失敗したくない人必見!パーソナルトレーニングジムの開業完全マニュアル!開業後、安定経営の軌道に乗せる具体的な集客ステップも解説
「パーソナルジムを開業したいけど、手順が分からない」
「開業する際、どのような資格や事前準備が必要なのか知りたい」
「開業後、売上を出せるか不安。もしお客さんが来なかったらどうしよう・・・」
本記事はこのような方に向けて執筆しています。
今、この記事を読んでいる方は、近いうちに「パーソナルジムで独立したい」と考えている方なのではないでしょうか。
パーソナルトレーニングジムの需要は増えているのでチャンスです!とはいえ競合も増えているので、集客がうまくいくか不安・・・と悩んでいる方も多いでしょう。
私の経験上「無事に開業できるだろうか」「開業後の集客が不安・・・」と悩んでいる方も多いはずです。
でも大丈夫。ほとんどの方があなたと同じ悩みを抱えています。
わたし自身、パーソナルトレーニングジムの方をはじめ、数多くの方をコンサルティングしてきましたが、開業時や開業した後も集客などで皆、頭を悩ませています。
そこで今回の記事では、私がこれまで「ロングセラー起業塾」で行ってきた、パーソナルトレーニングジムのコンサル経験をもとに、下記についてお伝えします。
- パーソナルトレーニングジムの開業方法
- パーソナルトレーニングジムの開業で必要な資格や事前準備
- 事業を軌道に乗せるまでの具体的な集客ステップ
ちなみに大変余談ではありますが、わたし自身、食生活の乱れから体重が徐々に増えてしまった時期がありました。
当時は全く運動をしていなかったので、残念ながら体重は増える一方でした。
食生活がよくないことは分かっていましたが、「まあいっか」と妥協し、今までと同じ食生活を続けていました。
しかしある時、久々に会った人から「太った?」と言われてしまい(それも複数人からです)、、、それをきっかけにパーソナルトレーニングを開始することに。
トレーニング指導はもちろん、食事指導が特にありがたく、日々の食事を見直して運動も取り入れることで2ヶ月で体重3キロ減、ウエストも4センチ減らすことができたんです。
そしてある日、お世話になっている超ストイックな整体の先生から「引き締まってきましたね」と褒められてウキウキ。
旦那さんからも「明らかに顔がシュッとしてきた」と褒められてにんまり。笑
今の目標は・・縦に一本線の入った腹筋にすること。これがまた難しいらしいのですが、程よい筋肉のついたスラッとした美しい30代を謳歌するために日々奮闘しております!
自分のボディが変わっていくのって楽しいですね。ですがあの時、パーソナルトレーニングのコーチがいなければ確実に挫折していたと思います。
トレーニングの先生には本当に感謝しかありません。
このようにパーソナルトレーニングには「誰かを幸せにする、目標達成のサポートをする」という本当に素晴らしい効果がありますよね^^
これから開業したいと考えている方の多くは、「自分が提供するプログラムで、より多くの人を幸せにしたい」と思っているのではないでしょうか。
一方で、せっかく素晴らしい技術を持っているのに、開業手順や集客に自信がないだけで開業を諦めてしまうのももったいないです。
「長く愛されるロングセラーのパーソナルトレーニングの先生」が増えるということは、先生たちのトレーニングをより多くのお客さんが受けて、幸せになっているということ。
それほど素晴らしいことはありません。
そのような状態が現実になるように、「パーソナルトレーニングジムの開業方法」について全力で書いていきますね!
ロングセラー起業コンサルタント川越 恵
内定先の倒産をきっかけに起業し、社会貢献事業を含めた3つの事業を在宅経営中。起業して約11年。
著書に『口コミ集客で「一生愛される起業家」になる方法』があり、発売後7日で増刷し、ベストセラーに。
「煽らない、売り込まない、自分の心に嘘をつかない」を合言葉に、クライアントに感謝される「ロングセラー起業」を伝える。
目次
そもそもパーソナルトレーナーで開業すべき?パーソナルトレーニングの需要について
このご時世に開業して大丈夫かな・・・?と不安な方も多いかと思いますが、結論、今すぐにでも開業すべきです!
