長く愛されるマツエクサロンにしたい!そう思った時にやるべき集客施策10選と集客前の準備について解説
「いざマツエクサロンをオープンしたけど、集客の難しさに悩んでいる」
「もっともっと新規のお客さんとリピーターを増やしたい」
「お客さんが少ない現状を打開するために、何かしらの施策を打たねば・・」
本記事はこのよな方に向けて執筆しました。
今この記事を読んでいる方は、最近自分のマツエクサロンをオープンさせたものの、集客の壁にぶつかって悩んでいるのではないでしょうか。
私はエステなど美容系サロンの方をはじめ、今まで多くの方のコンサルティングをしてきました。なかでも「集客がうまくいかない」という相談はとても多いです。
そこで今回の記事では、私がこれまで「ロングセラー起業塾」で行ってきたコンサル経験をもとに、下記についてお伝えします。
- マツエクサロンの集客で考えるべきこと
- マツエクサロンで打つべき集客施策
- マツエクサロンの経営を安定させるための方法
余談ですが、私自身、小中学校でいじめに遭っていました。見た目だけが原因ではないですが、自分に自信がありませんでした。
周りのことを気にするあまり、人前に出るのが本当に恥ずかしかったんです。大人になってからも「私、変な見た目していないかな」「おかしくないかな」と人目を気にする毎日でした。
そんな私を変えたのが「ネイルサロン」。少しでも見た目が美しくなれば自分に自信がつくかもと思い、ネイルサロンに通ってみたんです。
通い始めてから数ヶ月。爪が綺麗になって、人からも「綺麗にしてるね」「爪かわいいね」と声をかけてもらう中で、次第に自信がつくようにもなりました。
今では出かけるときも人目がまったく気にならなくなり、仕事もプライベートも充実しています^ ^
サロンでは、施術を受けるだけでなく、恋愛の悩みを聞いてもらったり、落ち込んでいたら勇気づけてもらったり、嬉しいことがあったら一緒に喜んでもらったりと、心の支えになってくれました。
サロンの店長さんに感謝してもしきれません。
このように見た目コンプレックスというのは、人生に影響を及ぼすことが少なくありません。
なので、人のルックスを美しくする仕事には「誰かを助ける、幸せにする」という素敵な効果がありますよね。今回お伝えする「マツエクサロン」も同様です。
ご自身の店舗を持たれている方でも、「自分のマツエク技術でより多くの人を幸せにしたい」と思っている方は多いでしょう。
しかし、せっかく素晴らしい技術を持っていても、店舗を運営し続けなければあなたの技術をお客さんに提供できません。そのためには集客の問題を解決することが、一番の近道となります。
「長く愛されるロングセラーのマツエクサロンの先生」が増えるということは、先生たちの施術によって、より多くのお客さんを助けられているということ。これほど素晴らしいことはありません。
そのような状態が現実になるように、「ロングセラー起業講座」を主催している私が「マツエクサロンの集客」について全力で書いていきますね!
