カウンセラー・セラピストがSNSを使って集客する時に考えるべきポイント・注意すべきポイントとは?
「カウンセラーとして開業したけど集客がうまくいかない・・」
「カウンセラーで、SNS集客って効果あるの?」
「SNS集客で気をつけるポイントや失敗しない方法を知りたい」
本記事はこのような方に向けて執筆しました。
今、この記事を読んでいる方は、すでにカウンセラーとして事業をされていて、「この頃、集客がイマイチだなぁ・・・」と悩んでおられるのではないでしょうか。
また、周りの起業家さんがSNSで集客しているのを見て、「やはりSNSもやったほうがいいのかも・・・」と思われているのかもしれません。
私はこれまでカウンセラーさんを含む多くの起業家の方をコンサルしてきましたが、やはり皆さん「集客の壁」にぶつかっています。
このように集客は経営者のほぼ全員が悩むことです(あなただけではありませんので、ご心配なく^^)。
本記事では、私がこれまで「ロングセラー起業塾」で行ってきたコンサル経験をもとに、下記についてお伝えします。
- カウンセラーにおけるSNS集客のポイント
- 各SNSの特徴と集客で活用する方法
- SNSで集客した新規客をリピート客に変えるセールスの極意
さて、私がなぜこの記事を書くに至ったかを少しだけお伝えします。
それはズバリ、私の人生を何度も救ってくださったカウンセラーさんのお力になりたいという気持ちがあるからです。
実は私は小・中学校でいじめられていた経験があり、当時は髪の毛フケだらけ!という見た目のすごい子供でした(笑)
今でこそ笑い話ですが、当時はとても生きづらく、毎日悩んでいたことを覚えています。
大人になってからもそのトラウマは消えず、その際に助けてくださったのが、カウンセラーの先生でした。
社会人になってから鬱も経験し、そのときもまた、カウンセラーさんに助けて頂きました。
だからこそ、私の心の中には私の人生を何度も救ってくれたカウンセラーさんの力になりたいという気持ちがあります。
私の経験談になってしまいましたが、お伝えしたように、カウンセラーは人生が変わる本当に素晴らしいお仕事ですよね^^
集客に悩んでいる方の多くは、「自分のカウンセリングで、より多くの人を幸せにしたい」と思っているのではないでしょうか。
一方で、せっかく素晴らしい技術を持っているにもかかわらず、集客がうまくいかないために事業が続けられず、諦めてしまうのももったいありません。
「長く愛されるロングセラーのカウンセラーの先生」が増えるということは、先生たちのカウンセリングをより多くのお客さんが受けて、幸せになっているということ。
それほど素晴らしいことはありません。
そのような状態が現実になるように、「カウンセラーのSNS集客」について全力で書いていきますね!
なお、今回は、SNS集客に特化した記事を書きましたが、その他にも関連の記事があります^^
【関連】失敗しないカウンセラー集客・お客さんの心に響くブログ記事について【集客コンサルタント解説】
【関連】心理セラピストの方必見!集客で絶対にやるべきこと、絶対に避けるべきこと【ロングセラー起業コンサルタント解説】
ロングセラー起業コンサルタント川越 恵
内定先の倒産をきっかけに起業し、社会貢献事業を含めた3つの事業を在宅経営中。起業して約11年。
著書に『口コミ集客で「一生愛される起業家」になる方法』があり、発売後7日で増刷し、ベストセラーに。
「煽らない、売り込まない、自分の心に嘘をつかない」を合言葉に、クライアントに感謝される「ロングセラー起業」を伝える。
目次
何事も準備が大切!カウンセラーがSNS集客をはじめる前に考えるべきポイント
お客さんが少ないと「すぐに何かやらなきゃ!」と焦ってしまいますよね。
でもちょっと待ってください。どんなことにも事前準備が必要ですので、以下でお伝えする3つのポイントを押さえましょう。
そうしなければ、いくらSNSを活用しても残念ながら効果が期待できないかもしれません><
1. 来てほしいお客さんを決める
1つ目は「来てほしいお客さんを決める」です。いわゆる「ターゲット設定」ですね。
自分のカウンセリングによって誰の悩みを解決したいのかを明確にしましょう。
たとえば、「子育てに追われてフラストレーションが溜まっている主婦」や「仕事に対して不安な気持ちになっている20代男性」など。カウンセリングのニーズは年代問わず幅広く、人によって悩みも千差万別です。
まずは、あなたがどのようなカウンセリングをどのような人に提供したいのか。そこを明確にしましょう。
ターゲットさえ明確になれば、あとはそのお客さんに合わせた集客施策を行えば大丈夫です^^
2. お客さんが使っているSNSをみつける
2つ目は「お客さんが使っているSNSをみつける」です。
