COLUMNコラム

開業カウンセラーの年収とリアルな現実【カウンセラー専門コンサルタント監修】

「カウンセラーで開業したら年収はいくら稼げるのか知りたい」
「開業カウンセラーで年収1,000万円を目指すことは現実的なのか気になる」
「稼げるカウンセラーで開業した後に稼げる方法を知りたい！」

今この記事を読んでいるあなたは、カウンセラーとして開業しようと考えているものの「どのくらいの年収が期待できるのだろう…」と期待と不安を感じているのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、カウンセラーとして月に10万円未満、年収150万円前後の人もいれば、年収1,000万円以上の人もいます。

なぜこのような差が生まれてしまうのか、経営方法や集客戦略にどのような違いがあるのか、気になりますよね。

そこで本記事では、開業カウンセラーの年収とリアルな現実について徹底解説。カウンセラーが5年10年と持続可能な起業を実現するための専門コンサルタント川越恵（かわごえめぐみ）が、次の3つについてお伝えします。

【本記事のポイント】

• 開業カウンセラーの年収相場
• 開業カウンセラーのリアルな現実とスキルアップのコツ
• カウンセラーに向いている人の特徴7つ

本記事をお読みいただき、あなたがカウンセラー開業を成功するコツをつかめるようになっていただけると嬉しいです。

 

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開業カウンセラーの年収相場

冒頭でもお伝えした通り、個人事業主カウンセラーの年収相場はとても幅広いです。集客がうまくいっていない人や開業したての人だと、月の売上が1万円前後も珍しくありません。

一方、集客が軌道に乗った人気カウンセラーの中には、月収が100万円台、年収1,000万円以上という人も存在します。

このレベルのカウンセラーになると、「カウンセリング6か月コース○○万円」などのような高額商品がコンスタントに売れていることが多いです。また、実力カウンセラーとして、セミナーや講演会を定期的に開催したり、講師としてカウンセリング方法を指導する教室を開催する人もいます。

ちなみに、企業や教育機関などに雇用されて働くカウンセラーの年収は、年収300万～400万円となっています。雇用なので一定期間で継続した仕事があるものの、個人事業主カウンセラーよりは大きな年収を期待するのは厳しいのが、カウンセラーのリアルな現実です。

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カウンセラー開業のメリット・デメリット

カウンセラーとして開業するときのメリットとデメリットには、主に次の内容があります。

メリット	デメリット
カウンセリングを生業にできる 会社の方針に縛られない 自分の好きなサービスを提供できる 自由な時間で働ける 収入の天井がほぼなくなる 売上のほとんどが利益になる	集客やセールスの知識が必要 事務作業を自分でする必要がある 集客が安定するまでは収入が不安定

独立開業は「自分が良いと思ったサービスを提供できる」ことや「収入も労働時間も自由にできる」ことも魅力の1つですよね。

しかし、所属先が行なっていた集客やセールスを自分でやらなくてはならず、集客が安定するまでは収入が不安定というデメリットがつきものです。

開業するときは、これらのメリット・デメリットを把握して、それぞれをどのように活かすか、または克服するかを考える必要があります。

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開業カウンセラーのリアルな現実とスキルアップのコツ

自由に活動できるイメージのある開業カウンセラーですが、イメージとは異なる面も多くあります。ここでは、開業カウンセラーが日々の仕事で苦戦しやすい点について3つお伝えします。

それぞれの克服方法や仕事を上手にこなすコツについても解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1. カウンセリング以外の業務に追われやすい

開業カウンセラーは、カウンセリング以外の業務も自分でやらなければなりません。業務内容を挙げていくとキリがありませんが、たとえば対面でカウンセリングする場合は、次のような業務があります。

• 職場（カウンセリングルーム）の清掃
• 必要な物品の管理
• 家賃の支払い
• 顧客リストの管理
• 見込み顧客への集客
• SNSやホームページ、ブログの制作や更新
• 税金関係の処理

