COLUMNコラム

産業カウンセラーが副業で求人を探す前に知っておくべきこと5つ【カウンセラー専門コンサルタント監修】

「副業で産業カウンセラーとして働くとき、どのような案件に応募すればいいの？」
「副業の産業カウンセラーの収入はいくらくらい？」
「副業で産業カウンセラーになるためのアドバイスが知りたい」

産業カウンセラーは、会社や学校などで働く人たちのメンタルをサポートする仕事です。近年、働く人たちのストレスや心の負担が大きな問題になっています。

仕事のストレスで鬱になる人や、学校でいじめにあう人がいるのは悲しいことです。「職場や学校がより良い環境になるように支援がしたい」と産業カウンセラーを目指す方も多いのではないでしょうか。

心理カウンセラーとして副業で働く人がいる一方で、「産業カウンセラーも副業で働くことはできるの？」と疑問をもつ方もいると思います。

そこで本記事では、セラピスト・カウンセラーが5年10年と持続可能な起業を実現するための専門コンサルタントである私、川越恵（かわごえ めぐみ）が産業カウンセラーが副業で求人を探す前に知っておくべきことについてお伝えします。

【本記事のポイント】

• 産業カウンセラーが副業の求人を探す前に注意すべきこと5つ
• 副業の産業カウンセラーの月収相場について
• 産業カウンセラーが在宅で副業を始めるまでのステップ5つ

本記事をお読みいただき、あなたが副業で産業カウンセラーとして働く際のお役立てができたら嬉しいです＾＾

 

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産業カウンセラーが副業の求人を探す前に注意すべきこと5つ

ここでは、産業カウンセラーが副業の求人を探す前に注意すべき点について5つお伝えします。

1. 募集要項をすべてクリアしなくても応募する

産業カウンセラーの求人を探す際、すべての募集要項をクリアしていなくても応募することが大切です。

募集要項とは、企業や組織が求める条件や要件、仕事内容などを示したものです。しかし、募集要項を完全にクリアしていない場合でも、応募することは禁止されているわけではありません。

真面目な方は「本当にいいの？」と感じてしまうかもしれませんが、求人条件に合わない部分があっても、自身の経験やスキル、成長意欲などをアピールすることで採用される可能性もあります。（たとえ採用に至らなくても、面接や会話の中で新しい情報を得られたり、自分のスキルや経験をあらためて振り返る機会になるかもしれません！）

気になる案件があったときには、まずは話を聞くだけでもよいので応募してみましょう。

 

2. 「ラクに稼げる」求人案件に応募しない

産業カウンセラーの求人を探す際、ラクに稼げる求人案件には注意が必要です。

ラクに稼げるといわれる求人は、「資格不要・語学力不問・高収入」など、「誰でも簡単に稼げそう！」と思う仕事もあるかもしれません。

高い収入を得られる可能性はありますが、クライアントさんに対しては低いサービスを提供するかもしれません。その結果、クライアントさんとの信頼関係が崩れたり、自分の専門性が失われたりすることもあります。

求人を選ぶときは給料だけでなく、経験豊富な人や資格をもっている人向けの求人を選ぶことも大事です。そうすることで、自分のスキルを伸ばす機会も増えて、クライアントさんにもよいサービスを提供する機会が増えますよ。

3. 本業と両立できるか徹底的に確認する

本業と両立しながら副業で産業カウンセラーとして働く場合、仕事のスケジュールや時間管理が大きな課題となります。

求人案件を検討する際には、勤務時間や勤務日数、週あたりの勤務時間など、具体的な条件を十分に確認しましょう。

本業の仕事量や残業などをシミュレーションし、長期間続けられるかを確認することが必要です。副業を始めたあとに「両立が難しい、大変」と感じた場合、ストレスや疲労がたまり、両方の仕事に支障をきたす可能性があります。