【関連記事】失敗しない!マツエクサロンでの開業完全マニュアル!開業後、安定経営の軌道に乗せる具体的な集客ステップも解説
ロングセラー起業コンサルタント川越 恵
内定先の倒産をきっかけに起業し、社会貢献事業を含めた3つの事業を在宅経営中。起業して約11年。
著書に『口コミ集客で「一生愛される起業家」になる方法』があり、発売後7日で増刷し、ベストセラーに。
「煽らない、売り込まない、自分の心に嘘をつかない」を合言葉に、クライアントに感謝される「ロングセラー起業」を伝える。
目次
集客施策を考える前にまずやるべきこと
なかなかお客さんが増えないと、「今すぐ行動しなきゃ!」と思いますよね。
たしかに色々な施策を試すことは大切です。しかし、それよりも「いかに前準備をしておくか」が重要になります。
そのためには、まずは以下のポイントを押さえておきましょう。
- ターゲット設定を行う
- お客さんの頭の中を大解剖する
- 競合をリサーチ
- あなたが選ばれる理由を明確にしておく
- 自店オリジナルのコンセプトを作る
1. ターゲット設定を行う
1つ目は「ターゲット設定を行う」ことです。
自分のサービスによってどんな人の悩みを解決したいのかを明確にしましょう。
マツエクサロンの場合、「年齢」が大きな指標のひとつとなります。
そのほかにも「時間に余裕のある人か?忙しい人なのか?」、「質を求める人か?リーズナブルを求める人か?」など。あなたのサロンに来てほしいお客さん像を思い浮かべましょう。
一般的にマツエクサロンのターゲット層は20〜30代だといわれているので、若い世代にターゲットを絞りがちです。しかし実際のところ、40代や50代でもマツエクをする方はいます。
20〜30代は「リーズナブルさ」や「男性受けするマツエク」を求めています。
一方で、40〜50代の方は「ナチュラルメイク」や「周りに差をつけたい華やかなマツエク」を求める傾向にあります。
ですが1点だけ注意点があります。
それは、ある程度ニーズのある市場でターゲット設定を行うことです。
そもそも市場が小さすぎると、お客さんの母数が少ないため、売上も伸びにくくなってしまいます。
ありがちなのが、「他の人がやっていないこと」ばかりにこだわってしまうこと。
たしかに他人がやっていない分野にはチャンスがあります。しかし、そもそも需要がないから誰も参入していない可能性もあるのです。
ですので、多少競合がいてでも、ニーズのあるところでサロンを始めることをオススメします。
2. お客さんの頭の中を大解剖する
2つ目は「お客さんの頭の中を大解剖する」こと。
つまり「お客さんが何を求めているのか?」を明確にするということです。
矢継ぎ早に集客施策を試すのではなく、まずはお客さんが一体どんな悩みを抱えていて、何を求めているのかを考えてみましょう。
なぜなら「顧客のニーズ」がわからなければ、適切なアプローチができないからです。
サービスに満足してもらうためにも、まずは「お客さんは具体的にどのような悩みをもっているのか?」「その悩みを解決するために、どのような行動を取るのか?」を考えてみましょう。
お客さんの頭の中を大解剖することではじめて、満足していただけるサービスを提供できます。
3. 競合をリサーチ
3つ目は「競合をリサーチ」することです。
マーケティングの基本に「3C分析」という手法があります。これはCustomer(市場・顧客)、Company(自社)、Competitor(競合)の3つの「C」を分析する方法です。
まず、市場の大きさと顧客の属性を知ることで「自分の強み」を明確にします。そして次に「競合」を分析するのです。
競合の分析では、他店がどのくらい市場シェアを獲得しているのか、スタッフは何人いるのか、など他店の特徴を分析します。
マツエクサロンも同様です。「他店の強みは何か?」「どこの部分なら他店に勝てるのか?」などを徹底的に考えることが大切です。
4. あなたが選ばれる理由を明確にしておく
4つ目は「あなたが選ばれる理由を明確にしておく」ことです。
いわゆる「自店の強み」や「他店に負けない部分」のことですね。
競合分析をすると、自店と競合を比較できるようになります。しっかり分析していくと、競合にはなく自店にだけある「強み」の存在が明確になります。その部分が「選ばれる理由」です。
たとえば、「ヘッドマッサージで自店でしか提供していない技術がある」「マツエクを長持ちさせるためのアフターフォロー(アドバイス)をしている」など。お客さんに選ばれるようなサービスを提供し、それを自身でも把握しておきましょう。