いまではFacebookやX(旧:Twitter)、Instagram、LINEなど・・さまざまなSNSがあります。なかには、「色々試しているのに結果が出ない!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なぜうまくいかないのか、それはズバリ「自己流=事故流」になっているからです。
つまり、お客さんが何のSNSを使っているのかを、把握できていない状態ということです。
結果を出すためにも、次のポイントを参考にしてみてください。
- 成功している同業者をモデリングする
- ひと通り使ってみてニーズを把握する
- SNSやマーケティングの専門家に聞いてみる
同業者がどのようなSNSを使っているのか、そのSNSを誰にどのように発信しているのかを考えてみましょう。そして、モデリング(真似)してみてください。
もちろんコンセプトや投稿内容を丸パクリするのはNG。
あくまでも自分のコンセプトを軸にして、ノウハウだけモデリングするイメージです。
また「何のSNSを使えば良いかわからない」という場合、まずはひと通り使ってみるのもオススメ。それぞれ深入りせずに広く浅く使ってみてください。
試しに何度か投稿することで、「このSNSには、このような人たちが多い」「こんなニーズがありそう」といったことが段々とわかってくるはずです。
何種類か使ってみて、最終的に自分のビジネスに合ったSNSを使うのが良いでしょう^^
自分だけでは難しい場合は、SNSやマーケティングの専門家に依頼してみるのも選択肢のひとつです。(この場合は慎重に。あなたのビジネスを一番知っているのはあなた自身ですから)
3. あなたが選ばれる理由を明確にしておく
3つ目は「あなたが選ばれる理由を明確にしておく」ことです。
「自分のカウンセリングの強み」や「他のカウンセラーに負けない部分」のことですね。
まずは競合分析がオススメ。マーケティングの基本に「3C分析」という手法があります。これはCustomer(市場・顧客)、Company(自社)、Competitor(競合)の3つの「C」を分析する方法です。
市場の大きさと顧客の属性を知ることで「自分の強み」を明確にします。
自分のライバルとなるカウンセラーは誰なのか、他のカウンセラーはどのくらい市場シェアを獲得しているのか、など他のカウンセラーの特徴を分析します。
そうすることで、自分にだけある「強み」の存在が明確になります。その部分が「あなたが選ばれる理由」です。
そもそも「自分だけの強み」や「他の人に負けない部分」がわかっていなければ、お客さんに適切なアプローチはできません(ここ、意外と見落としがちです・・・)。
お客さんから「この人のカウンセリングを受けてみたい」と思ってもらえるような強みをもち、自分自身で把握しておきましょう^^
4. コンセプトを作る
4つ目は「コンセプトを作る」ことです。私自身、多くの方の集客をお手伝いしてきましたが、人から愛されるカウンセラー(店舗)はすべからく「コンセプトに統一感」があります。
Concept(コンセプト)という言葉には「概念」「発想」「構想」などの意味があり、店舗や新たな商品、サービスを打ち出す際に「ベースとなる考え方」のことをいいます。
もう少し噛み砕くと、「ブレていない一貫した考え方」です。
たとえば「子どもと一緒にくつろげるカフェ」をコンセプトにしているとします。
その場合、次のような店内・サービスを提供することで、コンセプトに統一感が生まれます。
【コンセプトの例】
- 子ども用メニューがある
- すべてにソファ席を配置
- 子どもが遊べるスペースを完備
- ドリンクバーがある
- 授乳室がある
- アレルギーに配慮したメニューである
ターゲットやコンセプトが決まったら、それに沿ってSNSで情報発信することが大事です。
ここまでの話をまとめて、最後にちょっとだけ、実際に私の塾で伝えていることをお伝えしちゃいます。
コンセプトを作る際は「お客さんが求めるもの」と「自分の実績や経験、やりたいこと」を照らし合わせることを意識しましょう。
その2つの輪っかが重なる真ん中の部分をコンセプトに設定すると、お客さんにも響きやすくなります。
ニーズばかりを求めると、あなたの強みは伝わりません。反対に、あなたにしかない経験があったとしても、それを求める人がいなければビジネスとして成り立たないのです。
お客さんが求めるもの、それから自身のやりたいことや経験をしっかりと見定めて、バランスの良いコンセプトを作りましょう^^
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ここに注意!カウンセラーがSNS集客で失敗してしまう原因
ここでは、SNS集客で失敗してしまうカウンセラーの「共通点」についてお伝えします。
具体的には次の3つです。
- 「期待感」がない
- 来てほしいお客さんがいないところで情報発信している
- 考えもなく片っ端からSNSを試す
1. 「期待感」がない
1つ目は「期待感」がないことです。