あえて急かすように言ってしまいましたが、それくらいパーソナルトレーニング業界の需要が増えています。
まずは、こちらのグラフをご覧ください。
こちらは、Googleトレンドというツールのデータで、その名の通り、トレンドをつかむことができます。下記のデータは過去5年間の検索数の相対的な推移です。
多少波はありますが、長期で見ると右肩上がりになっています。
2018年では日本のフィットネス市場は4,600億円程でした。その中でもパーソナルトレーニングが1,000億円規模だったといわれています。
また大手パーソナルジムがテレビやインターネットで積極的に広告を打っていることなどから、「パーソナルジム」という存在が世間に認知され、業界が急速に拡大していきました。
したがって、今では大手だけでなく個人でパーソナルジムを開業する人も増えています。
ですが昨今は新型コロナウイルス(以下、コロナ)が猛威をふるっています。
騒動が始まってから1年以上が経った今もなお、飲食業や観光業をはじめ多くの業界がその影響を受けているのが現状です。
スポーツジム業界も例外ではありません。実際、コロナ騒動で大きな打撃を被っているのが現状です。
たとえば大手パーソナルジム「RIZAP(ライザップ)」では、2020年の4〜6月期で27億円の赤字という結果でした。
最近は、コロナによって業界全体が沈んだムードになっています。ですが着実に客足は戻っており、「コロナが終わったらジムに通おう」と思っている方も多いでしょう。
ですのでアフターコロナに備えて、今このタイミングで開業準備を進めておくことをオススメします。
開業後は、マシン間にアクリル板を設置する、お客さんに体温測定をお願いする、など十分な感染対策を行えば問題なくジムを運営できるでしょう。
パーソナルトレーニングジムで開業する前に必要な資格と準備とは?
パーソナルジムの開業でまず気になるのが「資格が必要なのかどうか」です。
また具体的にどのような準備をするべきなのかわからないという方も多いはずです。
そこでまずは、必要な資格や準備についてご紹介します。
開業するために必要な資格は「なし」
結論、資格は必要ありません。開業のみならず「パーソナルトレーナー」になるための資格も存在しないのです。
したがって「私はパーソナルトレーナーです」と名乗ってしまえば、その瞬間からトレーナーになれます。
ですが、いくら資格が必要ないといっても、トレーナーはお客さんの健康を預かる仕事です。
名乗ることは誰でもできますが、お客さんの健康を守りつつ、かつ結果が出るまでサポートするのは、知識のない素人には難しいでしょう。大きな責任も伴います。
事実、お客さんを安心させるという意味で、専門資格やスクール、現場経験を積むことでスキルアップしてから独立するトレーナーが多いです。
資格の場合、以下のようなものがあげられます。
必須の資格はありませんが、お客さんにとっての「安心材料」として何かしらの経験を積んでおくのが良いでしょう。
また資格を持っていればホームページやSNSアカウントにも記載できるため、ジム自体の信頼度もアップします。
どのようなジムにしたいかを決める(コンセプトを決める)
ジムの開業において「どのようなコンセプトにするか」は重要です。
今では数え切れないほどのジムが存在します。そんな中でコンセプトが不明瞭だと、競合に埋もれてしまいます。
具体的なコンセプト例をいくつかあげるのでぜひご参考ください。
マシンを使わないジム
ジムと聞くと大きなマシンを思い浮かべるかと思いますが、それらのマシンを「あえて使わない」をコンセプトとしたジムです。
たとえばストレッチポールやマットを利用することで「身体を整えるトレーニング」とする、ダンベルやチューブをメインに使うことで「軽負荷で続けられるトレーニング」とするなどのコンセプトが考えられます。
女性向けのジム
ターゲットとなる性別を限定するのもひとつの手です。
特に「女性向けのジム」は需要があります。スタイルアップを目指したり産後太りに悩む女性が多いためです。
トレーニング愛好家向けジム
トレーニングが好きな「マッチョ」の方向けのジムも需要があります。
その場合、チェストプレスやショルダープレスといった各部位を鍛えられるマシンや自由にバーベルを調整できるフリーウエイトなど、やはり本格的なマシンが必要です。
有酸素運動を求める人もいるためランニングマシンもあった方が良いでしょう。
1つの競技に特化したジム
野球やサッカー、陸上など「1つの競技に特化したジム」もオススメ。
ひとつ注意点としてあげると、競技特化型のジムを開業するには、あなた自身がそのスポーツに詳しくなければなりません。
ですがターゲットが絞られる分、競合が少なくなり、集客もしやすくなります。
ちなみに、最近は「食事サポート」を推したパーソナルジムは多いですよね。
また、「痩せている人を、健康的に太らせる(筋肉をつけさせる)」メニューを出していたり、「楽しく痩せられる」というメッセージを強く打ち出しているパーソナルジムなど、コンセプトやメニューも多様化しています。
あなたの経験や強みにあわせたコンセプトを作成しましょう!