そもそも「自店の強み」がわかっていなければ、お客さんに適切なアプローチができません(ここ、意外と見落としがちです・・・)。
お客さんから「このサロンのマツエクを受けてみたい」と思われる強みがあることが大切です。
5. 自店オリジナルのコンセプトを作る
5つ目は「自店オリジナルのコンセプトを作る」ことです。
私自身、多くの方の集客サポートをさせていただきましたが、人が集まる店舗はすべからく「コンセプトに統一感」があります。
店舗の内装はもちろん、経営者のビジョン、メニューの企画制作など・・・パッと見てお客さんに「素敵な店だな」と思ってもらえるようなコンセプトが統一感をもって作られています。
マツエクサロンにおいても同様です。たとえばサロン独自のカラーで内装を統一したり、どんな層にも響くような「寄り添いと丁寧さを大切にした接客」を行ったりと、統一感のある店づくりを意識してみましょう。
そうすることで、お客さんにも店長の店に対する熱意や想いが伝わり、リピート化につながりやすくなります。
集客するために覚えておくべき集客の全体像
集客する前に考えるべきことをお伝えしたので、そろそろ具体的な集客施策を・・・と思いましたが、その前に「集客の全体像」を掴んでおきましょう。
その方が、集客への理解度が深まり、結果に結びつきやすくなりますからね^^
マーケティングには、お客さんが商品やサービスを購入するまでのプロセスをあらわす「購買サイクル」と呼ばれるものが存在します。
ほぼすべての業界の集客がこのサイクルに当てはまるので、ここを押さえておきしょう。
- 認知
- 興味
- 検討
- 購入
- 継続
- 応援
まずは「認知」から始まります。
ターゲットとなる層にあなたの存在を知ってもらう初歩の段階です。
認知してもらえたら、次に「興味」をもってもらえるようにアプローチをします。マツエクの場合は「無料体験」などがオススメです。
興味をもってもらえたら、お客さんは買おうかどうか迷う「検討」のフェーズに入り、決心がついたら「購入」に至ります。
ですが本当に大事なのは、購入してもらった後。
購入後いかに継続してもらい、あなたのファンになってもらうかという「リピート施策」が重要です。
そして最終段階である「応援」フェーズ。
これはお客さんがあなたのお店を継続利用することでファンとなり、応援してもらえる状態になります。
以上、集客の全体像をお伝えしました。個人で経営しているマツエクサロンの場合、いかにリピーターを増やすかが重要です。
ひたすら新規を集めるのではなく、一人のお客さんと長く付き合っていくことで、ようやく経営が安定します。
【必見】マツエクサロンで開業してから安定経営の軌道に乗せる具体的な集客ステップ
マツエクサロンの集客の全体像についてお伝えしましたが、大事なのは「いかに売上を安定させるか」ですよね。
そこで、マツエクサロン事業を軌道に乗せるための具体的なステップを紹介します。
- モニター獲得
- モニターから熱量のある感想をもらう
- その感想をもとに集客を拡大する
- リピーター・ファンを増やす
まずは「モニター獲得」です。
いわゆる「消費者モニター」のことで、企業が提供する商品やサービスを実際に利用して、意見を伝える人のことを指します。
モニターという名の「小さなテスト販売」を行うことで、着実な集客を行うための土台を作ります。
モニターの募集ですが、まずはあなた自身のご家族や知り合いの方に「無料体験」を提供して、感想をいただくのが良いでしょう。
その後、モニター参加者の方から「熱量のある感想」をもらい、ホームページ等で紹介します。そうすることで、ページを見た人から「このサロンのマツエクは良さそう」と思ってもらえます。
そこから徐々に口コミが広がり、新規顧客の獲得につながるのです。
新規獲得に手応えを感じたら、さらに集客を拡大しましょう。
お伝えしたように、個人のマツエクサロンでは「リピーター」の存在がとても重要です。
ひたすら新規顧客を集めるのではなく、「一人のお客さんと長くお付き合いする」ことを考えましょう。
集客拡大にオススメしたいのは以下の2つです。
- 紹介(営業)
- ホームページ
紹介の場合、既存のお客さんに「お知り合いの方に興味のありそうな方はいませんか?」と営業をします。
たとえば「お友達への紹介で1,000円オフや非売品のコスメのプレゼント」など、お客さん側がメリットを感じるような施策を打つのが良いでしょう。
ホームページの場合は、先程のような「熱意ある感想」の掲載が効果的です。