慎重な準備と計画を立て、両立が可能であるかを確認した上で、副業を始めることが大切です。

4. 副業所得が年20万円を超えたら確定申告が必要

副業所得が年間で20万円を超えた場合、確定申告が必要となります。

確定申告は、副業で得た収入を正確に申告する手続きです。20万円を超えると、収入に対する税金が発生し、その金額に応じて所得税を支払う義務が発生します。

もし確定申告を怠った場合、税務署から本業の会社に連絡が入る可能性もあります。

トラブルを避けるためにも、副業で得た収入や支出はしっかりと記録し、年度末にスムーズに確定申告をすることが大切です。

5. ストレスマネジメント方法を確立する

本業と副業を同時にこなすことは、ストレスが増えやすく、メンタルヘルスに悪影響を与えることがあります。

自分にあったストレスマネジメント方法を用いて、ストレスを軽減し、心身のバランスを保つことが大切です。

たとえば定期的な運動や趣味に時間を割くことで、ストレスを軽減できます（私はマッサージに行ったりして、よくリフレッシュしています！）

ストレスマネジメント法を活用することは、自分のストレス軽減はもちろんですが、より良い仕事の姿勢を築く上でも重要です。

ストレスが軽減された状態で仕事に取り組むことで、仕事の効率アップや集中力の向上にもつながりますよ＾＾

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産業カウンセラーで副業するならフリーの在宅もあり

産業カウンセラーとして副業を検討するなら、自宅でフリーランスとして働くこともありです。

フリーランスとして活動すると、自分のスケジュールを柔軟に調整できるので、本業と副業の両立がしやすくなります（ファイナンシャルプランナーも在宅で活動される方が多いですよね！）

在宅での仕事は、通勤時間もなくテナントを借りる必要もないため、初期費用を抑えてスタートできることも魅力の1つです。

また、最近は対面セッションだけでなく、オンラインカウンセリングの需要も増えていますので、オンラインカウンセリングの始め方と注意点についても学んでおくと良いでしょう。

