コーチング起業のやり方5ステップ|資格や望める収入など徹底解説【コーチ専門集客コンサルタント】
「コーチとして起業したい」
「できるなら、もちろん稼げるコーチになりたいと思っている」
「起業したいが不安があり踏み出せない」
コーチング分野で起業を検討している方の中には、上記のような不安や疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?
コーチング起業は正しい集客方法や経営ノウハウを学ぶことで、事業を軌道に乗せていくことができます。
逆を言えば、集客をはじめとする経営のためのノウハウを正しく理解してなければ、起業して収益を伸ばしていくことは難しいです。
本記事では、コーチング起業で成功する秘訣をはじめ、事業を軌道に乗せるためのステップや失敗してしまう起業家の特徴などをまとめました。
【本記事でわかること】
- コーチング起業にむけて必要な準備がすべてわかる
- コーチング起業ですぐに売上をあげるための必要なアクションがわかる
- コーチとして長く商売をつづけるためのポイントがわかる
これからコーチング起業家として、真剣に取り組むことを考えている方必見の内容となっています。ぜひ参考にしていただき、あなたがコーチとして起業するための背中を押せたら嬉しいです^^
ロングセラー起業コンサルタント川越 恵
内定先の倒産をきっかけに起業し、社会貢献事業を含めた3つの事業を在宅経営中。起業して約11年。
著書に『口コミ集客で「一生愛される起業家」になる方法』があり、発売後7日で増刷し、ベストセラーに。
「煽らない、売り込まない、自分の心に嘘をつかない」を合言葉に、クライアントに感謝される「ロングセラー起業」を伝える。
目次
コーチング起業で「成功する秘訣」とは
コーチング技術をお持ちの方が、起業で成功する秘訣は、ズバリ「コーチング技術をご自身のビジネスに活かすこと」です。
意外かもしれませんが多くのコーチは、自分のビジネスにコーチング技術を活かせていません。
コーチング起業の大まかな流れは、自分の発信を通して価値提供を行い、新規顧客の獲得やリピーターの増加を狙うというものです。
つまり、すべての起点はSNSやブログなどを通じて行う有益な情報の発信。これは、クライアントさんが求めている情報であり、有益に感じる情報を提供することが基本です。
しかし、多くの方はクライアントさんが求めていることよりも、自分の発信したいことを優先してしまっています。
そのため、情報発信で顧客に伝わらず、顧客の獲得が難しい状況になってしまっているのです。
コーチングスキルをお持ちなのであれば、発信すべきことはクライアントさんの悩み解決につながる有益情報一択です。
得意のコーチングスキルでクライアントさんの悩みを聞き、その解決方法を提供してお金をいただく。このループが出来上がれば、「売れない商品」「読まなれないブログ」は生まれません。
逆に言えば、ここに「愛されるコーチ」になるヒントがギュッと詰まっているということ。
ぜひ、「コーチングをビジネスで活用する」ことを忘れないでくださいね。
コーチングで起業するには? 資格や適性について解説
上記をふまえて、まずはコーチング起業の手順と資格や適正についてお伝えします。
本記事をとおして、コーチング起業にありがちな失敗と失敗を避ける方法についても超具体的に解説しますので、ぜひご覧ください。
コーチングで起業するのはたったの2STEP
「起業は難しいもの」と思われがちですが、実は起業の流れは以下の2ステップで完了します。
- コーチングの経験をある程度積む
- 開業する
特別な資格がなくとも開業できるのがコーチング起業です。一方、安定して長く商売を続けていくことができる「ロングセラー」としてのコーチング起業を行うには、下記3つの戦略を練る必要があります。
- 3つの分析を行う(顧客、自分の強み、競合)
- 商品パッケージをつくる
- 4つの集客ステップを踏む
戦略1. 3つの分析を行う(顧客、自分の強み、競合)
まずは「分析(顧客、自分の強み、競合)」についてです。
シンプルにお伝えすると「勝てる土俵で勝負する」ということ。近年、コーチングの需要は上がっていますが、同時に競合も増えており、場当たり的なアプローチは全く通用しません。
コーチとして起業し利益を出していくには、しっかりと戦略を練る必要があるのです。
しっかりとした戦略が根底にないと、一か八かの「ギャンブル的な起業」になってしまうので充分に注意しましょう。
「顧客はだれか?」
「その顧客はどんな悩みを持っているのか?」
「自分にどんな強みがあるのか?」
「競合と差別化はできているか?」
これらを明確に答えられないコーチング起業家の方は残念ながら多いのです。
この質問にしっかりと解答できる状態にしておきましょう。
