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セラピストの需要が高まっている理由とは？年収相場や抱えやすい悩みも解説【セラピスト専門コンサルタント監修】

「多くのセラピストがいるけど、実際セラピストの需要がどのくらいあるのか知りたい」
「需要の高いセラピストになる方法はあるのか気になる！」
「将来長く稼げるセラピストになる秘訣を知りたい」

今この記事を読んでいる人は、人を癒すセラピストとして収入を得たいけど、セラピストの需要や将来性について気になっているのではないでしょうか？

ストレス社会と呼ばれてから数年がたった現在、「心のお医者さん」や「身体のトレーナー」の役割があるセラピストの需要は今後もより増えるといわれています。それと同時にセラピストを目指す人が増えれば、自分のもとにクライアントさんが来ていただけるのか不安になる人も多いです。

そこで本記事では、カウンセラー・セラピストが5年10年と持続可能な起業を実現するための専門コンサルタントであり現役心理セラピスト（公認心理師）の川越恵（かわごえめぐみ）が、次の3つについてお伝えします。

• セラピスト業界の需要が高まっている理由
• セラピストリアルな年収とセラピストが抱えやすい悩み
• 安定して施術依頼がある一流セラピストの集客方法

さらに後半では、コンセプトを変えたことで月商80万円を突破した、卒業生の事例もご紹介します。記事全体を読んでいただければ、自分のブランドを磨き上げて需要が高まる時代に生き残れるコツがわかるはずです。

ぜひ最後までご覧ください！

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セラピストの需要が高まっている理由3つ

冒頭でもお伝えしたとおり、セラピストの需要は今後も高まるといわれています。ここでは、需要が高まっている主な理由を3つお伝えします。

1. リラックスしたい人が増えているから

先ほどもお伝えした通り、現代はストレス社会といわれるほど、仕事や人間関係などで心や体が疲れている人が増えています。

現代の日本では管理社会や競争社会によるストレス以外に、高齢化社会による介護や孤独に関するストレスも抱えている人が多いです。また核家族化による親へのストレスや、未婚による精神的負担を抱える人も多いなど、時代とともにストレスも多様化しています。

セラピストは、休息することに十分な時間が取れなかったり、内気で悩みを打ち明けられなかったりする人にとって、自分が好きな時間に自分を癒してくれるありがたい存在です。ストレスを抱える人が増えると、セラピストによるリラクゼーションを求める人も多くなります。

2. メンタルヘルス認識が高まっているから

日本ではメンタルヘルスに関する理解や関心が高まっています。

笑顔が免疫細胞を活性化させるという研究結果もあるといわれるほど、リラックスは体を病気から守る効果的な手段です。心のバランスを崩してしまうと、自分だけでなく周りの人々も傷つけてしまう可能性すらあります。

セラピーは、心の病気や周囲の人々とのトラブルを予防するのに有効な手段の一つとして、注目されるようになりました。政府でも、心の病気で通院やデイケアが必要な人を対象に医療支援を行うほど、国全体でメンタルヘルス意識を高める動きもあります。

人々の心身の健康意識が高まっているので、心身の健康状態を改善したいと願う人も増えています。それによって、セラピストの需要も高くなるでしょう。

3. 自己啓発やスピリチュアルが流行しているから

最近は、自己啓発やスピリチュアルに関する本や動画が流行っているように感じます。人によってこれらを始める理由は、ストレスを軽減するためや自己成長するためなど理由は違います。

自己啓発やスピリチュアルでは、自分の力を最大限に上げるために「自分自身を見つめ直す」「リラックスする」ことを重視されていることが多いです。そのため、セラピストの力を借りて自分が目標としている姿に近づこうとしているクライアントさんもたくさんいます。

私の周りでも「婚活セラピスト」「占いセラピスト」「クラマレイキヒーラー」のように、細かな専門分野で活躍しているセラピストは多く、それぞれの需要は高いと聞きます。

自己啓発やスピリチュアルのブームは、ストレス社会がなくならない限り続くでしょう。それと同じように、セラピストの需要も今後は高まっていくといえます。

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主なセラピストの種類

一言で「セラピスト」といっても、カイロプラクターやアロマセラピストなど、さまざまな種類があります。

ここでは、主なセラピストの種類を2つのカテゴリに分けてお伝えします。セラピストの職種は数え切れないほど多いので、とくに代表的な10種類の職種をピックアップしました。

