COLUMNコラム

お客さんの「欲しい成果」を出せる講師と、出せない講師の違い

こんにちは
持続可能な経営を実現するコンサルタント、川越恵です。
　

「正しい」「正しくない」って、
正誤でモノゴトを判断しすぎる講師がいます（私もバリバリそういうタイプでした）。

「正誤」にこだわるほど、成果が出にくくなります。

　
どんなことにも、
「王道」という正しい道筋、正しい手順があるけど、
経営でも何でも、何かが上手くいかないときは、
この王道を知らなかったり、
やっていなかったりする場合がほとんど。

一方で、向き不向きがあるから、
王道の通りにやりたくてもやれない（あるいはやりたくない）こともあって、そのときは邪道を行くことになる。

講師やコンサルの多くは、
当然と言えば当然だけど、
自分なりの「王道」＝正しいやり方、ノウハウを持っていて、
それに並々ならぬこだわりを持っている。
　
それが行きすぎると

「正しいやり方はあって、
それを伝えているのだから、やらない方が悪い」

というコンサルになってしまう。

正しい王道の紹介をするなら、動画や音声、本でも大丈夫。

だから、講師に求められるのは、
実際にはその王道通りにいかないとき、
どれだけ邪道を考えられたり、あるいは引き出せたりするのか、
ということ。

私自身、
「とにかく王道通りにやってください。とにかくセオリーに沿ってうやりましょう。」
みたいなコンサルをしてた時期がありました。

これじゃあ、問題解決になってませんね（苦笑）

王道だけを言う講師なのか、
王道＋邪道を言う講師なのか。

お客さんの求める成果が出すには、後者が重要。