そのために分析が必要なのです。
例として、顧客の分析を解説します。
まず、市場の有無を確認するための分析が必要です。
たとえば千葉でコーチングビジネスをするなら、「千葉 コーチング」というワードでどれくらいの検索ボリュームがあるかを調べます。
この事前調査によって「その街での需要」を事前にチェックできます。
もし検索ボリュームが十分あれば、そこに住んでいる方からの一定のご相談を見込める可能性が高いです。
逆に少なければ苦戦が見込まれるので、狙うべきエリアの変更等が必要になるかもしれません。
・・・
このように分析を行うことで、自分の戦略が有効か、変更が必要かなどを把握することが重要です。
ちなみに「コーチング」についてはそもそもの検索ボリュームが多くありません。
日本では、「悩み解決 = コーチング受講」との認知が一般化されていないのです。成功してるコーチング起業家はこうした現状も踏まえ、集客活動に取り組んでいます。
「検索ボリューム」の事例は、分析のほんの一例にすぎません。
本当にしっかりと分析をしようとなると、マーケティングのプロの方にご相談すべきです。(もちろん私に相談いただいても大丈夫です^^)
まったく何も調査せずに「ただ起業したいから」という理由で、戦略を何も立てずにスタートしてしまうコーチング起業家の方は意外と多いので、この点は気を付けてください。
なお分析について触れた記事が別でもありますので、もっと知りたいという方はこちらもご覧ください><
戦略2.商品パッケージをつくる
続いて「商品パッケージをつくる」ことについて解説します。
自分の商品やサービスを売ってビジネスを続けていくためには、自分の提供する商品・サービスが高単価・長期支援になっていることが重要です。
高単価かつ長期支援の商品・サービスを販売すると、クライアントさんの支援を継続的に行えるため、成果につながりやすくなります。
また、成果につながることで満足度が上がり、強力な口コミや見込み客の紹介につながる可能性が非常に高くなるのです。
さらに、そのクライアントさん自身も根強いリピーターになってくれることが多く、継続的に利益を獲得するための好循環が生まれやすくなります。
そしてなにより、単発セッションよりも継続支援の方が、より一層クライアントさんの目標達成に貢献できます。
「数十万円単位の投資をしている」という感覚は、クライアントさんの本気度を高めるうえでとても効果的です。「なんとしてもこのコーチングセッションを通じて、目標を達成しよう」というご自身の決意が高まるから。
私自身これまでたくさんのコーチングやカウンセリングを受講してきましたが、高単価の支援の方が自分の本気度が高く、成果にもつながりやすかったことをはっきりと覚えています。(もちろん、支援のクオリティも値段に比例して素晴らしかったです^^)
高単価支援、長期支援を提案、受注しコーチングを進めるのは、クライアントさんの成果を確実に達成させるための1つの手段といえるでしょう。
実際に長期支援(回数券販売)に切り替えたことで経営が安定したという声が塾生さんからたくさん出ています。具体的にはこんなお声です。
「売上が立ち、集客に振り回されずクライアントさんの成果に集中できるようになった」
「クライアントさんの成果につながるので、リピート紹介を着実に頂けるようになった」
「費用をきちんといただくことで、以前よりもクライアントさんの真剣度が高まった」
高単価かつ高品質なコーチングを提供するのは、集客に十分なお金と時間を投下するのが難しい個人のコーチング起業家にとって、王道の戦略なのです。
戦略3.4つの集客ステップを踏む
最後の「4つの集客ステップを踏む」については、後述する「コーチング起業を軌道に乗せるまでの具体的な手順」にて詳しくお伝えします><
戦略1〜3を準備したうえで起業すると、成功確率はグッと高まります^^逆に準備せずに「とりあえず起業」となると相当厳しい戦いになるため、要注意です。
コーチングに資格は不必要だけどあった方が良い
先ほどもお伝えした通り、資格がなくてもコーチング起業は可能です。
しかし、専門性を高めるという意味では、資格があるとより良いかもしれません。
とはいえ、クライアントさんが求めているのは、資格ではなく成果です。
特別な資格を保有せずとも、年収数千万円を実現しているコーチの方はたくさんいますし、資格を持たずに稼ぎ続けるための方法を私は教えています。
コーチングの資格として国際コーチ連盟(ICF)や一般財団法人生涯学習開発財団認定のコーチ資格などが有名です。
もし資格をとりたいとお考えの方は、この2つの資格を取得することを検討してみてもいいかもしれません。
資格を取得することはもちろん素晴らしいことですので、すでに持っている方は、存分に活かしていただければと思います。