ボディ・美容セラピスト

ボディセラピストは、その名の通り体の悩みを解決するセラピストです。主なセラピストは次の職種があります。

アロマセラピスト

アロマオイルによるマッサージなどで全身をリラックスさせ、心身のバランスを整えます。リラクゼーションサロンやホテル、高齢者や医療患者のケアを目的にしたサロンに需要があります。

リフレクソロジスト

足裏のツボを刺激して血行や新陳代謝を活発化させてリラックスを促進する仕事です。リラクゼーション施設やホテル、個人経営のサロンに需要があります。

エステティシャン

手技や化粧品、美容器具を使ってフェイシャルケア、ボディケア、脱毛などで、クライアントの肌や体型を美しく整える仕事です。技術のほか、カウンセリングの際に的確なアドバイスをするための知識も必要です。

あん摩マッサージ指圧師

肩こりや腰痛、頭痛などの不調をマッサージやあん摩、指圧で緩和させる仕事です。国家資格を取得後に医師の指示や判断なしで治療ができます。

鍼灸師（はり師・灸師）

「はり」や「お灸」で体のツボを刺激し、自然治癒力を高める仕事です。治療法は東洋医学に基づき、「はり師」「きゅう師」の2つの資格が必要になります。2つの治療を一緒に行う治療院が多く、鍼灸師と呼ばれることが多いです。

メンタル系・心理学系セラピスト

クライアントさんのメンタルヘルスのケアやサポートがメインです。医療機関での医療行為は国家資格、教育機関や一般企業で勤務する場合は専門の民間資格が必要になります。

公認心理師

心に問題を抱えている人に向けてカウンセリングを行い、、その人に合った問題解決を導き出しサポートする仕事です。仕事の内容は臨床心理士と若干似ていますが、公認心理師は心の健康に役立つ情報や知識を発信することも仕事であること、国家資格が必須であることが違います。

臨床心理士

精神的な悩みを抱えている人の相談相手になり、さまざまな心理療法で心の問題を解決する仕事です。大学院を卒業し、日本臨床心理士資格認定協会が認定する資格を取得することが必要で、専門性が高い職種です。

アニマルセラピスト

クライアントに動物と触れ合う時間を取って癒しを与える仕事です。アニマルセラピストになるために基本的に資格は必要ありません。しかし、人との接し方や動物のお世話、アニマルセラピーをする上でのマナーなどの知識を得るために民間資格を取る人も多いです。

音楽療法士

音楽療法士とは、音楽を通して高齢者や障がい者などの心身をサポートする仕事です。介護や医療・福祉の現場で音楽を取り入れたレクリエーションなどの活動は人気が高いです。音楽療法士は2023年時点では民間資格ですが、国家資格化するための取り組みが進められています。

カラーセラピスト

クライアントさんが選んだ色から心理状況を読み、心身のバランスを整えるサポートをする仕事です。活躍の場は、ファッション・インテリア関係のほか美容院やエステ、最近では介護や医療機関など幅広いです。色の効果や原理、色の活用方法などを学ぶために民間資格を取得する人も多くいます。

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セラピストのリアルな年収相場

「セラピストの需要が高いのはわかったけど、稼げなさそう」と、セラピストになるのにネガティブなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか？

ここでは、セラピストを目指す人なら誰もが気になる年収相場についてお伝えします。

副業セラピスト：10万～30万円

副業セラピストとして活動する場合の年収相場は、10万～30万円が妥当です。

たとえば1時間の施術あたりの料金が3,000円だとします。あなたが1か月あたり10人を施術したとすると、月の収入は3万円。年収は約36万円となります。これよりも接客人数が増えたり、施術料金が高くなればさらに収入アップが見込めます。

副業で働くセラピストは、フリーとして本業以外の時間に活動する人が多いです。なかにはサロンなどに派遣される形で活動する人もいます。しかし、本業の会社にバレるリスクがゼロではないため、サロンと契約する人は少ないです。

また副業でセラピストの仕事をする場合、施術の準備もあるため1日あたりの施術可能人数は限られてきます。本業がある人は定時後に副業を始めたとしても、接客できるのは1～2人がちょうどよいでしょう。

雇用セラピスト：200万～400万円

企業と雇用関係を結ぶセラピストになった場合、年収は一般的に200万〜250万円ほどです。一般的な企業であれば、年に1〜2回ほどボーナスを受け取れますが、リラクゼーション業界のボーナスは正直あまり期待できないでしょう。

しかし完全歩合制の店舗では、自分の頑張り次第で給料を増やすことが可能です。歩合制のメリットは、スキルを上げて有料な接客を積極的に行えば固定給よりも稼げます。そのため、年収が約400万円になることもあります。