開業資金の準備
開業資金はいくら必要?
パーソナルジムの開業資金ですが、マンションの1室を借りて始める場合、200〜300万円程度が目安です。
- 物件取得費:50万円程度
- 内装費:20〜50万円程度
- マシン購入費用:100万円程度
- 運転資金や雑費:30万円(1ヶ月)
マンションの1室でこじんまりとスタートする場合、そこまで莫大なお金はかかりません。
どれだけ多く見積もっても500万円程度でしょう。ですが、それでも数百万円というお金は小さい額ではないので、しっかりと事業計画を立てることが大切です。
もちろん100〜150万円程度で安く済ませることもできますが、それだと設備投資が少なくなり、サービスの質が下がってしまいます。
結果、お客さん離れが加速し売上が出ないなど、大きなリスクを背負うことになってしまうでしょう。
足りない分の補足方法
「自己資金では足りない」という場合は、融資を受けるのが一般的です。銀行や信用金庫、公庫などお金を貸してくれる金融機関はたくさんあります。
なかでも個人事業主や中小企業にオススメしたいのが「日本政策金融公庫」です。
ここでは日本政策金融公庫は新規開業向けの融資を積極的に行なっています。
担保や保証人なしで融資化を受けられる制度もあるため、パーソナルジムの開業にはピッタリでしょう。
パーソナルトレーニングジムで開業する手順
パーソナルジムの開業に必要な資格や準備についてお伝えしましたが、「どのような手順を踏めば開業できるのか?」まだまだわからないという方も多いはず。
そこで、パーソナルジムで開業する手順についてみていきましょう。
- 物件を借りる
- 内装やマシン設置など準備をする
- 開業届を提出する
ジム開業にあたって、めぼしい場所が見つかったら、その物件を借りましょう。
マンションの1室を借りる場合、費用はおよそ50万円程度です。入居が決まったら、内装やマシン設置などを行います。
そしてジムが完成に近づいたタイミングで、「開業届」を提出しましょう。
開業届は税務署に提出します。
また開業届以外にも「個人事業開始申告書」という書類を、各都道府県の税事務所に提出することになっています。
ですが、年間所得が290万円を超えなければ事業税が発生しないため、この申告書を提出しなくても問題はありません。
また昨今のコロナの影響に関連して「助成金」や「補助金」が多く出ています。
これらの制度は基本的に開業届を出していなければ申請できないため、いざという時のために開業届だけは提出するようにしましょう。
場合によっては「個人事業開始申告書」も必要になるため、あらかじめ確認しておいてくださいね。
また自営業者は毎年「確定申告」を行わなければなりません。
開業届を提出する際に、白色申告もしくは青色申告どちらかを選ぶことになりますが、断然「青色申告」がオススメです。
青色申告の方が控除額が大きいため、支払う税金の額も小さくなります。
開業届についての詳細は国税庁のホームページをご参照ください。
パーソナルトレーニングジムで開業する4つの方法
パーソナルジムを開業する手順を見てきましたが、開業方法は人によってさまざまです。
マンションの一室で開業される方もいれば、テナントを借りる方もいます。
参考のために、ここでは4つの開業方法をご紹介します。
- 自宅
- テナントを借りる
- 都度スタジオを借りる
- フランチャイズ
1. 自宅
1つ目は「自宅」で開業する方法です。
お伝えしたように、パーソナルジムはマンションの一室でも開業できます。
自宅兼ジムとして開業できるため、テナントを借りるよりも家賃などのランニングコストを大幅に抑えられるのです。
また、店舗に行くまでの通勤時間もないため、空いた時間を有効活用できます。
【メリット】
- 初期費用やランニングコストを抑えられる
- 自宅の光熱費や通信費の一部などを経費にできる
- 通勤する必要がない
【デメリット】
- 住所を知られるためセキュリティの問題がある
- 面積が小さいためマシンを置くスペースに限界がある
2. テナントを借りる
2つ目は「テナントを借りる」方法です。
店舗の開業=テナントのイメージが強いかと思います。もっともメジャーな方法といえるでしょう。
専用のスペースで雰囲気づくりができるため、お客さんも快適にトレーニングができます。
【メリット】
- 複数人にも対応できる
- 店舗があるので信用度が高い
- 大型のマシンを設置できる
【デメリット】
- 自宅とは別に毎月家賃がかかる
- 開業するまでに時間がかかる
3. 都度スタジオを借りる
3つ目は「都度スタジオを借りる」方法です。
特定の場所でジムを開くのではなく、レッスンを行う日だけスタジオを借ります。
パーソナルトレーニング以外にヨガなど1対大人数でのプログラムを行う場合などにオススメです。
【メリット】
