することはもちろん、「管理」にも手間がかかることを踏まえておきましょう。
3. 廃業時の費用がかさむ
3つ目は「廃業時の費用がかさむ」ことです。
事業を廃業させるとき、あるいは移転するときには撤退費用がかかります。主に賃貸前の状態に戻す「原状復帰費用」やクリーニング費用など。
入居時の工事で造作物をたくさん作ったり、店内設備の状態が悪いほど退去時の費用がかさんでしまいます。
最悪の事態を想定。外出自粛等になった時の対処法
いざ自分の店を持つとなると、どうしてもポジティブなことばかりを考えてしまいがちです。
ですが、経営においては「最悪の事態」を想定することも大切です。
まさに昨今の新型コロナウイルスは、多くの経営者にとって想定外の出来事といえますよね。
エステ業界も影響を受けており、外出自粛によって売上が大幅にダウンしたという事業者も少なくありません。
そのため、いつ外出自粛になっても対応できるように、日頃から以下のような施策を行っておくことをオススメします。
- リピート対策
- オンラインビジネスの展開
- 物販
エステサロンでは「いかに常連さんを増やすか」が重要です。
「集客」が大事だと思っている人がいますが、エステサロン経営の鍵は、間違いなく「リピーター獲得」です。
そのため一度来てくれたお客さんへのサービスやコミュニケーションを徹底しましょう。
リピート施策の一環として、お客さんとLINEで繋がっておくなど、密に連絡を取り合える体制を作っておくのも大切です。
またオンラインビジネスの要素を入れるのもオススメ。
たとえば、オンラインサロンで有益な情報を発信したり、ビデオチャットを使って「自宅で〇〇をする方法」などを発信したり、店舗に依存しないビジネスを展開しておくようにしましょう。
化粧品やサプリメントなどの「物販」も効果が期待できます。
化粧品やサプリメントは消耗品のため、外出自粛になったとしても販売できます。
外出自粛になってから物販を始めるのではなく、最初から導入しておくことで安定して商品が売れる状態を作っておきましょう。
【必見】エステ開業してから安定経営の軌道に乗せる具体的な集客ステップ
無事にエステサロンを開業できても、経営が安定するまでは不安ですよね。
そこで、エステサロンを開業してから安定経営の軌道に乗せるまでの4つのステップをご紹介します。
- モニター獲得
- モニターから熱意ある感想をもらう
- その感想をもとに集客を拡大する
- リピーター、ファンを増やす
ステップ1 .モニター獲得
まずは「モニター獲得」を行います。
モニターとは、企業が提供する商品・サービスを実際に利用して意見を言う人のこと。
開業当初はノウハウも少ないため、いきなり大々的に売り出すと、売れなかった時に大赤字になってしまいますよね。
そこで 、モニターという名の「小さなテスト販売」をするのです。
モニターが好評だったら、少しずつ販売を増やしていきます。
ですが、「開業していないのにモニターってどうやって集めるの?」と思いますよね。
そういった場合は、まずはあなた自身のご家族や知り合いの方に「無料のエステ体験」を提供して、感想をいただくのが良いでしょう。
ステップ2. モニターから熱意ある感想をもらう
モニターを受けてくれた方から「熱意のある感想」をもらい、それをホームページで紹介しましょう。
モニターの感想を公開することで、ページを見た人から「ここのエステは効きそう」「自分と同じ悩みを持つ人がオススメしているからいいかもしれない」と思ってもらえます。
そこから徐々に口コミが広がり、新規顧客の獲得につながるのです。
ステップ3. その感想をもとに集客を拡大する
その後、さらに集客を拡大しましょう。
とはいえ先述したようにエステサロンでは、「いかにリピーターを増やすか」が重要です。
大量の新規顧客を集めるのではなく、「一人のお客さんと長くお付き合いする」ことを第一に考えてみてくださいね。
そのためにもまずは、ホームページを見て来店された人、紹介で来てくれた人など、初めてのお客さんに対して質の高いサービスを提供しましょう。
サービスに満足いただけたら、先ほどのような「熱意ある感想」をもらってホームページで公開し、さらに口コミを拡げます。
その他チラシや広告でも効果は見込めますが、紹介やホームページよりはリピーターになってもらいにくいでしょう。
また提供するサービスによっては表記に規制があるため、記載内容にも注意が必要です。
ステップ4. リピーター、ファンを増やす
売上が伸びてきたら、さらにリピーターを増やしましょう。
リピーターを増やすためには、お客さんといかに信頼関係を築けるかが大切になります。
質の高いサービスはもちろん、知識やコミュニケーションなどさまざまな要因によって、お客さんはあなたのことを深く信頼してくれるようになるのです。
信頼関係を築くまでには時間がかかりますが、一人ひとりとしっかりと向き合えば、次第にあなたの口コミや評判が上がり、気づけばたくさんの人がファンになってくれますよ^^
ホットペッパーやイーパークの活用
エステサロンの場合、ホットペッパーやイーパークといったポータルサイトの登録もオススメです。
たしかにホームページでリピート化を狙うことも大切ですが、エステサロンは新規のお客さんも数多く来店します。
インターネットで「〇〇(場所) エステ おすすめ」と検索する人は多いです。
実際、「ホットペッパー ビューティー」を使ってエステサロンを予約したことのある人も多いのではないでしょうか。
これらのサイトは、エステサロンや飲食店などをカテゴリー別に掲載しているので、最初から集客がしやすくなります。