【自宅でオンラインカウンセリングをするときの注意点】

1. Zoomなどのツールの使い方を把握しておく
2. 清潔感のあるカウンセリングルームを保つ
3. ネット環境や機材のトラブルの対処法を把握しておく
4. お互いの顔を確認できるようにする
5. クライアントさんの個人情報を守る

副業の産業カウンセラーの月収相場

副業として産業カウンセラーを始める際、気になるのは月収ですよね。

産業カウンセラーとしてのスキルや経験、取り組む案件の種類などによって収入は変動しますが、一般的にはどのくらいの収入が期待できるのでしょうか。

ここでは、副業としての産業カウンセラーの月収相場についてお伝えします。

スタート1年目は月収3万円を目標に

まず、スタート1年目は月収3万円を目標にしましょう。

初めての取り組みであり、経験を積みながらクライアントさんを獲得し、スキルを向上させていく過程での目安となります。

最初の数か月は売り上げが期待できないこともあるでしょう。しかし、少し時間がかかっても、クライアントさんと信頼関係を築いていくと、収入も徐々に増えていきます。

高単価の収入を得るには、法人や行政機関へのセールスが必要ですが、そのようなケースは数が少ないため、難易度は高いです。

まずは時間単価3,000円×月10人＝月収3万円を目指してみてください。

月収10万円以上のカウンセラーもいる

副業で産業カウンセラーをする人の中には、月に10万円以上の収入を稼ぐ人もいます。

収入を増やすためには、カウンセリング技術だけでなく、マーケティングや集客方法も大切です。

たとえば、ブログやSNSを活用して自分のサービスを広めたり、カウンセリングの質を高めて時間単価を上げることも大事です。

やる気と工夫次第で、月収10万円を目指すことも十分可能ですよ。

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産業カウンセラーが在宅で副業を始めるまでのステップ

ここでは、産業カウンセラーとして在宅で副業を始めるまでのポイントをお伝えします。

1. カウンセリングに役立つ資格を取る

カウンセラーになるためには資格が必要ではありませんが、資格を取得することでスキルアップや信頼度の向上につながります。

産業カウンセラーは企業で働く人や職場の環境に焦点を当てます。コミュニケーション能力はもちろん大切ですが、組織内の問題に対処するための専門知識も大切です。

心理学やメンタルヘルスの知識に加えて、雇用や労働基準法、労働安全衛生法などの法律や規制についても学んでおくと役立ちます。

【産業カウンセラーにオススメの資格】

• 産業カウンセラー
• メンタルケアカウンセラー
• メンタル心理カウンセラー
• キャリアコンサルタント
• メンタルヘルスマネジメント検定

2.オンラインカウンセリングで必要なツールの準備

在宅で副業を始める際には、オンラインカウンセリングに必要なツールの準備が欠かせません。

まずはパソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスが必要です。

次に、チャットやビデオ通話をするためのアプリケーションを準備しましょう。代表的なアプリケーションとしてはZoomなどがあります。

また、接続が途切れた場合の対処法も考えておきましょう。Wi-Fiの再接続やモバイルデータの切り替え、別のオンラインツールを使用することなど、万全の準備をしておくことが大切です。

SkypeやGoogleのアカウントも取得しておくと便利ですので、視野に入れておくとよいでしょう。

3. SNSやスキルマーケットで集客する

SNSやスキルマーケットを利用することで、集客を効果的に行えます。

SNSのメリットは、手軽さと広範囲な情報発信です。無料で利用できるので、気軽に始められます。

スキルマーケットのメリットは、多くの利用者が集まっていることです。さまざまなニーズをもつ人たちが集まっていて、自分のサービスを広くアピールできます。

たとえばココナラやストアカなどのストアマーケットなどがあります。実際にココナラでは、産業カウンセラーとして活躍している方が3万人以上もいるので、その仲間たちと情報交換することも可能です。

SNSやスキルマーケットを活用して積極的に情報発信しましょう。

4. モニターを獲得する

モニターとは、商品やサービスを試して感想を述べる人のことです。

モニターがあなたのカウンセリングを体験することで、自分の技術力や顧客の満足度を確かめられます。

とくに産業カウンセラーとして、組織や企業内のメンタルヘルスに焦点を当てる場合、モニターから得られる感想は非常に貴重です。

モニターからのリアルな声を通じて、効果的なアプローチや改善すべき点を把握しましょう。

5.その感想をもとに集客を拡大する

モニターからの感想を活用して、より多くの人に自分のサービスを知ってもらいましょう。

モニターからの感想や体験談をSNSなどで発信することで、あなたに興味をもってくれる人が増え、集客を拡大することが可能です。

モニターの感想は信頼できる情報源です。だからこそ、リアルな体験談は他の人にとっても興味深いものになります。

モニターからの意見や感想を大切にして、自分のビジネスを広げていきましょう。

6. リピーター・ファンを増やす

最後は、クライアントさんをリピーターにして、ファンを増やしていくことです。

リピーターはあなたのサービスに満足してくれている証拠であり、信頼関係が築かれていることを示しています。

だからこそ、リピーターからの継続的な支持を得ることが、安定した収入へとつながるのです。

また、ファンを増やすことは、あなたのサービスや人柄に共感してくれる人たちが増えることを意味します。ファンはあなたを応援し、口コミやSNSで積極的にあなたのことをシェアしてくれるでしょう。

しっかりとした関係を築くことで、長期的なビジネスの成功を築けますよ。

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【まとめ：1分で要約】産業カウンセラーが副業で求人を探す前に知っておくべきこと

ここまで、産業カウンセラーが副業で求人を探す前に知っておくべきことについて、次のことを中心にお伝えしました。

• 求人案件では、すべての募集要項をクリアしていなくても応募することが大切
• フリーランスとして活動すると、自分のスケジュールを柔軟に調整できるので、本業と副業の両立がしやすくなる
• 産業カウンセラーは企業で働く人や職場の環境に焦点を当てるため、組織内の問題に対処するための専門知識も大切

企業や組織では、従業員のメンタルヘルスに対する関心が高まり、産業カウンセラーの需要は増えています。

まずは副業から始めて、実際に経験を積んでみることが大切です。そうすることで、将来的には本業として産業カウンセラーとして活躍することも可能です。

本ブログでは、今後もカウンセラーに関して役立つ情報をお届けし、カウンセラーになりたいという方をサポートしていきます。

私のビジョンは、1人でも多くの起業家に「持続可能な成果」を作り出す支援をしていくこと。本ブログを通して、あなたのお役に立てれば嬉しいです。