それを見た人の中で、あなたのサロンに興味を持つ人が一定数いるので、そこから来店をうながせます(熱意は伝染しますからね^^)。
売上が伸びてきたら、さらにリピーターやファンを増やしましょう。
マツエクサロンを含む個人経営のお店では、「既存のお客さんにいかに満足してもらうか」が重要です。
顧客満足度が上がることで、お客さんがあなたの「ファン」になり、「もっと積極的に利用したい」と思ってくれます。結果、経営の安定化につながるのです。
そして次第に口コミが広がり、新規のお客さんが増え、そのお客さんがまたファンになってくれます。
お客さんとの信頼関係を築くのには時間がかかりますが、一人ひとりとしっかり向き合えば、次第にあなたの口コミや評判が上がり、気づけばたくさんの人がファンになってくれますよ^^
【関連記事】失敗しない!マツエクサロンでの開業完全マニュアル!開業後、安定経営の軌道に乗せる具体的な集客ステップも解説
マツエクサロンで活用すべき集客施策10選(リアル集客・Web集客)
これまでお伝えした集客のポイントを押さえられれば、もう集客施策を試しても大丈夫です。お客さんに対しても適切なアプローチができるようになるでしょう。
この章では、マツエクサロンでぜひ活用したい10の集客施策をご紹介します。
ターゲットが広い場合は、お客さんの年齢層ごとに施策を使い分けてみるのがオススメです。それではみていきましょう。
リアル集客4選
まずはリアル集客からみていきましょう。
お客さんの年齢層が上がるにつれて「リアル集客」は重要になります。40〜50代の方であればインターネットを見ますが、それ以上になるとネットを見ないという方がほとんど。
幅広い層にアプローチするためにも、リアル集客の施策もしっかりと準備しておきましょう。
1. チラシ・ポスター作成とポスティング
チラシ配りは、昔から使われているメジャーな集客方法です。
マツエクサロンの場合、店舗周辺の地域でチラシを配りましょう。あまりに遠方だと通ってもらうのが大変ですので、まずは近所へのチラシ配りから始めてみましょう。
人目に付く場所にポスターを貼るのもオススメです。
街頭や駅、近隣の喫茶店などターゲットとなる人が多そうな場所に掲載しましょう。(もちろん許可を取ってからにしてくださいね!)
2. フリーペーパー・タウンページ(ホットペッパーなど)
フリーペーパーやタウンページを使うのも良いでしょう。
これら「紙」の宣伝媒体は、駅構内やスーパーマーケットなど人目に付く場所に置くことができます。
基本的に無料で配布できるため、興味のある人に手に取ってもらいやすいです。
3. リピート施策
経営を安定させるためには、新規獲得よりも「いかにリピーターを増やすか」が重要です。
代表的なリピート施策に、「お礼状」があります。
一度サロンを利用してくれた方に対して感謝の気持ちを込めて、暑中見舞いや年賀状、あるいは案内文を送付。そうすることで相手が好印象を抱いてくれるため、さらなるリピートにつながりやすくなります。
ここで注意したいのが、お礼状は「宣伝」ではないということです。
あくまでも「いつも使ってくださりありがとうございます」という感謝の気持ちを伝えてくださいね^^
4. 口コミや紹介を利用する
もっとも集客効果が高いともいえるのが「口コミ」や「紹介」です。
チラシなどテキストベースで情報を伝えることも大切ですが、やはり人から人への「口伝え」の影響力は計り知れません。
私も長くビジネスをしていますが、やはり「〇〇さんからの紹介で来てみました!」という人は多いです。
一人のお客さんが他の人に紹介することで、新規のお客さんが利用し、その人がさらに新しい人へ紹介してくれます。マツエクサロンも同様です。
ただし良質な口コミを広げるためには、質の高いサービスを提供しなければなりません。
マツエクの質はもちろん、丁寧な接客、アフターフォローなど「また利用したい」と思ってもらえるサービスを提供しましょう。
そうすることで、人が人を呼び「雪だるま式」に口コミや紹介が広がっていきます。
Web集客6選
続いてWebの集客施策をみていきましょう。
10〜30代のほとんどはネット検索でサロンを探しています。また若い世代はSNSからの口コミ効果も非常に高いです。
ですがほとんどのサロンがWeb集客を行っているため、ライバルに埋もれないような工夫が大切です。
1. ホームページ集客
ホームページは、インターネット上の「看板」のようなもの。
いまからマツエクサロンを開業するとして、そもそも店舗自体が認知されていなければ誰も利用してくれないですよね ><
