COLUMNコラム

【起業したその月に、受注に至った３つの要因★その２】～川越恵ものがたり⑤～

カウンセラー・セラピストが独立後、
５年１０年と長続きする開業・起業支援コンサルタント、川越恵です。

今日はこれからセミナー＠梅田
明日からしばらく東京。
関西でのお仕事は今晩でぜんぶやりきるぞ

と意気込んだ顔がこちら↓

いい画質～（笑）
いけない。そうこうしている内に次がはじまる。
（19時からなんです。あと1時間後）

今回は、

◎起業したその月に、受注に至った３つの要因【その２】について。

★要因その２

行動の順番を、あることに重視したからでした。

よく経営のセミナーとか本で言われることとして、

「とにかく沢山の人と会って名刺を配りましょう！」
「ご縁が大事！自分が協力できることはどんどんやりましょう！自分が協力してから、相手に協力をお願いしましょう！」
「業界の同業他社の情報収集をしましょう！」

など、いろいろありますね。
これ、一つひとつ本当に大事なんですが、
私は↑のほとんどをやれていませんでした。

具体的にどのくらいかというと………

配った名刺……60枚程度

人の支援・協力…..出来ず

業界研究……って、どうやってやるんですか？

っていうレベル（笑）

でも、起業時や短期間で成果を出さないといけないときは、
それでも大丈夫でした。

当時、インターネットで交流会や懇親会の情報を調べて、何度か参加しました。
そして、配った名刺が50枚くらいになったとき。

ここから仕事になるって、微塵も感じられない。

と思い、参加を辞めました。

「辞めるの早くないかっ？！」

と思われたと思います。
今は私もそう思います（笑）
当時、お金と時間がなかったので、効果が感じられないと「様子をみる」ことは出来ず、辞めてしまっていました。

同様の理由で人の協力・支援も出来ずじまい。
人生の諸先輩から「在り方」の重要性を説いて頂き、
本でもそう学びましたが、実践には至りませんでした。
は、難しそうなので辞めてしまっていました（苦笑）

いろいろ問題だらけな起業スタートでしたが、
当時に無意識でやっていた重要な要点は

時間とお金がないときに
「このまま続けていたら、巡り巡って仕事になるかも知れない」
という行動を辞めたこと。

多くの人が「重要」ということを心を鬼にして無視して、
「今すぐ仕事に繋がりそうにない」と感じたものはやめたこと。

あまり褒められた話ではありませんが、
起業という不安定な生き方をする上で、

（１）中・長期的に成果につながる（可能性がある）こと
（２）短期的に成果につながる（可能性がある）こと

は、違うこともあります。
というか、真逆のこともあります。
本やセミナーで話す内容は（１）と（２）がごっちゃになっていることが少なくありません。

各行動が、
「中・長期的に活きることなのか」
「短期的に活きることなのか」が分かると、
個人でも法人でも、「今はとにかく成果を上げる時」「キャッシュフロー的にしんどくても、今は育てるとき」という局面、局面に応じて、行動を使い分けられるようになります