たとえば日本では、「腰痛は整骨院に」「歯が痛かったら歯医者に」といったことは当たり前のこととして認識していますが、「悩んでいるからカウンセリングを受けよう」となる人の方が多いです。
そもそも発信する側が、お客さんに対して期待感を得られるようなSNS投稿ができていないと、カウンセリングの価値が伝わりません。
期待感をもたせるためにも、一度来てもらったお客さんの感想や、リアルな事例をSNS上で配信することが大切です。
2. 来てほしいお客さんがいないところで情報発信している
2つ目は、来て欲しいお客さんがいないところで情報発信しているパターン。
SNSによって主要ユーザーが異なります。おおまかに言うと、Facebookは40代以上の方に人気。Instagramは20〜30代を中心に利用されています。
たとえば「介護で悩む40代」をターゲットとしているのに、Instagramで集客をしてしまっている。反対に「職場の人間関係で悩んでいる20代」をターゲットとしているのにFacebookばかり使っているなど。
ターゲットが少ないSNSで情報発信をしても、お客さんはなかなか集まりにくいです。
もちろん「ターゲットが20代だから絶対にInstagramを使わなければならない」ということではありません。
そのSNSのユーザーの年齢やニーズを掴んで、ターゲットがもっとも多いSNSを利用しましょう。
3. 考えもなく片っ端からSNSを試す
3つ目は、考えもなく片っ端からSNSを試すこと。
たしかにやってみなければわからないこともあるので、手当たり次第使ってみるのもアリです。
しかし、これは先ほどもお伝えした通り、ターゲットやコンセプトが決まっていないと、単なる博打で終わってしまうでしょう。
もし手あたり次第試すなら、集客を目的にするのではなく「ニーズの把握」を前提に行うならよいでしょう(ただし時間と労力は必要となります)。
SNSは投稿すると「いいね!」やコメントが来ます。
それらはある種「お客さんのニーズ」でもあるため、貴重な判断材料となるのです。また投稿によって自分のライティング能力も磨かれるため、「お客さんが何を求めているのか」という視点で言葉を紡げるようになります。
数打てば当たる精神で片っ端から始めるのではなく、まずはターゲットを明確にし、まずはニーズを把握するためにSNSを利用しましょう。
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カウンセラーがSNSで集客するために覚えておくべき集客の流れ
そろそろ具体的なSNS集客の方法を・・・と思いましたが、その前に「集客の全体像」を掴んでおきましょう。
その方が、集客への理解度が深まり、結果に結びつきやすくなりますからね^^
マーケティングには、お客さんが商品やサービスを購入するまでのプロセスをあらわす「購買サイクル」と呼ばれるものが存在します。
ほぼすべての業界の集客がこのサイクルに当てはまるので、ここを押さえておきしょう。
- 認知
- 興味
- 検討
- 購入
- 継続
- 応援
集客の一歩目は「認知」です。
ターゲットとなる層にあなたの存在を知ってもらう必要があります。SNSはおもに認知のために活用することが多いです。
認知してもらえたら、次に「興味」をもってもらえるようにアプローチをします。カウンセラーの場合は「無料相談」などがオススメです。
興味をもってもらえたら、お客さんは買おうかどうか迷う「検討」のフェーズに入り、決心がついたら「購入」に至ります。
ですが本当に大事なのは、購入してもらった後。購入後いかに継続してもらい、あなたのファンになってもらうかという「リピート施策」が重要です。
そして最終段階である「応援」フェーズ。
これはお客さんがあなたのカウンセリングを継続利用することでファンとなり、応援してもらえる状態になります。
以上、集客の全体像をお伝えしました。カウンセラーの場合、いかにリピーターを増やすかが重要です。
ひたすら新規を集めるのではなく、一人のお客さんと長く付き合っていくことで、ようやく経営が安定します。
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各SNSの特徴と集客で活用する方法
SNSを活用する時に、「どのSNSを使ったほうがいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
ここでは各SNSの特徴と集客で活用する方法をご紹介します。
2019年時点で2,600万人のユーザーがいるといわれているFacebook。幅広い層にアプローチできるため、ビジネスに活用している事業者が増えています。
ユーザーの年齢が上がるにつれてFacebookをアクティブに使っている傾向です。
【Facebookを活用するメリット】
- 「Facebookページ」を活用する
- 長文投稿でユーザーを惹きつけやすい