ご参考になりそうな動画をご紹介しますね^^
【動画】資格や技術を活かして起業する方法
コーチングの適性があるのはクライアントさんに強い関心が持てる人
「どんな人がコーチにむいているのか」という質問をよくいただきます。私は「クライアントさんに強い関心をもてる方」だとみなさんにお伝えしています。
その理由は、コーチングの仕事において、クライアントさんの目標にクライアントさん以上に向き合う姿勢が不可欠だからです。
知識やスキルはいくらでも後から高めることができます。しかし顧客に誠実に接する姿勢だけは「後から高める」というわけにはいきません。
コーチングスキルが高くても、クライアントさんから愛されていないコーチ・リピートされないコーチの共通点は「クライアントさんへの関心が弱いこと」です。
クライアントさんの目標達成を全身全霊で追う姿勢を忘れないようにしましょう。
また今お持ちのコーチングスキルをビジネスに活用していければ、コーチングを通して「起業すること」に適性のある人材にもなれます。
多くのコーチは、コーチング技術をビジネスで活かせていません。
その理由は、コーチングの最も基本的な考え方である「答えは自分の中にある」という思想にとらわれすぎてしまっているから。
自分のやりたいことや目標達成のために、どうすればいいか? を自分に聞くことを通して、問題解決をする。
これがコーチングの本質です。一方ビジネスでは、「クライアントさんの中に答えがある」ことを忘れてはなりません。(コーチングを買う人はクライアントさんだからです)
いかにして「クライアントさんをコーチングして、クライアントさんの悩みや欲求に寄り添えるのか?」がコーチの起業において不可欠なのです。
「自分は〇〇したい」だけを追及し、行き詰っているコーチング起業家の方はたくさんいます。
「自分視点」しか持っていないコーチは、ビジネスを軌道に乗せるためのファーストステップとも言うべき集客がうまくいきません。
その理由は、クライアントさんの思考に合わせてビジネスを進める必要があることをしっかりと受け入れられないからです。
逆にクライアントさん視点をもったコーチは最強です。「自分が支援したいクライアントさんはどんなことで困っているのか」「どんな悩みだったらお役にたてるだろうか」と、どんどんビジネスの成功にコーチングスキルを活かしていけるためです。
「優れたコーチ」になるだけでなく「優れたコーチング起業家」を目指しましょう^^
コーチングで起業するメリット・デメリット
コーチング起業のメリットとデメリットについても、しっかりと把握しておきましょう。メリット・デメリットそれぞれについて詳しく解説します。
メリット
コーチング起業の最大のメリットは、自由度が非常に高いことです。
働く時間や働き方、価格設定など、すべてが自由です。
また、コーチング起業はほとんど原価がかからないビジネスモデルのため、売上の多くが利益になり、サラリーマン時代の数倍の年収を目指すことも可能です。
さらに、顧客の成果が出やすくなるというのも大きなメリットの1つと言えるでしょう。
起業してコーチングのコミット度が高まると「本気度」がクライアントさんへ伝わります。
熱量が伝播し、クライアントさん自身の成果も不思議と上がるでしょう。
まだ経験が浅いはずの起業初期のコーチが、顧客から熱狂的なご支持をいただけることがあるのは、このコミット度が関係しているためです。
デメリット
デメリットは、すべての管理を自分でこなさなければいけないという点です。
コーチングの起業は、カウンセリングの提供以外にも、集客やセールス、事務作業など、事すべてのことを自己責任でこなさなければなりません。
時には、不測の事態やクレームなどの対応なども発生するでしょう。
さらに売上が安定するまでは、不安と戦いながら事業に取り組むことになります。
とくに起業初期は、計画をたてて優先度を見直しながら、事業に取り組むことが不可欠です。
起業に対する不安が強い方は、起業前に信頼できるサポート機関(コーチング起業の支援家など)からしっかりとアドバイスをうけることをオススメします。
コーチング起業を軌道に乗せるまでの具体的なやり方5ステップ
コーチング起業をうまく軌道に乗せるための具体的な5つのステップについて解説します。
- ステップ1. モニター獲得
- ステップ2. モニターから熱量のある感想をもらう
- ステップ3. その感想をもとに集客を拡大する
- ステップ4. リピーターさん、ファンを増やす
- ステップ5:ロングセラーになるために経営スキルを学ぶ
このステップを理解することで、起業初期からスムーズに事業を軌道に乗せることができるようになります。
ステップ1:モニター獲得