また利用者側はインターネット予約ができるため、予約の効率化やダブルブッキングの防止にも役立ちますよ^^
MEO(Googleマイビジネス)も役立つ
MEOとは(Map Engine Optimization)の頭文字を取った言葉で、「マップエンジン最適化」のことを意味します。
「地域+業種」で検索すると、その地域周辺にある店舗や施設がGoogleに表示される仕組みです。
たとえば「新宿 エステサロン」で検索した場合、新宿にあるエステサロンの「上位3つ」のGoogleマップと店舗情報が表示されます。
上位3つに自店舗の情報が表示されれば、競合店舗より露出が増え、お客さん候補に認知されやすくなるのです。
MEOは、集客を有利に進めるために重要なポイントとなります。
またMEO対策としてオススメしたいのが「Googleマイビジネス」です。
Googleマイビジネスとは、Googleの検索エンジンやマップに店舗情報を表示できる無料ツールのこと。
何かを検索するとき「Google」を使う人がほとんどでしょう。
ユーザー数の多いGoogleを使ったMEO対策をしておくことで、認知拡大にもつながりやすくなります。
ホームページはあったほうがいい?エステでホームページが必要な理由と掲載すべき情報とは?
エステサロンに限らず店舗を持つ場合は、ホームページが必須です。
あえて「必須」とお伝えしましたが、それくらいホームページには集客効果があります。
ここでは、エステにホームページが必要な理由と掲載すべき情報についてご紹介します。
お客さんは「ネット検索」から入る可能性が高い
いまでは、知りたいことをすぐにインターネットで検索できます。
ほとんどの人が日常的にスマートフォンで検索していますよね。
そのため、店舗側もホームページを持っていた方が集客において有利だといえます。
問合せを増やすために掲載すべき情報
ホームページから集客するためには、何よりもまず「気になる」「行ってみたい」と思ってもらうことが大切です。
そこで、お客さんからの問い合わせを増やすために掲載したい情報として、以下の5つをご紹介します。
- 施術者の雰囲気を伝える
- 差別化ポイントを伝える
- メニューと価格の明示
- 事例
- 正確な基本情報の開示
1. 施術者の雰囲気を伝える
1つ目は「施術者の雰囲気を伝える」ことです。
言わずもがな、お客さんは「施術者はどんな人なのか」を気にしています。
たしかにお客さんにとって施術者は「自分の体を預ける相手」になるため、慎重にあなたを見定めたいと思うのも当然ですよね。
そこでお客さんに安心感を与えるためにも、「信頼され共感されるプロフィール」を作りましょう。
たとえば、お客さんに対する「思い」を伝えたり、人柄を伝えるために「笑顔のプロフィール写真」を掲載したりするのがオススメです。
2. 差別化ポイントを伝える
2つ目は「差別化ポイントを伝える」ことです。
あなたのサービスと他サロンのサービスでは具体的に何が違うのか、を記載しましょう。
もう少しわかりやすく表現するなら、「他サロンではなくあなたのサロンを選ぶべき理由」ですね。
他サロンとの違いをしっかりと明記することで、お客さんから「選ばれる」ホームページを作りましょう。
3. メニューと価格の明示
3つ目は「メニューと価格の明示」です。
たとえば飲食店に行った際、メニューや価格表がないと不安になりますよね。
何を注文すればいいのか、いくら請求されるかもわからないので、誰しも「この店、大丈夫・・・?」と思うはず。
エステサロンも同様です。メニューや価格を明示することで、お客さんは安心します。
その他にもオプション料金など、サービスを利用する上で必要な金額はすべて明記しましょう。
4. 事例
4つ目は「事例」です。
実際にあなたのサービスを受けて「お客さんの身体が良くなった事例」を、ホームページで紹介するのがオススメ。
お客さんの了承を得た上で、「どのような施術を行いどう改善したのか」や「お客さんの感想」などを記載しましょう。
そうすることで、ホームページを訪れた人から「この人のサービスは評判が良さそう」と思ってもらえます。
しだいに口コミが増え、新規のお客さんも増えるでしょう。
5. 正確な基本情報の開示
5つ目は「正確な基本情報の開示」です。
お客さんを不安にさせないためにも、営業時間や住所、連絡先といった基本情報は記載するようにしましょう。
自宅をサロンとしている場合、ホームページ上に住所を記載できない場合もあるかと思います。
その場合は、「お申し込み後に詳細住所をお伝えする旨」を記載しておきましょう。その際は連絡先も必ず明記しておいてくださいね。
【事例】エステ集客成功事例
エステサロンの集客方法はさまざまですが、実際に成功している人を見てみないと、なかなかイメージを掴めないですよね。
エステ集客に成功した方の事例をご紹介します。
売上ほぼ0の状態から、今ではコロナ禍で年商810万円を達成
ロングセラー起業塾の塾生さんでもあり、エステサロンを経営する中畑さんです。売上ほぼ0の状態からロングセラー起業講座に入塾。そこから1ヶ月後には13人を集客し、今ではコロナ禍で年商810万を達成しています。
ロングセラー起業講座受講生:中畑さん
起業当初は本当に売上が低く、新規の方がいらっしゃらなければ、ほぼゼロの状態でした。。そんな時に恵先生を見つけました。
当時も今も「長く愛されるサロン」を目指していたので、「ロングセラーの起業」という部分に強く共感して入塾を決めました。
入塾後はコピーライティングを実践。次第に月に1、2件しか入らなかった予約が1ヶ月に13件も増え、コロナ禍にもかかわらず、年商810万円を達成することができました!