- 初期費用を抑えられる
- 大人数にも対応できる
【デメリット】
- 都度スタジオを予約する手間がかかる
- マシンの運搬が難しい
4. フランチャイズ
4つ目は「フランチャイズ」です。
開業するにあたって、フランチャイズを検討する方もいらっしゃるはず。
事実、フランチャイズを募集している大手ジムも多く、新規開業へのサポートも充実しています。
【メリット】
- 開業や運営のノウハウを教えてくれる
- 大手ジムのブランドを利用した集客ができる
【デメリット】
- 加盟金やロイヤリティを払わなければならない
- 経営方針など本部に従う必要がある
【必見】パーソナルトレーニングジムで開業してから安定経営の軌道に乗せる具体的な集客ステップ
パーソナルトレーニングの開業方法をお伝えしましたので、ここではトレーナー自身が実践すべき集客法をご紹介します。
こちらは売上を安定軌道に乗せるための具体的手順になりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね^^
- モニター獲得
- モニターから熱意ある感想をもらう
- その感想をもとに集客を拡大する
- リピーター、ファンを増やす
1. モニター獲得
モニターとは、いわゆる「消費者モニター」のことで、企業や店舗が新しく作った商品・サービスを実際に利用して、意見を言う人のことをいいます。
開業当初はノウハウも少ないため、いきなり大々的に売り出すと、売れなかった時に大赤字になってしまいますよね。
そこで 、モニターという名の「小さなテスト販売」をするのです。
パーソナルジムの場合は「無料体験」などが一般的ですね。モニターが好評だったら、少しずつ参加者を増やしていきます。
またモニターでは「ビフォーアフター」の写真を撮れるメリットがあります。(ビフォーアフターの撮影がある前提で料金が無料あるいは格安でモニターになってもらいます)
このビフォーアフターの写真、かなり重要です。ホームページ等で写真を見た方に「こんなに変われるんだ!すごい!」と説得力を与えることができます。
ただ、「そもそもモニターってどうやって集めるの?」と思うのではないでしょうか。
そういった場合、まずはあなた自身のご家族や知り合いの方に声をかけてみるのがオススメです。
開業したら、まずは「モニターを獲得すること」。ここからはじめましょう。
2. モニターから熱意ある感想をもらう
モニターへの無料体験を開催して終わるのではなく、参加者の方から「熱意のある感想」をもらいましょう。
なぜなら熱意ある感想をホームページで紹介することで、そのページを見た人から「ここのジムは効果がありそう」と思ってもらえるからです。
そこから徐々に口コミが広がり、新規顧客の獲得につながりやすくなります。
どんなに素晴らしい教え方や技術を持っていても、あなたのジムが認知されなければお客さんは来ないし売上もたちません。
売上を安定させて事業を軌道に乗せるためにも、モニターの方から「熱意ある感想」は、必ずいただくようにしましょう。そして集客の手段として使うのです。
3. その感想をもとに集客を拡大する
モニターから感想をもらったら、さらに集客を拡大します。
パーソナルジムは、新規を大量に集めるというより、一人のお客さんと長く付き合っていく商売です。したがって、既存のお客さんを大切にしながら、新規を獲得する必要があります。
パーソナルトレーニングジムの集客は、基本的には「紹介(営業)」と「ホームページ」がオススメです。
紹介の場合、既存のお客さんに「お知り合いの方に興味のありそうな方はいませんか?」と営業をします。「お友達と一緒の参加で5,000円オフ」などのキャンペーンを打つのも良いでしょう。
ホームページの場合は、先程のような「熱意ある感想」を載せてみましょう。
それを見た人の中で、あなたのジムに興味を持つ人が一定数いるので、そこから来店をうながせます(熱意は伝染しますからね^^)。
先ほどの「ビフォーアフターの写真」も忘れずに掲載しましょう。
論より証拠!何より、証拠が大事です!そうすることでお客さんからの信頼度が増し、さらに口コミが拡がります。
4. リピーター、ファンを増やす
パーソナルトレーニングでは「既存のお客さんがいかに満足してくれるか」が勝負になります。
顧客満足度が上がることで、お客さんがあなたの「ファン」になり、「もっと積極的に利用したい」と思ってくれるのです。
そして次第に口コミが広がり、新規のお客さんが増え、そのお客さんがまたファンになってくれます。
お客さんとの信頼関係を築くのには時間がかかりますが、一人ひとりとしっかり向き合えば、次第にあなたの口コミや評判が上がり、気づけばたくさんの人がファンになってくれますよ^^
パーソナルトレーニングジムでホームページは必要?あったほうがいい理由と掲載すべき情報とは?