まず最初に行うべきはモニターを獲得することです。
しかし「仲がいいから」「無料だから」などの理由で選んでしまわないように注意しましょう。
モニターを獲得する目的は、熱量の高いポジティブな感想をもらうことです。
モニターとしてサービスを受けていただく方は本当に悩んでいて、本当にコーチングで問題を解決したいという方にすべきです。
そして、モニターの方の悩みを全力で解決し「本当にあなたのコーチング支援を受けてよかった」と思っていただくことが事業を軌道に乗せるための第一歩になります。
ステップ2:モニターから熱量のある感想をもらう
上記で獲得したモニターから熱量の高い感想をいただきましょう。
いただいた感想を発信媒体に掲載するなどして、集客の強化を図るのが狙いです。
コーチングは、レッドオーシャンになりつつあり、競合他社が非常に多い状態であることも少なくありません。
そのため、実際にサービスを受けた「お客様の声」によって、他社との違いや優れている点をお伝えできれば理想的です。
ステップ3:感想をもとに集客を拡大する
頂いた感想を軸にして、集客拡大のための戦略を立案・実行します。
SNSやブログ、広告などあなたにあった方法で発信を強化します。
なお、ここで使用する「お客様の声」は熱量が高く、感情がこもっていることが絶対条件です。
クライアントさんの声が熱量不足だと発信が逆効果になるので気を付けましょう。
ステップ4:リピーターやファンを増やす
集客に成功したあとは、クライアントさんの悩み解決にフルコミットしましょう。
あなたが「応援したい」と強く感じるクライアントさんであれば、あなた本来のコーチとしてのパワーを発揮でき、全力で取り組めるはずです。
この段階であれば、実績を伴っているため、高単価でのコーチングご支援がより販売しやすくなってきます。
自信をもってどんどん高単価での受注をいただきましょう。
セールスにちょっと自信がないな、、という方はこちらのコラムをご覧くださいね^^
【参考コラム】お客さんに喜ばれる営業・セールスの秘訣
ステップ5:ロングセラーになるために経営スキルを学ぶ
最後にロングセラーになるための経営スキルを身につけましょう。
私がコンサルティングで、いつもクライアントさんに伝えている経営スキルは次の7つです。
- ポジショニング
- コンセプトメイキング
- 商品作り
- セールス
- ライティング
- ブランディング
- 在り方
これらを最適化していきながら、ブラッシュアップすることでロングセラーに近づいていきます。
逆に、これらの要素を理解していないと、継続的な売上を作っていくことは難しいです。
コーチングスキルと合わせて、経営スキルもしっかりと磨いていきましょう。
コーチングで起業した人の収入・年収はどれくらい?
コーチングをしている方の中には、年収がほぼ0の方から1,000万円を超える方まで様々な方がいらっしゃいます。
たとえば、90分2万円という単価で、コンスタントに1日に3〜4セッション入っている方であれば、週で30〜40万円の売上をたてることが可能です。
その場合、月商で120~160万円程度となり、年商は1,500〜2,000万円前後となるでしょう。
実績を積めばセッション単価もあがり、どこまでも年収をあげていくことは理論上可能です。しかし、上記5ステップを踏むことが大前提になります。
実績が評判に評判を呼び、上場企業向けやプロスポーツ選手と契約し、年収億を超えるコーチも実は世の中にはたくさんいます。
年収が億を超えるコーチは、いずれの方も本記事でお伝えした内容を徹底して取り組んでいるのです。
逆にいうと、「やるべきこと」をキチンとできれば、着実に年収1,000万円はクリアできるのが、コーチング起業の特徴といえるでしょう。
自分にとっての「やるべきこと」が何かを、事前にしっかりと整理してから起業をスタートしてくださいね><(見切り発車は厳禁ですよ)
コーチング起業で失敗してしまう人の特徴
コーチング起業を成功させる大事な条件の1つに「集客」があります。どのようにしたらコンスタントに集客できるようになるでしょうか。その答えはすばり「魅力的な商品をつくる」ということに尽きます。
集客に困っているコーチの99.9%に共通した特徴は「そもそも商品の魅力が薄い」という点です;; 商品が魅力的でなければどれだけ集客施策を頑張っても、人が集まることはありえません。
集客前に取り組むべきことは「まず魅力的な商品をつくること」。「魅力的」とは、クライアントさんが「欲しくてたまらない」というレベルです。
新型インフルエンザの流行の時も新型コロナウイルスの流行の時も、とにかくマスクが一瞬でなくなりましたね。需要が急激に高まった特殊な例でしたが、「とにかく欲しい」という状態であったことは間違いなかったはずです。