- 実名性なので口コミの信頼度が高い
Facebookでは企業名や商品名でビジネスアカウントを作成できる「Facebookページ」が存在します。
もちろんカウンセラーでもFacebookページは開設可能です。個人ではなく「公式ページ」となるため、お客さんからの信頼度が高まりやすくなります。
長文投稿できるのもFacebookの魅力。
カウンセラーとしての想いやセミナー開催の結果、自分が大切にしているライフスタイルなど、お客さんに親近感をもってもらいやすい投稿ができます。
またFacebookは「実名性」なのでコメントや口コミの信頼度が高く、炎上しにくいのもメリットです。
ただし実名や公式ページの利用にはデメリットもあるので要注意。
ある程度人に知られてもよい悩みは大丈夫ですが、たとえば「うつ」や「離婚」などデリケートな悩みについてはFacebookには向いていません。
そういった場合は、Instagramやアメブロを使うのがおすすめ。
コンセプトによって利用するツールを変えていくと、より集客が捗るでしょう。
日本国内に3,300万人のユーザーがいるといわれるInstagram。
「映える写真」を投稿できるのが特徴で、”インスタ映え”という言葉を生み出したメディアともいえます。
トレンドに敏感な20〜30代のユーザーが多いです。
【Instagramを活用するメリット】
- 伝えたいことを「視覚的」に訴求できる
- ハッシュタグによってユーザー同士の交流を深められる
- 問い合わせや予約など次のアクションにつなげやすい
Instagramの最大のメリットは、視覚的に訴求できること。
画像がメインになるためユーザーも直感的に理解できます。カウンセラーの場合は、写真ではなく、装飾した短いテキストを画像にするなどの方法がオススメです。
#(ハッシュタグ)も活用したいところ。ハッシュタグによって、同じ悩みをもつ人同士がつながれます。
たとえば投稿に「#育児カウンセリング」というハッシュタグをつければ、そのタグで検索したユーザーがあなたのページにアクセスしてくれるでしょう。
またInstagramではさまざまなボタンを設置できます。
問い合わせボタンや電話ボタン、予約ボタンまで、ユーザーに次のアクションしてもらいやすい機能が充実しているのです。
X(旧:Twitter)
国内に約4,500万人のユーザーがいるX。
140字と短いつぶやきを沢山できることから、各ユーザーの利用頻度も高いのが特徴です。
【Xを活用するメリット】
- 濃いターゲッティングが狙える
- 投稿が多くてもノイズになりにくい
- リツイートによって拡散されやすい
Xの特徴のひとつは、140字までのテキストを何度でも投稿できます。
またフォローしている人の「つぶやき」を見るのが当たり前なので、投稿を連投してもノイズになりにくい特徴があります。
Xでは、リツイートによって投稿が拡散される「バズ」も期待できます。ユーザーがタメになる、面白い、拡散したいと思ってもらえる投稿をすれば、集客力も爆発的に上がります。
ちなみに、SNS広告の中でもX広告はコストが低いといわれています。なぜならターゲットを属性で絞りやすいので、広告の無駄撃ちを最低限に抑えられるからです。
YouTube
ユーチューバーや芸能人だけでなく、企業や個人事業主も参入してきているYouTube。
自社の宣伝としてYouTubeを活用するケースが増えています。(ちなみに私もYouTubeを活用しています^^)
【YouTubeを活用するメリット】
- 動画なのでお客さんに安心感を与えやすい
- 既存会員に対して「限定公開」もできる
YouTubeでは業務内容やストーリーを「動画」で解説できます。
あなたの表情や仕草、声のトーン、話し方がそのまま伝わるため、お客さんから親近感や安心感をもってもらいやすくなります。
またYouTubeでは「限定公開」も可能です。
たとえば「あなたのカウンセリングを受講しているリピーター限定でタメになる動画をみられる」などのように活用すれば、お客さんとの信頼関係もさらに深まるでしょう。
【無料プレゼント】実績0のカウンセラーがリピーターでパンクした「生きた集客方法」
SNSで集客した新規客をリピート客に変えるセールスの極意
SNSを活用して集客したものの、「1回目は来てもらえるけど2回目に繋がらない・・・」と悩んでいる方はとても多いです。
2回目までをスムーズに繋げるためには、やはりセールスが大切になってきます。
具体的には次のポイントを意識してみてください。
- 自然な流れでお客さんの悩みを聞き出す
- 悩みが解決できることを頭の中でイメージできるように説明する
- お客さんと一緒に解決方法を考える
1. 自然な流れでお客さんの悩みを聞き出す
まずはカウンセリング中に、お客さんから悩みをできるだけ聞き出します。
悩み解決はビジネスの原点でもあります。お客さんの悩みを解決して満足してもらうことで、それが「ありがとう」という名のお金に変わるのです。