もちろんこれらの業務の中には、外注で対応できるものもあります。しかし、開業1年目などで稼げていない方は、集客や経理を自分でやらなければいけません。

これらの業務を「カウンセリングに集中したいのに、面倒くさい…」と思う気持ちはわかります。でも、起業当初はこのような地味で泥臭い仕事を疎かにしてはいけません。なぜならその面倒くさい気持ちが、クライアントさんに伝わってしまうからです。

そして「効率化できる方法はないか」「自分が成功した点はないか」を考える習慣をつけましょう。改良改善を繰り返すことで、これらの業務が良いものに進化していきますよ。

2. カウンセラー自身もリラックスが必要である

カウンセリング中はクライアントさんをリラックスさせるのも大事ですが、オフのときは自分自身もリラックスすることが大切です。カウンセラーが十分な休息が取れていないと、疲労が蓄積してカウンセリングに専念しにくくなってしまいます。

十分な睡眠時間を確保できるように生活リズムを整えるほか、休日は趣味を満喫してもよいでしょう。同じ境遇のカウンセラー仲間同士で、交流を深めるための食事会を開くのもオススメです！

3. カウンセリングや心理学以外の勉強も必要である

多くの年収1,000万円カウンセラーは、カウンセリングや心理学だけでなく多岐にわたって勉強しています。こちらも挙げるとキリがありませんが、次の分野を学ぶカウンセラーが多い印象です。

• マーケティングスキル
• 経営学
• ライティング力
• ストレスマネジメント力
• プレゼン力

中にはスクールに通っている人もいますが、単発のセミナーに参加したり、動画や書籍をもとに独学で学んでいる人もいます。

学ぶ内容を限定せずに多岐にわたって学び成長し続ける人が、稼げるカウンセラーの特徴であるといえます。開業したてのときは仕事に追われがちになるかもしれませんが、時間を有効活用して勉強にあてる時間を増やしてくださいね。

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カウンセラーに向いている人の特徴7つ

ここではカウンセラーに向いている人の特徴を7つお伝えします。

1. 思いやりをもって相手と関われる人
2. 相手に関心が持てる人
3. 相手と一定した距離感を保てる人
4. 相手の話を根気よく聞ける人
5. 物事を論理的に考えられる人
6. 細かい点によく気がつく人
7. 口が堅くて秘密を守れる人

長く愛されるカウンセラーはこれらの特徴があり、その長所を活かして仕事をしていることが多いです。自分の強みを理解して、自分ならではのカウンセラーが確立しています。

反対に、これら7つの特徴が当てはまっているか自信がない人でも、安心してください。カウンセリング中や普段の生活で、これらのスキルを伸ばしたりカバーすることもできます。

人としての成長は、カウンセラーとしてのスキルアップにもつながります。ぜひ普段の生活でも、カウンセラーとして成長できることはないか探してみてください。

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【まとめ：1分で要約】開業カウンセラーの年収相場と抱える現実について

本記事では、開業カウンセラーの年収相場とリアルな現実について、主に次の内容をお伝えしました。

• 開業カウンセラーの年収は、年収100万円～1,000万円と幅広い
• 年収1,000万円以上のカウンセラーの中には、高単価商品が継続的に売れるほかに、セミナー講師や講演会で収入を得る人もいる
• 人の役に立てるカウンセラーの仕事の中には、細々した業務や日々のスキルアップも重要になる

開業カウンセラーはあなたの努力次第で、年収が大きく変わります。私はこれまで多くのカウンセラーを見てきましたが、彼らが成功したのは「クライアントさん一人ひとりを大切にしてきた」からだと思います。

カウンセリング以外の業務も休日のリラックスも、一人でも多くのファンにあなたのカウンセリングを届けるためにあるといってもよいでしょう。

開業したてのときは一つひとつのことが、大きな壁のように感じるかもしれません。「何から手をつければよいかわからない！」とお悩みの人は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

私のビジョンは、1人でも多くの起業家に「持続可能な成果」を作り出す支援をしていくこと。本ブログを通して、あなたのお役に立てれば嬉しいです。