また会社によっては、資格手当が優遇されていることもあります。たとえばアロマテラピー検定や、国家資格の美容師免許などさまざまあるので、求人に応募するときは資格優遇がないかチェックしてみましょう。

フリーランスなら年収1,000万円以上も可能

フリーランスのセラピストの年収相場は平均で300万〜400万円といわれています。しかし、自分のお店を持つなど、自分が経営者となると年収500万円～1,000万円も夢ではなくなります。

驚くほど稼ぐセラピストのサロンは、予約が取れないほどの地域で有名な人気店であったり、高額な施術コースの成約が定期的に取れるお店です。また、スキンケアなどの物販やセラピスト養成スクールを定期開催して集客に成功している人もいます。

このように聞くと「稼げるセラピストになるのは夢のまた夢…」とネガティブになってしまう人が多いですが、次にお伝えする「セラピストが抱えやすい悩み」を克服して、正しい集客を実践できれば稼げるセラピストになれます。

もちろん、副業セラピストや雇用セラピストにも当てはまる内容なので、ぜひ参考にしてください。

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セラピストが抱えやすい悩み3つ

「セラピストはしんどい」といわれやすい理由は、セラピストなら誰もが抱えやすい3つの悩みがネックになっているからだと思います。

これらの悩みを早めに知っておくことで、事前に対策ができてセラピストのスキルアップや集客に集中しやすくなります。

安定収入を継続させるためにも、ぜひ参考にしてみてください。

1. 心身のストレスを抱えやすい

セラピストはクライアントさんの悩みを聞くことが多いです。人によっては悩みに共感しすぎるあまり、自分の心さえもストレスを抱えてしまうこともあります。

また、ほとんどのエステサロンやマッサージ店は営業時間が9時〜21時のように長いです。繁忙期によっては、休憩なしで立ったまま体を動かしっぱなしということもあります。

ストレスを抱えないようにするためには、リフレッシュの時間を必ず優先させること。「働かないとお金が発生しない」の考えはいったん隅に置いて、リフレッシュも自分磨きの一つとして休息を優先してください。

あなた自身の心と体が疲れていると、接客を通してクライアントさんにも疲労感が伝わってしまいます。明るく元気にクライアントさんを迎えられるようにするためにも、自分なりのストレス解消法を身につけておきましょう。

2. 腱鞘炎や腰痛などのケガをしやすい

体力を使うマッサージ師やエステティシャンなどのボディ系セラピストは、腱鞘炎や腰痛などのケガをしやすいです。普段の生活であればケガをしたときは安静にして体を休められますが、接客中は痛みを抱えながら施術することを覚悟しなければなりません。

セラピストの活動当初は慣れないことが多く、緊張で体が力んでいるため心身に負荷がかかり、身体に痛みが出やすいです。しかし早いうちに、身体への負担が少ない正しい施術方法を習得しておくことで、このようなケガを回避しやすくなります。

自分を痛めつけない施術方法を習得しないうちに、幅広い施術方法を実践しようとするのはやめましょう。長く働き続けるためにも、自分への負荷がかからない方法や体のケア方法を習得してくださいね。

3. 仕事とスキルアップの両立が難しい

仕事すなわち接客や集客、設備メンテナンスなどに時間を取られてしまい、自分の技術の勉強に対して時間を取れないと悩むセラピストも多いです。

施術に必要な美容や医療の最新情報を学ぶだけでなく、接客で必要なカウンセリングスキルやセールストークの練習も必要になります。

両立に悩むときは「私はこの時間は、この勉強をする！」と先に予定を立てるのもオススメです。たった10分間でも真剣になれば、学んだ内容が有意義なものに感じられるはずです。スマホのタイマーなどを活用して、空いているスキマ時間を有効活用してみてください。

人によって、効率よくスキルアップする方法は違ってきます。成功しているセラピストの体験談などを参考にして、あなたに合ったスキルアップ方法を試してみてください。

廃業経験者も年収1200万円を達成した「リピートされる集客方法」

 

安定して施術依頼がある一流セラピストの集客方法

セラピストとして活動するとき、集客力は非常に重要です。新規のクライアントさんを集めることも必要ですが、安定した収入を得るためには新規だけでなくリピーターを多く獲得することが必要です。