お客さんに寄り添うためにも、
- 「お客さんは何に悩んでいるのか?」
- 「なぜ悩んでいるのか?」
- 「どうなりたいのか?」
- 「そうなることはなぜ重要なのか?」
このようなことを会話中に自然な流れで聞きましょう(様子を見ながら深堀りできるところはしてくださいね!)。
そこから悩みを解決するための、本質的(根本的)な課題を見つけます。
2. 悩みが解決できることを頭の中でイメージできるように説明する
悩みを聞いたら、それをお客さんがイメージできるように説明します。
カウンセラーの場合、お客さんの悩みを解決するためにどのようなカウンセリングが適切なのか、なぜそのカウンセリングが良いのかなど。
悩みに対する課題の解決法を提示しながら、先ほど見つけた本質的(根本的)な問題点を伝えて、それを解決したほうがよいことも伝えます。
お客さんにわかりやすく噛み砕いて説明することで、「また次回もお願いしたいな」と思ってもらえるのです。
3. お客さんと一緒に解決方法を考える
解決方法を伝えるだけでなく、一緒に考えることも大切です。
サービスを購入するかどうかの最終判断はお客さんに委ねられます。売り手の役割は、そのお客さんが目指すゴールに向かって一緒に走ること。
お客さんに寄り添うことでそれが共感を生み、リピート化につながるのです。
ですから、その悩みを丁寧に聞いてどうすれば解決できるかを、専門家としての意見を伝えながら一緒に考えてみてくださいね。
複数の解決方法を提案してあげられると、なお良いでしょう。解決できれば、2回目の来店にもつながりやすくなります。
カウンセラーは「ホームページ集客」と相性が良い
これまでSNS集客やリピート施策についてお伝えしましたが、それ以外にも必ずやっておきたい施策があります。
それは「ホームページ」です。
たしかにSNSは新規の集客には有効です。しかし利用者がリアルな体験談をSNSに投稿するかというと少し疑問が残ります。
たとえばFacebookで「今日はカウンセリングで、夫の相談をしてきました」「カウンセラーさんに対人恐怖症のことを聞いてもらいました」と書き込む人は、ほとんどいませんよね。
ちょっと極端な例でしたが、他人に言いにくい悩みほどインターネットで検索して解決しようとするのです。
そうなんです。つまりカウンセラーの集客は、最近流行りのSNS集客よりもホームページが向いている、ということなんです。
ホームページに、
- 共感されるプロフィール
- カウンセリングメニュー
- 施設やカウンセリング場所の雰囲気
- 実際の事例
などを紹介することで、お客さんがイメージを掴みやすくなります。
実際に利用した人の感想や「メンタルが良くなった事例」などを記載するとなお良いでしょう。
SNSばかりに目を向けるのではなく、ぜひホームページの開設も視野に入れてみてください。もうすでに開設しているという方は、今よりも内容の濃いホームページづくりを意識してみましょう^^
カウンセラーのホームページ集客についての詳しいことは、こちらの記事をご参照ください。
【関連】カウンセラー必見!ホームページ集客について徹底解説【カウンセラー専門集客コンサルタント】
【事例】カウンセラー集客成功事例
カウンセラーの集客では、新規を獲得しつつリピーターを増やすことが大切です。
しかし、実際に成功している人を見てみないと、なかなかイメージを掴めないですよね。
ここではカウンセラーとして集客に成功した方の事例をご紹介します。
12ヶ月連続で月100万円を達成
私の塾生さんであり、現在カウンセラーとしてご活躍されている吉野リョータさんの事例です。
受講からわずか数ヶ月で月商100万円を達成、年商では1200万円を達成されています。
ロングセラー起業講座受講生:吉野リョータさん
これまで何度か経営改善の塾に参加してきましたが、型にはめた行動だけを半ば強要するようなところも多かったです。
「SNSで友達申請をしまくって◯人を目指そう」「ブログの読者を業者を雇って◯人にしよう」というような、小手先のテクニック的なことばかりを教えるものが多く・・・そういった塾が流行っている現状をみて「本当に自分には起業は向いてないのかも」と思いかけていたときに、川越さんが声を掛けてくれたんです。
川越さんの講座やコンサルの内容は、今まで学んだものとは正反対のものでした。
「いかに今までのご縁を大切にしながらクライアントとお付き合いしていくか」という考えを前提としていました。
自分の悩みも真摯に受け止めてくれ、できるところから一歩ずつ相談に乗ってくれるスタイルにも大変共感しました。
もし川越さんが助けてくれなかったら、私は経営をあきらめていたかもしれません。
「経営していて困ったとき、動けなくなったときは川越さんに相談しよう」そんな風に思えるメンターに出会えたことに、心から感謝しています。
目標を大きく上回る年商720万円を達成!