ジムを認知してもらうためにも、ホームページは重要です。
一体なぜホームページが重要なのか、その理由とホームページに記載すべき情報をご紹介します。
お客さんは「ネット検索」から入る可能性が高い
最近では「なにかあればネット検索する」が当たり前になっています。
パーソナルジムも同様です。ほとんどの人がスマートフォンで「〇〇(地域) パーソナルジム」などと検索するため、ホームページは持っていた方が認知されやすいでしょう。
またホームページがあるのとないのとでは、お客さんからの「信頼度」がガラッと変わります。
ホームページがないと「どんなサービスを提供しているのかわからない」「営業時間がわからないので不安」など、お客さんも不安になってしまいますよね。
そこでホームページでコンセプトや営業情報を記載していれば、お客さんもあなたのジムを信頼しやすくなるのです。
問合せを増やすために掲載すべき情報
ホームページから集客するには、とにかく「問い合わせ」を増やすことが大切です。
そこで、お客さんがあなたのホームページを見た後に、問合せをうながすために掲載すべき5つの情報をご紹介します。
- トレーナーの雰囲気を伝える
- 差別化ポイントを伝える
- メニューと価格の明示
- 事例や実績
- 正確な基本情報の開示
1. トレーナーの雰囲気を伝える
1つ目は「トレーナーの雰囲気を伝える」こと。これは非常に大切なポイントです。
パーソナルジムでは、お客さんに1対1でトレーニングを教えます。そのため、あなたの「人柄」が重要です。
お客さんも、トレーナーがどんな人なのか、自分と相性が良さそうか、をしっかり見ていますし気にしています。
お客さんにとってトレーナーは「中長期のあいだ一緒にトレーニングをする相手」になるため、慎重にあなたを見定めたいと思うのも当然ですよね。
トレーナーの雰囲気を伝えるためにも、あなた自身のトレーニングに対する「思い」を伝える、笑顔のプロフィール写真を掲載するなど、「信頼され共感されるプロフィール」を記載しましょう。
また「パーソナルトレーニングジムで開業する前に必要な資格と準備とは?」の章でもお伝えしましたが、資格を持っている場合、ホームページに忘れずに記載してくださいね。
そうすることでお客さんからも「この人になら安心して任せられる」と思ってもらえます。
2. 差別化ポイントを伝える
2つ目は「差別化ポイントを伝える」です。
差別化というと難しいので、いいかえるなら「他のパーソナルジムではなくあなたを選ぶべき理由」ですね。ホームページ内で、他ジムとの違いを示しつつ積極的にアピールしましょう。
3. メニューと価格の明示
3つ目は「メニューと価格の明示」です。
お客さんを安心させるためにも、メニューや価格の明示は必須といえます。
どのようなトレーニングプログラムを提供しているのか、それがいくらなのか具体的に記載しましょう。
基本料金だけでなく「食事指導の料金」や「期間終了後の追加プログラムの料金」など、サービスを利用する上で必要な金額はすべて明記しておきましょう^^
またパーソナルトレーニングジムは基本的に高額です。安くても2ヶ月で最低10万円程度はかかります。
そのため料金を安く見せるために「分割払いなら月々3,000円」という表記をする方法もあります。
ですが過度にやりすぎると「そんなつもりじゃなかった・・・」と詐欺のように書かれてしまうケースもあるので、料金は誠実に表記しましょう。
とはいえ工夫は必要なので、できるだけ「お得感」を伝えつつ、質の高いサービスを提供することが大切です。
4. 事例や実績
4つ目は「事例」です。あなたの指導を受けて「お客さんの身体が変化した事例」をホームページで紹介しましょう。
お客さんからの了承を得た上で、「どのようなトレーニングを行いどう変化したのか(痩せたのか)」や「お客さんの感想」などを記載してみてください。
その時に「あくまでも個人の感想です」という記載は忘れないようにしてくださいね。
よりリアルにトレーニングの効果を伝えるためにも、ビフォーアフターの写真も忘れずに記載しましょう。
そうすることで、ホームページを訪れた人から「ここのパーソナルジムは評判が良さそう」「こんなに体型が変わるなら通ってみたい」などと思ってもらえます。
5. 正確な基本情報の開示
5つ目は「正確な基本情報の開示」です。