私は福祉事業も経営しているので、利用者さんのためにもスタッフのマスク確保はとにかく奔走しました。。。マスクがあったときは思わず「やった」と叫んでしまいました;;
私たちの商品も本来そうあるべきなのです。そもそも誰だって、そんなに欲しくないのにムリやり「集客」されたくないですよね><
欲しくてたまらないから自然と人が集まる。そんな状態を集客前に実現することが重要です。
ではどのようにすれば、「欲しくてたまらない商品」ができるのでしょうか。次のパートでしっかりと解説していきますね。
クライアントさんに喜ばれる良い商品の作り方
最後にクライアントさんから喜ばれる商品の作り方について解説します。
「良い商品」とは次の3つが重なり合うポイントで生まれるものだと私は考えています。
- クライアントさんに求められていること
- あなたがやりたいこと
- あなたができること
この3つが重なりあうことが「人気商品」(=ロングセラー商品)に必要な要素です。
この3つをガチっと満たしているサービスを提供しているコーチは、集客でも安定した成果をあげています。
逆にこの3つの円のいずれかが欠けているコーチは、売り上げはもちろん、集客も安定しない方が多い印象です。
例を挙げて説明します。
- もし「求められていて(Need)」「やりたいこと(Want)」でも、「できない(Cannot)」(やる能力がない)だったらそもそもやれませんね。
- また「求められていて(Need)」「できる(Can)」ことでも、「やりたくない(not Want)」だったら、きっと長続きしませんよね。
クライアントさんに求められていて、自分がやりたいことで、その能力が自分にある。この3つの条件を満たすのは意外と簡単ではありません。
起業当初は生きるためにとにかく「求められていて」「できること」だけやっていました。
しかし起業を安定(安心)して続けていくには、「やりたいこと」もとても大事だと感じ、3つのバランスを意識しました。
3つの円を同時に満たしていることに取り組むと、商品力があがり「集客」も「売上」も着実に伸びるようになります。
ロングセラー商品をつくるうえで、自分にとっての3つの円がなにか? 整理してみてくださいね。
使命が商品になる「天命ビジネスの作り方」
「使命」を商品にする事業の作り方をお伝えします。結論は「3つの円」を満たすことに取り組んでいればそれが自然と「天命ビジネス」につながるということです。
クライアントさんが求めていることと(Need)、自分のやりたいこと(Want)、できること(Can)がリンクしていれば、立派な「使命」であるといえるからです。
もしかしたら最初は「使命」と感じられるほどのものではないかもしれません。
しかし事業は子どもと一緒です。事業が成長していく中でいろんなことを経験し、価値観が洗練されていくにつれ、「使命」もレベルアップしていきます(笑)
私自身は起業当初は生きるのに必死で、まったく使命など考えていませんでした;; しかし起業を続けていく中で使命を強く感じるようになりました。
- 社会のあり方が変わり、個人起業が今後求められていくこと
- しかしながら、志半ばで廃業してしまう起業家が、本当に本当に多いこと
- ご縁のあった塾生さんからいただいた感謝のお声
具体的には上記理由から、今は強く使命を感じこのビジネスに取り組んでいます。
使命を感じながらビジネスが続けられたらとてもパワフルです。自分自身も幸せですし、クライアントさんやビジネスパートナーからもとても強い賛同を得られます。ぜひ3つの円を描きだしながら、「天命ビジネス」に取り組んでいきましょう!
まとめ|コーチング起業のやり方
本記事では、コーチ専門コンサルタントの立場からコーチング起業の方法について解説しました。
- コーチング起業で成功する秘訣
- 資格や適性について
- コーチングで起業するメリットとデメリット
- ビジネスを軌道に乗せるまでの手順
- コーチング起業した人の収入の目安
- コーチング起業に失敗してしまう人の特徴
- クライアントさんに喜ばれる商品の作り方
主な内容は以上のとおりです。
コーチング起業は正しい集客方法や経営ノウハウを学ぶことで、事業を軌道に載せていくことができます。
しかし、逆を言えば、集客をはじめとする経営のためのノウハウを正しく理解して、あなたのビジネスに合った方法を実践できなければ、起業して収益を伸ばしていくことは難しいでしょう。
もしやってみてわからないことがでてきたら、私も解決策を一緒に考えますので、ぜびご相談くださいませ^^
このほかにも、カウンセラー・セラピストのための集客に欠かせない秘訣をご紹介しています。
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