私はエステサロンを経営していますが、塾ではさまざまな業種の塾生さんたちと一緒に学ぶ機会があります。
業種は違えども「私の場合だったら、どうするのか?」とより柔軟な考え方ができるように。それによってセールスの成約率も変わっていき、売上も目に見えてアップしていきました。
もし恵先生のところでお世話になっていなければ、サロンがここまで伸びるとは思いません。本当に恵先生の所で勉強させて頂いたからこそだと思っています。
エステサロンに限らず、今から店舗を立ち上げようとしている方にも、伸び悩んでいる方にもオススメです。
恵先生をはじめ他の塾生さん共に学ぶことで、自分だけでは気づけない道の開き方に気づくことができると思います。
インタビュー動画はこちら
【まとめ】エステの開業について
いかがでしたか?本記事では、エステサロンの開業について以下のポイントを中心にお伝えしました。
|
コロナ禍で多くの業界が大打撃を受けている昨今。
しかしながら、エステサロンは売上が徐々に回復傾向にあり、むしろ売上が伸びているサロンもあります。
そのため開業は「いま」がチャンス。エステサロンとの出会いを待ちわびている人たちのためにも、あなたが持っている素晴らしい技術やサービスを提供できる場所を作りましょう。
ですが、開業すること自体を目標にしてはいけません。もっとも大切なのは「開業後、お客さんをどう集めるか」ということです。
私はこれまで多くの専門家の方をコンサルティングしてきましたが、やはり「集客」に悩みを抱える方が多いように思います。
お伝えしたように、コロナ禍ながら「売上が伸びた」というエステサロンも多いです。しかし、やはり開業当初は少なからず集客に悩みます。
起業をすると自分が望むサービスを提供できる一方で、あなた自身でお客さんを獲得しなければなりません。そしてこれが思った以上に難しいため、集客で苦しむ起業家が後を絶たないのです。
集客の原点は集客施策のようなテクニックではなく、心と心のつながりです。
お客さん一人ひとりのことを大切にしながら集客力を上げることで、「一生愛されるエステティシャン」へとつながります。
本ブログでは、今後もエステサロンに関して役立つ情報をお届けしサポートしていきます。
私のビジョンは、1人でも多くの起業家に「持続可能な成果」を作り出す支援をしていくこと。本ブログを通して、あなたのお役に立てれば嬉しいです。
このほかにも、カウンセラー・セラピストのための集客に欠かせない秘訣をご紹介しています。
→ご興味のある方はこちらをクリック
人気のコラム
-
起業前に要確認!開業カウンセラーの現実と失敗せずに儲かるコツ
「カウンセラーとして独立・開業を検討している」 「開業カウンセラーとして、稼げる方法が知りたい」 このような想いを抱えているカウンセラーの方も多いのではないでしょうか? カウンセラーとは、ご存知の通り…
続きを読む▼ -
失敗しないカウンセラー集客・お客さんの心に響くブログ記事について【集客コンサルタント解説】
「もって1年」といわれているカウンセラー起業の常識を変えることをミッションに活動している川越恵です。この記事では、カウンセラー起業のキモ、「集客」についてお伝えします。 突然ですが、なぜ…
続きを読む▼ -
心理セラピストの方必見!集客で絶対にやるべきこと、絶対に避けるべきこと【ロングセラー起業コンサルタント解説】
「心理セラピストとして起業したけど、集客方法がわからない」 「心理セラピストの集客事例を知りたい」 「起業する前に集客方法を知っておきたい」 あなたは心理セラピストとしてすでに起業されている方でしょう…
続きを読む▼