カウンセラー・セラピストのための、キャンセル率を激減する方法
集客やリピートが最大の関心事、という方がほとんどだと思いますが、
キャンセル率を下げる(着席率を上げる)ことで、売上アップに大きく貢献できる
のも事実です。
案外見落とされがちなキャンセル率。
今回は、いかにキャンセルを減らして売上をアップしていくか?を書いていきます。
ちなみに、これが成功すると集客数はそのままに、売上が1.3〜1.4倍になることもあります。
まず、
目次
カウンセラー・セラピストが開業・起業した後の流れをざっくり書くとこうなります。
1、見込み客へのアプローチ
2、見込み客から申込(この時点で名称が新規客に変わる)
3、新規客に初回セッション提供
4、リピート・または契約になり、問題解決
5、再リピート、契約更新&紹介が起こる
キャンセル率が関係しているのは、2番と5番です。
見込客が、当日初回セッションに来るのかどうか。
そして、一度初回セッションに来た人が、次回予約や契約をした場合、実際に2回目以降のセッションが提供できるのかどうかです。
じゃあ、これを改善するとどうなるのかというと・・・
例えばリピート率が9割、高額商品の契約率なら5割…というのが基準値(最低でもこの数字にするという基準)ですが、
今回はカウンセラー・セラピストとして開業したてという設定なので、
リピート率6割、契約率3割にしましょうか。
10人来れば6人の人がリピートする。10人に3人は契約するとします。
この人のところに、見込み客からの申込が、ひと月「5件」があったとします。
そして、キャンセル数が2件あって、当日着席に至ったのが3件とします。
その場合、リピートに至るのは月1〜多くて2人になります。
また、契約に至るのは月0人〜1人になります。
もし、2件のキャンセルを1件にできるだけでもリピート数は2人〜3人に、契約数は1〜2人に増えます。
月に1度来る人の数が、毎月1人ずつ増えるのと、2人ずつ増えるのでは、
当然売上の上がり方は倍の速度で変わります。
とくに契約数に関しては、1件数が増えるだけで、数万円〜数十万円の違いを生みます。
このことから、いかにキャンセル数をいかに下げて、当日の着席率を上げることが売上に直結するか、感じて頂けたと思います。
実際、どのようにキャンセルを減らすのか?
ここからは具体的なお話です。
まず、見込み客のキャンセル防止から。
これには、申込〜当日までの対応に全てかかっています。
「どうしてもあなたのセッションが受けたい!!」という熱い見込み客ばかりだったらありがたいのですが(本当にそうだったらどれだけありがたいか…)、これだけ情報が多く、様々な開業カウンセラー・セラピストがいるとなかなかそうもいきません。
また、申込んだ当初は「どうしても受けたい!」と思っていても、
実際に当日までに数日〜時間が空くと、日々に忙殺されてその気持ちを忘れてしまいます。
飲食でも「このお店いいな〜!」と思っても、後日「どのお店に行こうかな」
と思ったときに選択肢にない(「よかった」と思ったことを忘れてる)ってことはありませんか?
それと同じで、申込んだ当初の気持ち(テンション)は、それ以降日を追うごとに下がっていきます。
そこで、申込があったら、
電話・メールでヒアリングをする。
できるだけお悩み、申込動機をしっかり聞いて、信頼関係を築く。
そして、もし言えそうならブログを書いているならブログを紹介したりFacebookでつながったりして、
時々コメントする。
これをするだけでも、かなりキャンセルは減ります。
しかもリピート率・契約率も上がる可能性が高くなるので一石二鳥です。
さて、次に、初回セッションを提供した後、リピートまたは契約になった後でのキャンセル対策ですが、
まず、初回セッション時のセールスの仕方を見直す必要があります。
「必要としていない人には、提案しない(購入頂かない)」
という、セールスの鉄則を守っているかどうかを見直します。
ニーズのないところに、無理やりに提案して→購入頂くと、
あとで「なんでこれが欲しいんだっけ?」と冷静になったとき、よっぽど気弱な人でなければキャンセルしますよね。
じゃあ、それをした上でキャンセルが出る・・・
という場合、考えられることは1つ。
一つは、本人の覚悟が、実はまだ決まっていない、ということ。
「ニーズはあっても、なかなか一歩踏み出せない。」
よくあることだと思います。
そのとき、「売り手に言われたから」「提案されたから」という理由でリピート・契約をすると、
自分で決めた感がありません。
開業カウンセラーのための、2つのキャンセル防止策
1つは、「こちらからごり押しして提案して、購入して頂かない。お客さんに決めてもらう」
もう1つは、購入後、不安になる人も多いので、FacebookやLINEなどでつながっておき、密に接するということです。
リピート率を高め、集客数はそのままにキャンセル率をダウン(着席率をアップ)してから、集客数をアップすると、最小の労力で売上の最大化がはかれます。
「書いても書いても集客出来ない…」
「新規が来てもリピート・契約されない…」
その他、集客・告知のお悩みの、解決のヒントをこちらでもご紹介しています。
ご興味のある方は↑をクリック下さい。
ご質問・ご相談があったら、「問い合わせ」からご一報ください。
このほかにも、カウンセラー・セラピストのための集客に欠かせない秘訣をご紹介しています。
→ご興味のある方はこちらをクリック
人気のコラム
-
起業前に要確認!開業カウンセラーの現実と失敗せずに儲かるコツ
「カウンセラーとして独立・開業を検討している」 「開業カウンセラーとして、稼げる方法が知りたい」 このような想いを抱えているカウンセラーの方も多いのではないでしょうか? カウンセラーとは、ご存知の通り…
続きを読む▼ -
失敗しないカウンセラー集客・お客さんの心に響くブログ記事について【集客コンサルタント解説】
「もって1年」といわれているカウンセラー起業の常識を変えることをミッションに活動している川越恵です。この記事では、カウンセラー起業のキモ、「集客」についてお伝えします。 突然ですが、なぜ…
続きを読む▼ -
心理セラピストの方必見!集客で絶対にやるべきこと、絶対に避けるべきこと【ロングセラー起業コンサルタント解説】
「心理セラピストとして起業したけど、集客方法がわからない」 「心理セラピストの集客事例を知りたい」 「起業する前に集客方法を知っておきたい」 あなたは心理セラピストとしてすでに起業されている方でしょう…
続きを読む▼