あなたのサロンの認知を広げるためにも、ホームページは必要不可欠です。
ホームページがあることで、お客さんがサロンの存在を知り、信頼できるかどうかを判断できます。
またホームページは、テキストだけでなく写真や動画も使えます。口頭では伝えきれない、あなたのマツエクサロンならではの魅力も積極的に伝えられるでしょう。
2. ブログ集客
ブログは、いわばインターネット上の日記のようなもの。
「アメブロ」などブログサイトを読んだことのある人も多いのではないでしょうか。ホームページは固定的な情報が多いため、更新頻度が少なくなりがちです。
一方のブログはネタさえあれば毎日でも更新できます。たとえば「アイリストの私が実践するマツエクを長持ちさせる方法」など・・。
お客さんに「おもしろい!タメになる!」と思ってもらえる情報を伝えましょう。
またブログでは、記事数や閲覧数が伸びることで、GoogleやYahoo!など検索エンジンからの集客も期待できます。
3. SNS集客
FacebookやTwitter、Instagramなどを使った「SNS集客」も有効です。特にマツエクサロンはInstagramがオススメ。まつ毛の変化を写真で伝えることができます。
いかに「ライバルサロンができないことをやるか」が重要です。
最大限効果を発揮するためにも、以下のようなポイントを意識してみてください^^
- 映える写真をアップして、関連性のあるハッシュタグを積極的につける
- 共感しあえるお客さんとつながり、「仲間」のような強固な信頼関係を築く
SNSは無料で始められるため、何となくの運用しかしていないサロンが多いです。
そのため本気で運用すれば他サロンとの差別化が図れるでしょう。
4. SNS広告・リスティング広告で集客
予算に余裕があれば、SNS広告やリスティング広告の活用もオススメ。
SNS広告とは、TwitterやFacebookなどで提供している広告サービスを利用して広告を掲載することです。
そうすることで、フォロワーだけでなく不特定多数の人に幅広くアプローチできます。
一方のリスティング広告とは、Googleなどでユーザーが検索したキーワードに沿った広告を表示することです。
マツエクサロンに関するキーワードで検索した人に対して、その人の検索画面にあなたのサロンの広告が表示されます。
5. MEO
MEOとは(Map Engine Optimization)の頭文字を取った言葉で、「マップエンジン最適化」のことを意味します。
「地域+業種」で検索すると、その地域周辺にある店舗や施設がGoogleに表示される仕組みです。
たとえば「渋谷 マツエクサロン」で検索した場合、渋谷にあるマツエクサロンの「上位3つ」のGoogleマップと店舗情報が表示されます。
上位3つに自店舗の情報が表示されれば、競合店舗より露出が増え、見込み客に認知されやすくなるのです。
MEOは、集客を有利に進めるために重要なポイントといえます。
6. ポータルサイト集客
ポータルサイトとは、集客を目的としたサイトのことです。
たとえば、「観光ポータルサイト」や「育児ポータルサイト」など、ジャンルごとに情報がまとまっているイメージのWebサイトです。
マツエクサロンだと「美容系ポータルサイト」ですね。サロンの雰囲気や口コミを知るという目的でポータルサイトを利用するお客さんが多いです。
特にオススメしたいポータルサイトをいくつかご紹介します。
HotpepperBeauty(ホットペッパービューティー)
画像引用元:HotpepperBeauty 公式ホームページ
ホットペッパービューティーは、グルメのポータルサイトで知られるホットペッパーの「美容版」です。
都道府県ごとに美容室やヘアサロン、マツエクサロンなどが掲載されています。
店の基本情報や口コミはもちろん、サイトからそのまま予約できるのも魅力。
大手ポータルサイトだけあって利用者も多いです。
掲載料はかかりますが、自店の認知度が低いオープン初期など、お客さんから見てもらう機会を増やすために有効なサービスといえるでしょう。
楽天ビューティ
画像引用元:楽天ビューティ 公式ホームページ
楽天ビューティーは、楽天が運営する美容系のポータルサイトです。
美容室からマツエクサロン、マッサージサロンまで幅広く、約12,000店舗を掲載しています。
また楽天が運営していることから、同サイトから予約すれば「楽天スーパーポイント」が貯まります。
ホットペッパービューティーよりも知名度は劣りますが、楽天ユーザーも一定数いるので、潜在顧客の獲得に役立つはずです。
