COLUMNコラム

カウンセラー業をはじめて、いきなりメルマガをはじめるのは辞めましょう

カウンセラーが独立後、
５年１０年と長続きする開業・起業支援コンサルタント、川越恵です。

開業後、「集客」は避けては通れません。
それだけに「メルマガをはじめよう」といきなり始める方は少なくありません。

ただ、いきなりメルマガをいきなりはじめてはいけません。

「なかなか行動が進まない・・・」ということで悩まれる方が多いので、
「行動をはじめる」こと自体は素晴らしいのですが、せっかくはじめるからには、
１日でも早く集客で困らない状態を作って欲しいと思います。

だから…心を鬼にして言いますね。

いきなりブログやメルマガを書き始めると、ほぼ確実に集客に失敗します。

 

理由はシンプルで、見込み客にとって「響かない文章」になるからです。
非常に経営センスや文章センスがある場合や、既にある程度有名な場合は別ですが、いきなりブログやメルマガを書き始めても

・何を書いたらいいかわからない
・見込み客に必要な情報がわからない

といった状況で闇雲に書くことになるので、「書く習慣作り」としては悪くないのですが、肝心の集客にたどり着くまでは、かなり長い道のりになります。

何より避けたいのが「たくさん記事を書いている」「メルマガを配信している」のに、なかなか目が出ないと書くこと自体が嫌になります。
人間、一度嫌いになったものは、なかなか再度やろうと思いにくいので、今既に書いている人も、これから書く人も、以下の内容を知ってから集客に取り組んでもらえたらと思います。

 

 

文章を書くとなると、多くの方が悩むことは「書く内容」、コンテンツです。
かく言う私も、文章を書くのが大の苦手で嫌いでした。

苦手で嫌いな上に、書く内容も浮かばないとなると、お手上げです。

そうならないように、文章が苦手な塾生さんからも
「苦痛だったライティングが楽になりました」と言われた方法をご紹介します。

 

たった４stepなので、今日から早速実践してみてくださいね。
開業後、もし経営に困っても最低限の集客が出来れば、生活で困ることはなくなります。

 

step１　ターゲットを鮮明に思い出す
（もしいるなら、見込み客の名前を洗い出すか、既存客が見込み客だったときのことを思い出す）
これから開業する人で、ターゲットが決まってない場合は、一旦テキトーに決める

step２　そのターゲットが悩んでいることを洗い出す
（すでにお悩みが解決済の場合は、解決前は何で悩んでいたかを洗い出す）

step３　それが解決したらどうなるのか？洗い出す
（解決済の場合は、実際にどうなったかを洗い出す）

step４　悩み→解決したあとの未来→解決策　の手順で書く

 

以上です。
とっても簡単。

コピーライテイングの専門知識がなくても、
step１〜４までをしっかりやれば、必ず見込み客の反応がとれる文章が書けます。

ちなみに、一番重要なのはstep１と２です。

ほとんどの人は、これをしていないから、反応がとれないのです。
当然ですが、結婚して子育て中のお母さん（３０代）と、大学に入りたての学生（１０代後半）と、大企業に勤める独身の営業マン（４０代）では、考えていること、悩み、欲求、興味関心がまるで違います。

だから、対象はだれで、対象は何を知りたいのか？
を明確にすることが最も重要です。
これが明確になれば、書く内容は自動的に決まりますよね。

逆に、それをしていなければ、「何を書けばいいか分からない」のも頷けます。
では次に、

いかに「正確に」ターゲットの悩みを知るか？

をご紹介します。

step１でターゲットを鮮明に思い出したとしても、
step２の「見込み客の悩み」をしっかり洗い出せているカウンセラー、セラピストは稀です。

「ターゲットは、〜と思っていると思います」

と、あくまで売り手の主観をstep２でやってしまうケースが非常に多いのです。

人間は、自分が興味関心のあることを目の前に出されると、思わず見たり読んだりしてしまう生き物です。

ただ、興味のないものには見向きもしません。

ターゲットの悩み＝興味関心のあることを的確に把握して、そこをピンポイントに付いて書くから、響く文章、集客できる文章になります。

そのためには、しっかりターゲットの悩み・欲求・欲しい未来・解決したいことをヒアリングすることが大切です。

ヒアリングが身につくと、セールスに困らなくなります。
しっかりヒアリングをして、ニーズのある人にだけ提案すれば、自動的に売り込むこともなくなります。
また、開業して行き詰まったときの解決策・打開策のヒントが得られるようになります。

最短でヒアリングを身に着けるには・・・

ヒアリングが出来れば、集客や経営戦略で悩むことはほぼなくなります。
この技術は、習得するのは自転車と同じで、反復すれば誰でも身につきます。
ただ、一朝一夕にとはいきません。

それでも心配はいりません。
重要なのは、ヒアリングを身につけることではなく、「ニーズを的確に把握すること」。

まずは「質問リスト」を作ることをお勧めします。
人によって、答えやすい質問と答えにくい質問は違いますので、質問の種類をストックしておくのは重要です。

それらを咄嗟に出すのは慣れるまでは簡単ではないので、まずはリスト化して、そこから質問をしていきましょう。
何度かやっているうちに、ボキャブラリーが増え、同じ質問でも聴き方を工夫できるようになります。

まとめ

１、ヒアリングして、ターゲットのニーズを的確に把握する。
そのために、質問リストを作成する。

２、記事・メルマガを４stepの順番通りに書く

これで、集客で反応のとれる文章が書けるようになります。
ぜひ実践してみてくださいね！