しかし、実際は多くの人が集客に不安を感じています。ここでは、私の実体験や集客に成功したロングセラー起業塾の卒業生の体験をもとに、一流の集客方法をお伝えします。

より詳細を知りたい場合は「心理セラピストの方必見！集客で絶対にやるべきこと、絶対に避けるべきこと」の記事をお読みください。

ステップ1：モニター獲得
ステップ2：モニターから熱量のある感想をもらう
ステップ3：その感想をもとに集客を拡大する
ステップ4：リピーター・ファンを増やす

ステップ1では、「技術やスキルなど商品のアピールポイントを発信する」のが目的ではなく、悩みが解決した人の「生の声を聞く」ことが重要。

「自分と同じ心身の悩みを持った人が問題をすっきり解決して喜んでいるシーン」であればすんなりと受け入れられます。

ステップ2では、モニターになってくれるクライアントさんを見つけましょう。そしてその人が満足できるサービスを提供しましょう。

そして、施術が終わったら必ず感想をいただきます。いただく感想のポイントはとにかく「熱量」であり「感情」です。

ステップ3では、クライアントさんからいただいた感想を軸に集客を拡大します。

1回の発信で期待感を高めるのは簡単ではないので、何度も何度も発信することが大切です。

最後のステップはクライアントさんにリピーターとなっていただき、あなたのファンを多く増やすことです。

クライアントさんとの信頼構築を行ってリピートと紹介の輪を広げていきましょう＾＾

上記の4つが安定して施術依頼を獲得するセラピストの集客方法です。

 

セラピストに限らず、実績0から収入を継続し安定させて「ロングセラー」の起業を実現するには、以下7つの力が必要です。

私が運営している「ロングセラー起業塾」では、この7つのチカラを軸に事業を進めて頂いています。長く愛されるセラピストになるためには、ポジション選びや商品作り、金額設定が必須です。

 

【事例】セラピスト集客成功事例：「お客さまのために」姿勢で年商1300万円突破

最後に、私のセラピスト起業支援講座「ロングセラー起業講座」を経てセラピスト開業に成功した事例をご紹介します。

成果には個人差がありますが、素晴らしい事例だと思いますのでぜひ参考になさってください。

ロングセラー起業講座受講生：山内さちこさん

多くの起業塾では、塾が終わったら売り上げが止まる・下がることが多いと聞きます。

そんな中、一過性のものではなく安定して経営をしていきたいと思っていたので、川越さんの「ロングセラー」のコンセプトがとてもピッタリで、受講を決めました。

そして、受講後段階を追って売り上がるようになり、月商は80万円を超えました。

川越さんの教えには、どうやればいいかという技術の裏に、いつも「お客様のために」という考え方があります。技術に走りそうになるところを、何度も「お客様のために」と言われることで、その思考が身に付いてきました。

そうすることで、経営に向かう姿勢により一層、情熱が入るようになりましたし、結果、お客様のご紹介も増えていっています。

一過性ではなく、「長く生き残れる起業家」になりたい人にとてもオススメです。叱る、無理させる、煽る、焦らせる、恐怖からさせる、混乱させる、ということがなく、着実に丁寧に階段を上らせてくださいました。

指導が本当に丁寧で、本当にありがたく感謝しかありません。「どこまでフォローしてくれるんだ！」って思います。

 

【まとめ：1分で要約】需要が拡大中のセラピスト業界で稼ぐコツ

本記事ではセラピスト業界の需要が高い理由を中心に、次の3つをお伝えしました。

• セラピストの需要はある。心身にストレスを抱えている人が増えメンタルヘルス認識も高くなっているが、生き残るためには自分のポジションの明確化が大切になる
• セラピスト自身もストレスを抱えやすく体を壊しやすい。仕事の合間に休息を取ることを優先して、勉強などのスキルアップの時間を確保する術を身につけよう
• セラピストで収入を獲得し続けるためには、熱量のある感想をもらうことが大切。それを元に、自分の得意分野を明確にして集客しよう

心身に癒しを求める人は年々増えています。セラピストの需要は今後さらに高くなると考えられます。

しかし需要が高いとはいえども、何もせず待っているだけではクライアントさんは集まりません。

あなたが今後セラピストとしての活動を続けるためには、セラピストのスキルを磨き、モニターの情熱ある意見を活かして、あなたのファンを増やすことが必要です。

本記事を参考にして、ファンを増やすためのセラピスト活動を始めましょう！

本ブログでは、今後もセラピストに関して役立つ情報をお届けしサポートしていきます。

私のビジョンは、1人でも多くのセラピストに「持続可能な成果」を作り出す支援をしていくこと。本ブログを通して、あなたのお役に立てれば嬉しいです。