minimo(ミニモ)
画像引用元:minimo 公式ホームページ
minimoは、mixi(ミクシィ)が運営する美容系のポータルサイトです。
サロンの予約はもちろん、カットモデルやネイルモデルの募集もできます。
店舗側はカットモデルを募集できる、お客さん側も無料あるいは特別価格でサービスを受けられるため、お互いにWin-Winのサービスといえます。
マツエクサロンも数多く掲載されているので、ぜひ一度チェックしてみてください^^
ストアカ
画像引用元:ストアカ 公式ホームページ
ストアカは、教えたい人が先生として講座を開き、教わりたい人が受講できるサービスです。「日本最大級のまなびのマーケット」ともいわれています。
公開されている講座は、カメラマンに教わる撮影テクニックやデザイナーによるデザイン講座、コピーライティング講座などジャンルはさまざま。
マツエクサロンなら「マンツーマンで習うマツエクレッスン」「セルフでマツエクオフレッスン」という内容の講座も開けるようです。
ジモティー
画像引用元:ジモティー 公式ホームページ
ジモティーは、日本全国の「地元」の情報を掲載するサイトです。
不用品の売買をはじめ求人募集、ペットの里親募集までさまざまな情報を閲覧・応募することができます。
教室やスクールも掲載されており、英語教室やパソコン教室、フラワーアレンジメント、料理教室まで多彩です。数は少ないですが、マツエクのサービスを提供している人もいます。(2021年7月時点)
「地域密着型のマツエクサロンをやりたい」という方は一度見てみるのが良いでしょう。
マツエクサロンでホームページがあったほうがいい理由と、掲載すべき情報とは?
ホームページを持っておくことで、お客さんから信頼してもらいやすくなります。
ホームページがないと「どんなサービスを提供しているのかわからない」「営業時間がわからないので不安」など、お客さんも不安になってしまいますよね。
ホームページで営業情報を記載していれば、お客さんもあなたのサロンを信頼しやすくなるのです。
またホームページに掲載しておきたい情報として、以下のものがあげられます。
- 施術者の雰囲気を伝える
- 差別化ポイントを伝える
- メニューと価格の明示
- 事例や実績
- 正確な基本情報の開示
お客さんにとってあなたは「中長期のあいだマツエクをしてもらう相手」になるため、慎重にあなたを見定めたいと思っています。
したがってホームページ内で「施術者の雰囲気」を伝えることが大切です。
また「他のサロンではなくあなたを選ぶべき理由」もしっかりと明記し、他サロンとの差別化を図りましょう。メニューと価格の明示も重要です。
お客さんを安心させるためにも、基本料金だけでなくオプション料金も記載しておきましょうね^^
口コミで良いイメージを持ってもらうためには、事例や実績も大切です。
お客さんからの了承を得た上で、「どのような施術を行い、まつ毛がどう変わったのか」などを記載してみてください。
サロンの基本情報も抜かりなく記載しましょう。
営業時間や臨時休業、テナントを借りている場合は住所も明記しておいてくださいね。自宅兼サロンとしている場合は、予約後に住所を教える旨をお伝えしましょう。
【関連記事】失敗しない!マツエクサロンでの開業完全マニュアル!開業後、安定経営の軌道に乗せる具体的な集客ステップも解説
新規客をリピート客に変えるセールスの極意
マツエクサロンを経営している方で、「1回目は来てもらえるけど2回目に繋がらない・・・」と悩んでいる方はとても多いです。
2回目までをスムーズに繋げるためには、やはりセールスが大切になってきます。
具体的には以下のポイントを意識してみてください。
- 施術中にお客さんの悩みを聞き出す
- 悩みが解決できることを頭の中でイメージできるように説明する
- お客さんと一緒に解決方法を考える
1. 施術中にお客さんの悩みを聞き出す
まずは施術中に、お客さんから悩みを聞き出します。
悩み解決はビジネスの原点でもあります。お客さんの悩みを解決して満足してもらうことで、それが「ありがとう」という名のお金に変わるのです。
お客さんに寄り添うためにも、「お客様は何に悩んでいるのか?」「なぜ悩んでいるのか?」「どうなりたいのか?」「そうなることはなぜ重要なのか?」を会話中に自然な流れで聞きましょう。
2. 悩みが解決できることを頭の中でイメージできるように説明する
悩みを聞いたら、それをイメージできるように説明します。
たとえば、「地まつげが薄い」という悩みに対しては、薄い部分をカモフラージュするようにボリュームを出す。
