COLUMNコラム

成果がではじめてからの方が、成果が出にくくなる？？

おはようございます！
ロングセラー起業コンサルタント
川越恵です。

「なんか最近、自分の技術が伸びてない気がする….」

こんな風に感じたことはありませんか？

技術がレベルアップすればするほど、、
本来持っているはずの「的確な診断力」が発揮されなくなります。

その理由や、どうやってそこから抜け出すかをご紹介します。

スポーツでも音楽でも、
たいていのことはきちんとトレーニングを積み上げたら、
一定のラインまで上手くなりますよね。

ビジネスも一緒です。
そして、どっかで頭打ち、と思わせるような状態になります。

頭打ちになった気がするとき、自分の実力が上がっている体感がなくなってきたとき。
それは、たいてい自分の周りの現実や、自分が起こせる現実が変わらなくなってきたときです。

技術が高まって、自分が解決できることが増えていくと、
解決できないことはイレギュラーなことになっていく。
すると、
「イレギュラーなこと＝コントロールしにくい、どうしようもないことだ」
などと、上手に自己正当化出来ることが増えます。

怖いのは、これはほとんど無意識で自動的にやってしまうことが多いということです。

卓越するればするほど、
無意識に「自分に問題がある」と受け止めたり、「悔しい思いをすること」を避けて、
本来持っているはずの「的確な診断力」が発揮されなくなります。

だから、自分が成果を出したり、技術が高まって人に教えたりするようになればなるほど。
どれだけ真摯に、悔しさを真正面から感じられるか。

これが、一生レベルアップし続けられるかをどうかを、分けます。

私自身、自分が過去に出してしまった中途半端な成果や実績に、変なプライドを持ってしまっていました。
だから、正確に診断出来なくなっていたことが多々ありました。

自己正当化せずに、現実を見る。
忘れると、ついやってしまうから、いつも肝に銘じています。