続いて同じく私の塾生さんであり、カウンセラーとしてご活躍されている福本さんの事例です。
2度の起業失敗を経てロングセラー起業講座を受講された福本さん。今では目標を大きく上回る年商720万円を達成されています。
ロングセラー起業講座受講生:福本 宏さん
以前にも心理カウンセリングで起業をしていましたが、当時は経営も泣かず飛ばずで・・・うまくいきませんでした。
そんな中ネット検索をしていたところロングセラー起業講座のホームページにたどり着き、直感で「これだ」と思い入塾することに。
結果、起業して9カ月目に目標の50万円を大幅に上回る月商100万円を達成。そして最終的には年商720万円を達成することができました。
2度目の起業で不安が大きく、本当にこの先大丈夫なのかと思っていましたが、自信が持てるようになりました。受講当初は知らないことや疑問点ばかりでしたが、川越さんが丁寧にわかりやすくアドバイスしてくださいました。
その時々のレベルに応じた適切なアドバイスをしてくれたことが非常に助かりました。
起業を迷われている方や起業を始められた方、そして過去に上手く行かなかった方にオススメしたいです。
ぜひ受講して、私のように不安を払拭して自信をもっていただけたらと思います。
他にもたくさんの方が成果を出していますが、すべてを紹介しきれないため動画(ダイジェスト版)にしてまとめました。
もしかしたらあなたがいま課題に感じていることを解決した方がいるかもしれないので、ぜひ視聴して参考にしてくださいね。
【今だけ無料】廃業経験のカウンセラーが絶賛!再挑戦のカウンセリング起業を成功させた集客方法
【まとめ】カウンセラーのSNS集客について
本記事では、カウンセラーのSNS集客について以下のポイントを中心にお伝えしました。
- SNS集客の前提としてターゲティングやコンセプト設定が重要
- 片っ端からSNSを試すのはNG(ターゲットを決めて「ニーズ把握」するためならOK)
- お客さんに「期待感」をもってもらえるような投稿を心がける
- SNS集客としておもに活用できるのはFacebook、Instagram、X、YouTube
- SNSで集客する時は各SNSの特徴やターゲットに合わせて選ぶ
SNSによって特性が異なるため、ご自身のカウンセリングのターゲットにあわせてSNSを選定するようにしましょう。
ただし「手当たり次第にSNSをやってみる」のはNG。ターゲット設定やコンセプトを明確にしてからSNSを選定しましょう^^
またカウンセラーの場合は、リピート施策もしっかりと行ってくださいね。
新規獲得も大切ですが、それ以上に「いかに既存のお客さんとの中長期的な関係を築いていくのか」が重要です。
集客の原点は、小手先のテクニックではなく、心と心のつながりです。お客さん一人ひとりのことを大切にしながら集客力を上げることで、「一生愛されるカウンセラー」へとつながります。
本ブログでは、今後もカウンセラーに関して役立つ情報をお届けしサポートしていきます。
私のビジョンは、1人でも多くの起業家に「持続可能な成果」を作り出す支援をしていくこと。本ブログを通して、あなたのお役に立てれば嬉しいです。
このほかにも、カウンセラー・セラピストのための集客に欠かせない秘訣をご紹介しています。
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