「まぶたが下がってきた」という悩みに対しては、エクステをカールすることでまぶたを持ち上げる。などお客さんが頭の中でイメージできるように解決方法を説明してあげてください。
お客さんにわかりやすく噛み砕いて説明することで、「また次回もお願いしたいな」と思ってもらえるのです。
3. お客さんと一緒に解決方法を考える
一方的に解決方法を伝えるのではなく、一緒に考えることも大切です。
何の施術を注文するかの最終判断はお客さんに委ねられます。
売り手の役割は、そのお客さんが目指すゴールに向かって一緒に走ることです。お客さんに寄り添うことでそれが共感を生み、リピート化につながります。
ですから、お客さんが悩んでいる時は、その悩みを丁寧に聞いて、どうすれば解決できるかを一緒に考えてみてくださいね。
複数の解決方法を提案してあげられると、なお良いでしょう。解決できれば、無事2回目の来店にもつながります。
【事例】サロン経営集客成功事例
これまでマツエクサロンの集客施策についてお伝えしましたが、リアルな声がないとイメージを掴みにくいと思います。
そこで「実際にサロンを経営している人の声」をご紹介します。
売上ほぼ0の状態から、今ではコロナ禍で年商810万円
私の塾生さんでもあり、エステサロンを経営する中畑さんの成功事例です。
マツエクサロンではありませんが、美容系サロンという意味ではマツエクサロンと同じカテゴリーなので参考になるかと思います^^
売上ほぼ0の状態からロングセラー起業講座に入塾した中畑さん。
そこから1ヶ月後には13人を集客し、今ではコロナ禍で年商810万を達成しています。
ロングセラー起業講座受講生:中畑さん
開業当初は売上が低く、「このままでは廃業も考えねば・・・」といった状態でした。
新規の方がいらっしゃらなければ売上もほぼゼロでした。
そんな時に恵先生を見つけ、「ロングセラーの起業」という部分に強く共感して入塾することに決めたんです。
入塾後は主にコピーライティングを実践。月に1、2件しか入らなかった予約が1ヶ月後には13件に増えました。年商では年商810万円を達成できました!コロナ禍にもかかわらずこの年商を出せたことはとても嬉しいです。
私はエステサロンを経営していますが、塾ではさまざまな業種の塾生さんたちと一緒に学ぶ機会があります。
業種は違えども「私の場合だったら、どうするのか?」とより柔軟な考え方ができるように。
それによってセールスの成約率も変わっていき、売上も目に見えてアップしていきました。
もし恵先生のところでお世話になっていなければ、私のサロンもここまで伸びていないと思います。
塾で学んだことが自分のスキルとなり、今も売上アップにつながっています。
今から起業を考えている方にも、伸び悩んでいる方にもオススメです。
恵先生をはじめ他の塾生さんと共に学ぶことで、自分だけでは気づけない道の開き方に気づくことができると思います。
【まとめ】マツエクサロンの集客方法について
いかがでしたか?本記事ではマツエクサロンの集客についてお伝えしました。お客さんを増やすためにも、以下のポイントを意識してみてください^ ^
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マツエクは「20〜30代」のイメージが強いですが、そんなことはなく、年配の方でもマツエクをする人は多いです。
そのためサロン側も、年齢層に合わせて集客施策やサービスを変えていくことを意識しましょう。
私はこれまで多くの専門家の方をコンサルティングしてきましたが、やはり「集客」に悩みを抱える方が圧倒的に多いです。
起業をすると自分が望むサービスを提供できる一方で、あなた自身でお客さんを獲得しなければなりません。そしてこれが思った以上に難しいため、集客で苦しむ起業家が後を絶たないのです。
集客の原点は集客施策のようなテクニックではなく、心と心のつながりです。
お客さん一人ひとりのことを大切にしながら集客力を上げることで、「一生愛される起業家」へとつながります。
本ブログでは、今後もマツエクサロンに関して役立つ情報をお届けしサポートしていきます。
私のビジョンは、1人でも多くの起業家に「持続可能な成果」を作り出す支援をしていくこと。本ブログを通して、あなたのお役に立てれば嬉しいです。
このほかにも、カウンセラー・セラピストのための集客に欠かせない秘訣をご紹介しています。
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