お客さんを不安にさせないためにも、営業時間や住所などの基本情報は開示しておきましょう。
【営業時間と臨時休業】
営業時間が不明だと、お客さんも「いつ行けるのか良いかわからない」と困ってしまいます。ですので基本的な営業時間は記載しておきましょう。
定休日が定まっていない場合は、臨時休業があるという点だけは記載しておいてくださいね^^
【住所と連絡先】
個人のパーソナルジムだと「自宅兼ジム」としている場合もあります。
自宅を兼ねていると住所を記載できないので、「お申し込み後に詳細住所をお伝えする旨」を記載しておきましょう。その際は連絡先も必ず明記しておいてくださいね。
【事例】パーソナルトレーニングジム集客成功事例
パーソナルトレーニングジムの集客では、新規を獲得しつつリピーターを増やすことが大切です。
しかし、実際に成功している人を見てみないと、なかなかイメージを掴めないですよね。
ここではパーソナルトレーナーとして集客に成功した方の事例をご紹介します。
申し込みほぼゼロから「募集したらすぐに5人以上が集まる」状態に
私の塾生さんでもあり、パーソナルトレーナーとして活動されている佐藤さんの成功事例です。ぜひご参考ください^^
ロングセラー起業講座:佐藤さん
パーソナルトレーナーとして活動を始めたものの、最初は泣かず飛ばずでした・・・。
SNSやブログでがんばって発信しても集客に結びつかず、「申し込みがきたらラッキー」程度の状態だったんです。
そんな状況を打開するべく、集客コンサルタントの方のメルマガを読んでみることに。
複数人のメルマガを読んでみた結果、恵さんのメルマガがいちばん地に足が着いていると感じ、受講を決めました。
入塾前までは「このままずっと鳴かず飛ばずなのかなぁ」と思っていましたが、今では「反応があるのが当たり前」だと思えるように。募集をすればすぐに5人以上のお客さんが集まる状態になっています。
最高月商は「60万円」という当初の自分からすると考えられないような数字に。2021年は4ヶ月間だけで今までの最高年商を超えています。
恵さんの塾で、集客の正しい手順を知れたことが大きかったです。
もしお客さんからの反応がなくても「どこを直したらいいか」という視点を持てるようになり、少しずつ集客経路を整えることができました。
これまでの「当たり前」がガラリと変わり、今では毎日受講生との講座で忙しい日々を過ごしています。
恵さんの塾に入って本当に良かったです。これからも今の月収を安定的に続けていければと思っています!
【まとめ】パーソナルトレーニングジムの開業方法について
本記事では、パーソナルトレーニングジムの開業方法について以下のポイントを中心にお伝えしました。
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パーソナルトレーニングジム業界は新型コロナウイルスの影響を受けているものの、徐々に客足が戻っているのも事実です。(2021年6月現在)
トレンド的にも上昇傾向のため、今後ますます需要が伸びていくことを踏まえると、「開業すべき業種の1つ」といえるでしょう。
しかし、開業すること自体を目標にしてはいけません。
もっとも大切なのは「開業後、どのようにお客さんを集めるか」ということ。そして、「どのようにお客さんと中長期的な関係を築いていくのか」ということです。
私はこれまで多くの専門家の方をコンサルティングしてきましたが、やはり「集客」に悩みを抱える方が多いです。
起業をすると自分が望むサービスを提供できる一方で、あなた自身でお客さんを獲得しなければなりません。そしてこれが思った以上に難しいため、集客で苦しむ起業家が後を絶たないのです。
集客の原点は集客施策のようなテクニックではなく、心と心のつながりです。
お客さん一人ひとりのことを大切にしながら集客力を上げることで、「一生愛されるパーソナルトレーナー」へとつながります。
本ブログでは、今後もパーソナルトレーニングに関して役立つ情報をお届けしサポートしていきます。
私のビジョンは、1人でも多くの起業家に「持続可能な成果」を作り出す支援をしていくこと。本ブログを通して、あなたのお役に立てれば嬉しいです。
このほかにも、カウンセラー・セラピストのための集客に欠かせない秘訣をご紹介しています。
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