COLUMNコラム

成果が思った程出ないとき。原因は「頑張りが足りないから」ではないし、「センスがない」からでもない

こんにちは！
ロングセラー起業コンサルタント
川越恵です。

 

ビジネスのことや、音楽やスポーツでも、
時々

「成果が出ない原因は、まだ頑張りが足りないからです」

とか

「結果に繋がらないのは、センスがないからです」

みたいに言われるのを見かけます。

 

これに関しては、はっきり言い切れます。
うまくいかない原因が「センスがないから」であることは、ほとんどありません。

 

例えば、野球なら、数いる選手の中で「エース」と呼ばれるのには、
最後には「センス」や「運」の違いが出てくるかも知れません。

 

ただ、スポーツも音楽（歌や楽器）も、上達の早さに個人差はあれど、
基本的に、誰でも一定のところまでは達しますよね。

 

ビジネスも一緒で、
誰でも、一定のところまで売上を上げることはできます。
少なくとも、月５０万くらいまでは、能力や才能は全然関係ありません。

 

だから「起業やビジネスセンスがあるか、ないか」は成果に関係ありません。

 

じゃあ、センスが関係ないなら、
「頑張りが足りないのか？」「もっと頑張ればいいということか？」
というと、これも違います。

 

単に、「頑張り方」や「力の入れる箇所」が違うだけです。

 

ちょっと変な話に聞こえるかも知れませんが、

「自分には経営センスがないんだ」
「能力がないんだ」「賢くないから」「頑張れない自分が悪いんだ」

…..と考えて結論付けることは、結構な人がやりがちです。

 

そう結論付ければ、諦めてしまえるから。

 

現実が思うようにいかないとき、
人は、無意識で「自分が納得しやすい理由」を持ってきがちです。

「そうして納得して諦めて、早く楽にさせてやろう」と脳が無意識にしているのでしょうね。

 

長く活躍するロングセラー起業に大事なことの一つは、
その「楽になろう」という無意識の働きに、かんたんに流れないこと。

流されたら、すぐ諦めてしまえますからね。。。

現実がうまくいかないときは、
単に、「頑張り方」や「力の入れる箇所」が違うだけ。

うまくいかない時ほど、忘れないで下さいね。